顧問ブログ

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【女子バスケットボール】春季大会

4/19,20の日程で行われた春季大会に参加しました。

対戦相手は苫小牧総合経済高校、以前より様々な形でお世話になっている学校で、苫小牧地区の中でも上位の力を持つ強いチームです。新入生も入ってチームにも変化がある中ですべてが完成しているわけではありませんが、それでも今できるすべてをコートで表現すること、特にディフェンスとリバウンドを頑張ってチャンスをつかもうと約束して試合に入りました。

開始直後はチームのエナジーが表現でき、いいプレーも多くみられましたが、肝心のシュートがうまく入らず…プレーの強度にも差がある状況の中でプレーが重なるたびに少しずつですが確実に差が開いていき、終わってみれば28-93と大差での敗戦となりました。

またしても行きつくところはプレーの強度。繰り返しになりますが本当に難しいなと思います。チームにエナジーがある出だしは乗り切れても、プレーが重なっていくたびに明確に差がついていくのを目の当たりにして、やはりここを避けて通ることはできないなと強く感じます。

それでも、我々に下を向いて止まっている時間はありません。今回の敗戦に関しても以前の試合よりも距離は詰まっていると感じましたし、この大差で言う事ではないかもしれませんが、決して埋められない差ではないとも感じます。自分に矢印を向けて正しい努力を十分な量積み重ねること。もっと強度高く、もっと正確にプレーできるように毎日のふるまいを見直して一生懸命に頑張ること、それに尽きるのではないでしょうか。そして、それができた選手がコートに立ち、チーム全体で十分にそれができたときに目標が達成されるのだと思います。我々が目指す場所がそこにある以上は、そこを目指して最後の瞬間まで必死にもがくだけです。チームで一丸となって一生懸命に取り組みたいと思います。

さて、春季大会も終わり、いよいよインターハイ予選が近づいてきました。個人的には3年生には冬のウィンター予選まで続けてほしいなと思いますが、そこはそれぞれの選択があります。もしかしたらこのチームで活動をできるのはあと一月ほどになるかもしれません。完全に悔いのない最後というのは難しいかもしれません。それでもしっかりやり切った、このチームが成長できる限界まで成長したと言って終われるように最後の瞬間まで頑張りたいと思います。

そして、1年生が入ってきてここからはチームでの競争も激しくなります。先ほども述べましたが、チームに必要とされる振る舞いができる選手が多くプレータイムを得ることとなるでしょう。自分自身を高めることがチームを高めることにつながります。自分のすべきことに目を向けて、チーム全員で一生懸命に頑張っていきたいと思います。

末尾になりますが、大会開催にあたって尽力いただいた関係者の皆様、そして応援に駆けつけていただいた多くの方に厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

【女子バスケットボール】新学期スタート‼

苫小牧もようやく暖かくなり、春が来たなと嬉しく思います。嬉しく思っていたら始業式と入学式が終わり、新学期がスタートしています。私自身も今年度からは1学年の担任ということでまた改めてのスタートに身が引き締まる思いです。

前回のブログから、4月7日には苫小牧南高校さんに来校いただき、練習試合を行いました。少しけが人も多い中で、出るメンバーが今までの練習をどう表現してくれるのかを楽しみにしていましたが、結果、内容ともに少し寂しいものとなってしまいました。メンバーが変わる中で今まで出来ていたことが表現できなくなり、そこから立て直せずにゲームを終えてしまったように思います。

バスケットボールは5人でする競技であり、試合時間は40分です。したがって、5人×40分の200分しか1試合にチームとしてプレイできる時間はありません。もちろんその200分は皆に均等に与えられるわけではなく、チームを良くしてくれる選手(必ずしも技術的に高い選手とは限りません)が優先的に多くのプレータイムを得ることになるでしょう。もし彼女たちがもっと多くプレーし、自分の力でチームを勝利させたいと思うならば、チームの中での競争に勝って、コーチ(私です)やチームメイトに対して、チームを良くする存在だと認めさせる必要があります。

以前お話ししたバスケットから学ぶ瞬間にも通じますが、チャンスは平等にはありません。そのチャンスが来たとき、自分を表現してそれを捕まえる準備が十分にできているか、たとえそのチャンスをとらえられなかったとしても、そこから学んで次のチャンスのために準備ができるか。チームに自分を認めてもらおうと思うならば、そういったことが求められるのではないでしょうか。そして、それができていないという事はチーム全体の準備不足であり、HCである私の力量不足だなと責任を痛感しています。

それでも我々に下を向いている時間はありません。苦しい時に正しい行動をとれるのがバスケットボールの勝者であり、それができるかどうかがその人、その組織の価値を決めます。春季大会まであと一週間、しっかりと矢印を自分たちに向けて、また一生懸命に頑張っていきたいと思います。

さて、冒頭でも書いた通り4月8日に入学式が行われ、また新たに160名の仲間が入学してきました。新入生の皆さん。女子バスケットボール部では一生に頑張る仲間を大募集中です。バスケットをやっていた人、いない人、運動の得意な人、苦手な人、3年間一生懸命頑張れるならばどんな人でも大歓迎です。練習時間や場所は校内に貼ってあるポスターを見たり、先輩に聞いてもらえればと思います。まずは一度見学に来てください。部員一同お待ちしています。

【女子バスケットボール】春休み前半戦

春休みも半分が過ぎました。個人的にバタバタしていたこともあり本当にあっという間で、このまま気が付くと1学期が始まるのでしょう。

春休みの前半は長期休み恒例の練習試合ラッシュとなっており、26日には室蘭清水丘高校に来校いただいて練習試合、29,30日には帯広に遠征して帯広柏葉高校、帯広北高校と練習試合、31日には苫小牧東高校にお邪魔して東高校、苫小牧南高校、苫小牧総合経済高校、札幌西高校と練習試合、4月に入って3日には静内高校に来校いただいて練習試合を行いました。多くの試合経験を積むことができ、貴重な機会となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。帯広遠征の様子は部員ブログのほうにもアップされているので是非ご覧ください。

多くの練習試合を行い、できていることが増える一方で正直に言ってまだまだだなと思う事もたくさんあります。特に以前解決できたはずの課題を繰り返すことが多くあり、その面についてはもう少し自分自身と向き合う事や、基準を高く持って取り組むことが必要なのかなと感じます。もちろん彼女たちは人間なので、毎日同じようにプレーすることはできませんし、うまく取り組めないことがあるのは承知の上です。時にはうまく頑張れなかったり、以前できたことができなくなったりする日もあるでしょう。それでも、それをよしとしていては向上することはありません。難しい時によい選択、正しい行動をとれるかどうかが、バスケットボールの勝者となれるか否かの大きな分かれ道です。うまくいかない日にこそ自分に矢印を向け、前を向いてよい行動をとれる人間であってほしいと思います。

さて、学校は始業式、入学式に向けて一直線です。チームにも新しい仲間が増え、新たな競争も生まれてくることでしょう。そしてあと2週間ほどで春季大会、その先にはインターハイ予選が迫っています。最後の瞬間まで成長し、このチームがよくなれる限界まで良くなって終われるよう、1日1日を大切に一生懸命頑張りたいと思います。

【女子バスケットボール】新年度ご挨拶

4月1日となり、新たな年度が始まりました。

改めて今年度も顧問およびHCを務めます板倉です。チームでの活動を通して部員たちが成長できるよう、精一杯のサポートをして参りますのでよろしくお願いいたします。

そして4月から西高生になる皆さん。女子バスケットボール部では一緒に頑張る仲間を大募集中です。現在は3年生2名、2年生4名の6名で活動しており、人数は少ないですが、明るく楽しく一生懸命にバスケットに取り組んでいます。今バスケットをしている人、そうでない人、運動の得意な人、苦手な人、3年間一生懸命頑張れるならばどんな人でもかまいません。選手・マネージャー問わず募集しているので、少しでも興味のある人は是非体験に来てみてください。

さて、今日から2025年度が始まります。365日の中の1日といってしまえばそれまでですが、新たに何かを始めたり、決意を新たにするにはいい日なのではないかと思います。昨年は部活動の価値について書きました。今年は我々のチームが持つ価値について私の考えを述べたいと思います。

高校の3年間というのは特別な時間です。おそらく人生の中でも最も濃度の高い3年間であり、ただただなんとなく過ごしても十分に楽しい時間を過ごすことはできるでしょう。その中で時にはやりたいことを犠牲にしながら自分の時間を使って活動する我々のチームの価値とは何なのでしょうか。

チームの価値を考えるうえで、このチームが担うべき使命について考えるのを避けることはできません。私が考えるこのチームの使命は、「バスケットボールを通じてチームに関係する人たちの人生を豊かにすること。」です。バスケットボールはどこまで行ってもスポーツであり、人生の一部です。その人の人生の中でどのくらいの大きさを占めることになるかはその人次第ですが、一部であるという事は変わりません。人生の前にバスケットが来ることがあってはいけませんし、バスケットを使って、(あえてこの表現をします)その人の人生を豊かにするという事が、すべてのバスケットボールチームに共通する使命なのではないでしょうか。

逆に言えば、人生が豊かにならないようなバスケットへの取り組みをすべきではないですし、私自身は一生懸命にバスケットに取り組むという事がその人の人生を良いものにすると信じています。したがって、私が所属するチームでは一生懸命にバスケットをすることによってその人の人生を良いものにするという事が一番大きなチームのゴールになるのではないかと思います。

そして、人生を豊かにするのは選手やマネージャーだけではないとも思います。かかわっていただける保護者の方や応援してくれる学校関係者、OGたち、もしかしたらいるのかもしれない西高女子バスケットのファンの方、もちろん私自身も含めて、チームにかかわるすべての人たちの人生が豊かになるような活動を行いたいなと思います。そのため、学校の内外で応援してもらえるようなチーム、応援してくれる人たちに応援してよかったと思ってもらえるようなチームであることをゴールにして活動を行いたいと考えています。

そして、そのゴールを達成するために、我々のチームでは「バスケットボールゲームの勝者を目指すことを通じて、バスケットボールの勝者になる」ことを目指したいと思います。バスケットボールゲームの勝者になるということは、すなわちゲームに勝利するという事であり、我々は徹底してこれを目指したいと思います。昨今の風潮として、勝利を目指すという事があまりよしとされず、結果より過程を重視すべきであるというものがあるように感じます。しかし、私は勝利を目指さなければ過程に価値は生まれづらいのではないかと思っています。私が尊敬する指導者の方がおっしゃっていたことの一つに「必死に勝利を目指す過程こそが、最後に出る結果に価値を生む。」というものがあります。結果だけを見てしまう事は確かに間違いを生むかもしれません。しかし、勝っても負けてもいい取り組みの中で得られる負けにどれほどの価値があるでしょうか。勝利を目指して一生懸命に頑張るからこそ、届かなかったという結果からも学ぶことができ、それを通してその人の人生は豊かになると私は信じています。もちろんまだまだ我々のチームは未熟で、勝てるチームというには程遠いのが現状です。しかし、勝利を目指すという事だけは絶対に曲げずに活動をしていきたいと思います。

そして、ある意味でバスケットボールゲームに勝利することより難しいのが、バスケットボールの勝者となることです。以前からこのブログで何回かこの表現を用いていますが、バスケットボールの勝者になるとはどういうことなのでしょうか。

この日本に最後の大会を勝利して終われるチームというのは1つしかありません。高校女子カテゴリーであれば、ウィンターカップの優勝校がそれに該当し、昨年度はおおよそ6000チームの中から京都精華学園が優勝しています。したがって、究極的にはこの日本においてゲームの勝者となったといえるのは京都精華学園なのでしょう。では、それ以外のチームは敗者なのでしょうか。先ほど書いたゲームの勝利を追求するという内容とは矛盾しそうですが、私はそうは思いません。決勝で京都精華と激戦を繰り広げた慶誠高校、下級生中心のチームながら素晴らしい戦いを見せてくれた大阪薫英高校、個人的に応援したいなと思わせるようなバスケットをしていた鵠沼高校や県立小林高校。ぱっと思いつくだけでも素晴らしいチームがたくさんあり、そのどれもが勝利をつかもうと必死に取り組み、バスケットの勝者に値するチームだったと思います。(思いつくままにあげているので他の素晴らしいチームを落としています。全部書こうとするとスペースが足りません。ごめんなさい。)ここであげられるチームはウィンターカップの本選に出場しているチームであり、そのチームと戦って涙をのんだ素晴らしいチームがこの日本の中に無数に存在しているのだと思います。

ゲームの勝者になれるのは1チームです。(バスケットに引き分けはありません)そして多くのチームや選手はそれに届きません。その届かないかもしれないゴールに対して日々頑張ること、そのために己を律し、闘うこと、苦しい環境に置かれたときに正しい行動をとること、それこそがバスケットボールの勝者と呼べるもののふるまいであり、バスケットボールの勝者となるには必ずしもゲームの勝者である必要はありません。ただそれを目指して一生懸命に取り組み、それに値する行動をとり続けることに尽きるのだと思います。

そして、バスケットボールの勝者を目指すことは必ず彼女たちの人生やチームにかかわる人たちの人生を豊かにし、そのことこそが我々のチームが持つ使命であり、価値であると私は信じています。

長いうえにまとまらない文章で申し訳ありませんが、私自身は我々のチームが持つ価値や目指すべき場所をこのようにとらえています。

最後に、NBAのスーパースターであるヤニス・アデトクンボ選手がプレーオフで敗退した後の記者会見で答えた内容が私の伝えたいことを十分に表していると感じたのでシェアします。この活動を通して、彼女たちがバスケットボールの勝者となって人生を豊かにできるよう、一生懸命に頑張っていきますので、今年度も我々苫小牧西高校女子バスケットボール部を応援いただきますようよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】春休み

ようやく暖かい日も増え、苫小牧にも春の訪れを感じます。卒業式が終わって一息つくともう3学期が終わりそうで、相変わらず時間の流れについていけていないなと感じます。

前回のブログ以降、入試関連業務等で学校が休みの日も多く、全体でしっかりと練習を始められたのは今週からかなと思います。少し長めの休養をはさんで選手たちのエネルギーも感じられ、チームは良い方向に向かっているのではないかなと思います。

3/9には光洋中学校にお邪魔して光洋中、苫小牧南高校と練習試合、3/22には登別明日中等教育学校に来校いただいて合同練習、3/23には苫小牧中央高校にお邪魔して練習試合を行いました。ここまでの取り組みの中でできていること、もっとやらなければいけないことを再確認でき、実りのある練習試合となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

ここしばらくの練習を見ていて、人や組織には成長する瞬間というものがあるなと感じます。昨年もこの時期にティッピングポイントの話を書いた覚えがありますが、長い時間をかけて多くの経験をし、それが目に見えるようになる時にはある日突然成長するものなのだと改めて感じます。もちろん何もせずにある日突然成長をするわけはなく、そこに至るまでには長い時間をかけてたくさんの経験(多くの場合はうまくいかないこと)をし、自分と戦いながら成長が目に見えない時間を過ごす必要があります。それでも彼女たちが本当にバスケットから学ぶ瞬間というのは一瞬であり、その学ぶ瞬間を邪魔せず、逃さないようにすること。そしてその瞬間にバスケットから学ぶのに十分な準備ができている状態にすることが私の役目なのではないかなと思います。

冒頭にも書いた通り、明日修了式が行われ、春休みが始まります。バスケットに没頭できる貴重な時間であり、この時期の過ごし方が目標達成の可否を左右します。例によって春休み前半は練習試合を多く組んでおり、帯広への遠征も予定されています。この機会を通してチームが成長し、多くの学びを得られるよう、引き続き一生懸命頑張りたいと思います。

そして、お気づきの方もおられるかと思いますが部員ブログが復活しています。おおむね月一回程度部員が部の活動をアップしていく予定です。更新された際にはぜひ読んでいただき、Goodボタンを押していただければと思います。

【女子バスケットボール】卒業式

春は出会いと別れの季節といいます。本校でも3/1に卒業式が行われ、153名の生徒が卒業していきました。卒業式は毎年感傷的な気分になりますが、今年は私自身が3学年の担任という事もあり、例年に増して感慨深い卒業式となりました。彼ら彼女らの門出の日を笑って送り出そうと決めていたのですが、やはり3年間の成長をそばで見てきた生徒たちの卒業となると冷静ではいられず、いろいろな感情が飛び出てしまう1日でした。それと同時にその成長に立ち会えたことが本当にうれしく、教員という仕事の価値はまさにこの瞬間にあるなと改めて感じました。

バスケットボール部からも6名の生徒が卒業していきました。奇しくも全員私が1年生の時に担任をしていた生徒たちであり、入学してきたときのことを思い出しながら、彼女たちの成長を感じて誇らしい気持ちでいっぱいの1日でした。

翌日にはバスケットボール部での3年生お別れゲームも開催し、1,2年生部員との久しぶりのバスケットを楽しみながら別れを惜しみました。お別れゲームの様子についてはまた部員ブログで書いてくれるかなと思うのでここではこのくらいにしますが、ここでも彼女たちが歩んできた3年間の重さやそれによる成長を感じることができ、本当にいい思いをさせてもらった2日間でした。

3年間の成長を見てきた生徒たちの卒業に立ち会い、改めて高校時代の3年間というのは本当に特別な時間だと感じます。子供と大人のちょうど間でできることややりたいことが増える中で自分という人間をどう形作っていくか。うまくいくこともいかないことも経験する中でどのようにもがいてなりたい自分に近づいていくのか。その時間に立ち会えることこそ教員という仕事の最も価値のある部分であり、その価値と責任を感じながら日々を過ごさなければと心から思います。

願わくば彼女たちを形作るその中にバスケットというものがあれば幸せですし、このチームが彼女たちが成長していく場所であればいいなと思います。3年生にとってバスケットボール部がどういう場所だったかは彼女たちにしかわかりません。それでも最後に後輩たちの前で彼女たちが言う言葉を聞き、その振る舞いを見れば、きっとこの場所はいい場所で、彼女たちにとって好きな場所でありかつ自身を高められる場所であったのではないかと思います。

末尾になりますが、3年間物心両面において支えていただいた保護者の方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

そして3年生のみんな、本当に卒業おめでとう‼一生懸命生きて、幸せになってください。またいつでも遊びにおいで。待ってます。

【女子バスケットボール】始めること、やり抜くこと

寒い日が続きますが、チームは元気に活動しています。私は3年生の担任なので、自分のクラスが家庭学習期間に入り、朝と帰りのSHRがなくなったことが楽になったような寂しいような…なんだか落ち着かない不思議な気持ちで日々を過ごしています。

前回のブログから時間が経過して、選手たちの取り組みも少しずつ変わっているのかなと感じます。自分のできないことや弱い部分と向き合い、少しでも克服しようとする意志が練習の中で見えるようになり、チームが前を向こうとしているという事実をうれしく思います。もちろん、少し頑張り始めたからと言ってそれがすぐ形になるほどバスケットは甘い競技ではない(というよりもそんな甘い話はこの世の中にはない)ですし、もっともっと継続して正しい努力を積み重ねていく必要があるのは誰よりも選手自身が理解をしていると思います。それでもやり始めなければ何も起きませんし、やり始めるのは彼女たち自身の意志の力です。苦しい中で自分のやるべきことを積み重ねようとする姿勢こそがその人の価値を作り上げると私は信じています。彼女たちが自分たちを向上させようとする意志を持ち、それを行動に移してくれていることをうれしく思うとともに、それをサポートできるように私も一生懸命頑張らなければと改めて思います。

2/10には苫小牧東高校にお邪魔して、東高校、苫小牧南高校と合同練習を行いました。おなじみのメンバーですが、チームに怪我人が多かったという事もあり、今回は3校での合同練習という形となりました。普段やらないドリルや違うメンバーでの練習という事もあり、新しい刺激がもらえる良い機会となったのではないでしょうか。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。また、以前から何回かブログに書いていますが、この合同練習や練習試合は自分のチーム内で5on5ができないチームが集まって定期的に開催をしており、一緒に切磋琢磨する仲間が増えると嬉しく思います。カテゴリーや地区を問わず、もし興味のある指導者の方にこの文章が届きましたら西高校板倉までお気軽に連絡をいただければと思います。

さて、明日から西高校は学年末考査の考査期間に入り、練習はいったん小休止となります。いつも彼女たちにに伝えているようによいプレイヤーである前によい西高生であることが大事です。いつもバスケットに向けている情熱を学業にも向けて、一生懸命に頑張ってほしいと思います。

【女子バスケットボール】取り組むこととその姿勢

3学期も始まり、様々に状況が変わる中で忙しく過ごしています。個人的には担任を持っているクラスの残り登校日数が着々と減っていくのを少し寂しく思いながら日々を過ごしています。

1/26には苫小牧南高校にお邪魔して南高校、静内高校と練習試合を行いました。恒例となっているチーム同士での練習試合で自分たちの成長の度合いを測ろうと考えていましたが、結果から言えば出来は今一つ…どころか正直に言ってかなり悪かったように思います。試合の中で自分たちがやるべきことがぼやけてしまい、一番最初にあるべき一生懸命に取り組むことや自分の役割をやり抜こうとすることに関してもはっきりと物足りない内容だったと思います。

この結果は我々の取り組みが招いたものであり、その取り組みは我々のマインド、考え方や物の見方がつくりあげています。つまり、特に新学期が明けてからの我々の取り組みが十分なものでなく、練習に臨む姿勢や考え方を変えていかなければいけないことをなによりも如実に表しているものといえるでしょう。我々がバスケットで目標を達成し、それを通じて我々が何かを得ようとするならば、そのことに対して本当に真摯に向き合い、時には何かを犠牲にする覚悟が必要です。そのことを改めて痛感しましたし、HCとして責任を感じるとともに、チームとして危機感をもって練習に取り組まなければいけないと切実に感じます。

ただ、逆に言えば我々がそのことに気づくのが大会の当日でなかったという事は不幸中の幸いであったかと思います。今気づいて取り組みを変えられればまだ取り返す時間は残っていますし、何より気づけたという事は変わるチャンスができたという事です。そして、自分を変えるのに遅すぎるという事はなく、自分を変えたいと思った時が変わるには一番いいタイミングです。この機会を与えてくれた対戦相手に感謝し、日々の取り組みをしっかりと見直して目標に近づいていけるように一生懸命頑張りたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

さて、ここからは学年末考査、入試などで練習できる機会がぐっと減ってしまいます。数えてみると2月に練習できるのは10回あるかないか…1回1回の練習をより大事にしながら活動に取り組んでいきたいと思います。

【女子バスケットボール】本年もよろしくお願いします

遅くなりましたが、2025年初めての更新です。今年も本校女子バスケットボール部をよろしくお願いいたします。

年始は5日から練習を開始しました。正月休みで大きくコンディションを落とした選手はおらず、とりあえずは順調に滑り出せたのかなと思います。

9,10日には苫小牧市内で開催されたNew Year Campに参加しました。地区内外の強豪校と練習試合ができる貴重な機会であり、自分たちの現在地を確かめることと、強い相手にも自分たちの基準を高めてきちんと勝負しようという事をテーマにして取り組みました。結果としては、ゲームに勝利することは難しくとも自分たちのやるべきことにはフォーカスできた試合が多かったと感じます。収穫も数多くあり、選手たちも自信になった部分があるのではないでしょうか。しかいやはり強いチームには強度で対抗できないシチュエーションも多く、いつもと同じ「強度」と「継続」という課題は依然として残り続けていると感じます。(というよりはこの二つの要素こそがバスケットボールにおいて多くを占めており、試合に勝利しようとするかぎりは永遠の課題になるのではないでしょうか。)

12,13日には函館地区に遠征を行い、函館大妻高校、函館大学附属柏陵高校と練習試合を行いました。New Year Campから継続して取り組んでいることが形になってくるなど、遠征を通じてチームの向上を感じることができ、有意義な遠征となりました。また、移動に伴うコンディションの整え方など学ぶ部分も多く、貴重な経験ができたのではないかと思います。

冬休みを通じて多くの経験をして、チームは確実に向上してきていると感じます。しかしまだまだ十分ではありません。もっと早く、もっと良い方向に伸びていけるようにこれからも一生懸命頑張りたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

さて、本校では今日始業式があり、3学期が始まりました。バスケットのみに没頭できる貴重な期間は終わり、学校生活と両立しながらの日々が再びやってきます。いつも書いているように良いプレイヤーである前によい西高生であること。学校生活をきちんと送りながらバスケットにも全力で取り組んでほしいと思います。また、3学期は各種行事も多く、気を抜いているとあっという間に終わってしまいます。限られた時間の中で何に取り組むのか、どのように取り組むのか。自分自身に問い続けながら一生懸命に活動を行っていきたいと思います。

【女子バスケットボール】今年もありがとうございました

先ほど今年最後の練習が終わりました。練習後に体育館の大掃除を行って今年の活動は終了となります。

前回のブログを書いてから、インフルエンザによる学校閉鎖やそれに伴って部の活動も1週間ほどストップするなど、思うように練習を進めることができませんでした。26日には総合経済高校にお邪魔して練習試合を行いましたが、結果、内容ともにもう一つ…せっかく強い相手と試合ができる機会にそれをしっかりと生かし切ることができず、一年の締めくくりとしては少し歯がゆいものになってしまったかなというのが正直なところです。確かに苦しい状況ではありましたが、その環境を言い訳にすることはできません。苦しい時に表れるのがその組織の本質、本当の価値です。苦しい中でも自分たちがやるべきことを積み重ねられていれば練習試合ももう少し違った形となっていたのではないでしょうか。我々はついつい自分たちの置かれた状況を言い訳に使って自分を納得させようとしてしまいますが、それ以上に自分ができることはなかったのかということを常に自問自答しながら日々を過ごしていかなければと改めて強く思います。自戒の意味も込めて、来年はそういう自分、組織であれるよう、またあらためて一生懸命頑張っていきたいと思います。総合経済高校の皆さん、ありがとうございました。

さて、早いものでもう1年が過ぎ去ろうとしています。今年は我々のチームにとっても私にとっても激動の1年となりました。選手たちの気持ちが変わったことで、年明けからチームの活動がガラッと変わり、何はなくとも一生懸命にバスケットに取り組むようになりました。その中で新入生が入り、高体連に向けてチームが成長していくところ、彼女たちがバスケットを通して多くのことを学んでいく瞬間を目の当たりにすることができました。何回も書いていますが、部員たちが変わっていこうとするところ(それも私が働きかけるのではなく、自分たちの意志の力で変わろうともがくところ)を見られるのはコーチとして、そして教員としてこの上ない喜びを感じます。そして高体連が終わった後に3年生が成長した姿を見られて、本当にこの活動を一生懸命やってよかったなと思わせてもらいました。

新チームが始動してからも、夏休み、選手権での悔しい結果、そして新人戦と、いろいろな困難を乗り越えながら彼女たちが人として、チームとして学びを得ていく過程を目にすることができて、本当に幸せな1年だったなと思います。この場を借りて、1年間お世話になったすべての方にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

とは言いながら、まだまだ我々のチームは道半ばです。来年も多くの学びを得て彼女たちが成長できるよう、そしてこのチームが終わる日に、この活動に参加してよかったと心から思ってもらえるように一生懸命に頑張っていきたいと思います。

あらためて1年間ありがとうございました。来年も苫小牧西高校女子バスケットボール部を応援いただきますようによろしくお願いいたします。それではみなさん、よいお年を!!

【女子バスケットボール】バスケットの勝者

新人戦が悔しい結果に終わり、チームはまた改めて再出発をしています。前回のブログでも書きましたが、これまで積み上げてきたことをもとに、個人としてもチームとしてももっともっと向上していかなければ我々が目指す場所には届きません。進んでいる方向は悪くはないと感じるのであとはいかに自分たちの課題と向き合ってしっかりと取り組めるかという事だと思います。新人戦後に行ったミーティングでも選手たちからポジティブなエネルギーを感じることができ、このエネルギーをチームが向上する方向にしっかりと向けることが私の役目だと感じています。

今週は学校で球技大会が開かれたこともあり、練習は少し小休止といった感じでした。ここから冬休みに向けてしっかりと自分たちを高められるように、高い基準をもって自分たちのやるべきことを追求していきたいと思います。

それに関連して最近心に残ったトピックを一つ。11月の末からインカレバスケが開催され、男女の試合を楽しく観戦しています。先週女子の決勝が行われ歴史に残る大激戦(4thオーバータイム!!!)の末に白鷗大学の連覇で幕を閉じました。現在は今日行われる男子の決勝を残すのみとなっており、今年のカレッジバスケットもいよいよ大詰めだなという感じがします。

その中で、専修大学に淺野ケニーという選手がいたのをご存じでしょうか。彼は京都の洛南高校出身で私が以前京都で勤務していた時に試合会場などでプレーを目にする機会がありました。当時からサイズと柔らかいシュートタッチを持ち合わせた素晴らしい選手で、大学4年生となった彼がどんなプレーを見せてくれるのか勝手ながら応援をしていました。(直接面識はありません)

彼が所属する専修大学は準々決勝で白鷗大学に敗れてしまい、大会から姿を消すことになりました。リアルタイムでは見られなかったため、その試合の結果を見ながらどんなゲームだったのだろうと想像していたところ、以下のような動画を見つけました。

状況を整理すると試合時間は残り約1分、点差は13点。よっぽどのミラクルが起きない限りは逆転は難しい状況です。言い換えるならば「試合の勝敗がほぼ決した状況」といってもいいでしょう。その中で淺野選手は「最後まで戦っている姿を後輩に見せよう。」「俺たちは4年生だからやろう。」と仲間を鼓舞します。そしてコートに入ると泥臭くルーズボールを追いかけ、自分が仲間に言ったとおりの行いを表現して試合終了まで戦いました。

この「4年生だから」「最後まで戦う」という二つの言葉は一見論理的にはつながらないようにも見えます。この状況の中でいくら頑張っても試合の勝敗が動くことは(おそらく)ありませんし、頑張るのは下級生でも構わないはずです。この大会はトーナメントであり、多くの選手にとっては学生最後の大会なのでこの後の試合に向けてという事もありません。

しかし、この「4年生だから」「最後まで戦う」というのは間違いなく正しいことだと私は信じています。これを最後の試合の残り1分で言える4年生がいるという事が、このチームの価値を表しているのではないでしょうか。

以前から繰り返し書いていますが、私はその人や組織の価値は苦しい時によい行い、正しい行動がとれるのかという事が決めるのではないかと思っています。特に自分ではコントロールできない苦しい状況に置かれたとき(今回の件で言えば学生最後の大会が負けて終わってしまいそうなとき)にどのようにふるまうのか、おかれた環境のせいにするのか、それともその中で自分にできることをやり続けるのか。そういったことがその人や組織の価値を本当の意味で表現するのだと信じています。

そういう意味では、淺野選手のこの振る舞いはこの最も苦しいであろう瞬間に自分やチームができるすべてを行い、しかもそれが自分に利するためではなく、チームとしてどうあるべきかという基準で行われています。この動画を見たときに本当に素晴らしいと感じましたし、彼のような振る舞いができる選手がいるという事は、専修大学というチームは素晴らしいチームなのだろうなと感じます。

夏休みにオリンピックの話題でTyrese Haliburton選手を取り上げましたが、今回の件でも同じ感覚を抱きました。Haliburton選手や淺野選手はその試合の勝者とはならなかったかもしれません。しかし、もっと大きなバスケットの勝者と呼べるものにふさわしい振る舞いだったのではないかと思います。そして我々のチームも試合の勝者を目指すことはもちろん、バスケットの勝者としてふさわしい振る舞いのできるチームや人でありたいなと感じました。

長々と書いてしまいましたが、やはりバスケットを見ていく中で、それを通じて心を動かされることが本当に多くありますし、改めて素晴らしいスポーツだと感じます。この素晴らしいスポーツを通じて部員たちが大きな学びを得られるように、私自身ももっともっと向上していかなければならないと強く感じるエピソードでした。

さて、球技大会も終わり学校は冬休みに向けて一直線です。この冬休みが目標達成のための分水嶺です。年内の練習や練習試合、年明けに予定している遠征を通じてチームが向上できるよう、一生懸命に頑張っていきたいと思います。

【女子バスケットボール】新人戦地区予選結果

11/30,12/1に行われた新人大会の地区予選に参加しました。

結果は以下の通りとなり、予選リーグ0勝2敗で敗退という結果に終わりました。

【結果】

苫小牧西53-65苫小牧東

苫小牧西23-116北海道栄

第一試合の相手は苫小牧東高校。以前から練習試合含めて何度も対戦いただいており、(我々が勝手に)ライバルとして常に意識をしている相手です。組み合わせが決まった段階からこの試合にすべてをぶつけられるように準備しようとチームで約束して取り組んできたこともあり、気合十分で臨んだ試合でした。ゲームの入りで相手のシュートが高い確率で決まり、1Qが10-24と劣勢になったことで前半は苦しいゲーム展開を余儀なくされました。それでもチームでしっかりと我慢してディフェンスからリズムを作り、10点差で試合を折り返すと、3Qの半ばまでは一進一退の攻防となりました。3Qの終盤でこちらの集中が切れる時間帯ができたことで点差が広がってしまい、4Qに盛り返しましたが最終的に12点差での敗戦となりました。試合を通じてディフェンスリバウンドを安定させることができず、プレーの強度で後れを取ってしまったことが直接の敗因になったのかなと思います。

第二試合の北海道栄戦は自分たちのやってきたこと、やるべきことにしっかりと集中して取り組もうとチームで約束して試合に入りました。ディフェンスを中心に良いプレーも見られましたが、やはりプレー強度の部分で圧倒されてしまい、大差での敗戦となりました。

チームとしては苫小牧東戦では我々の時間帯があったことは確かですが、「強度」と「やり続けること」で相手を上回ることができず…やはり最後にはここに戻ってくるのだという事を痛感しています。私自身に関しても、冷静さを失い試合をうまく運べないばかりか、一緒にゲームを作ってくださる審判の方に敬意を書いた言動をとってしまったこともあり、本当に恥ずかしく思うとともに、関係者の方や選手の皆に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、いつも言うように我々には下を向いている時間はありません。変えられない過去に縛られる時間ほど無駄なものはなく、常に自身がコントロールし、変えることができる「今、自分が何をするか」という事に目を向け、努力を重ねるしかありません。もちろん反省すべきことはしっかりと反省し、行動を改め、そして決めたことに一生懸命に取り組む。バスケットに限らず何かに取り組むという事はこの繰り返しなのではないでしょうか。

そして、敗れはしましたが今回の大会を通して強い相手にも自分たちのやってきたことは十分に通用するという自信も手に入れました。このチームが始動するときに立てた全道大会出場という目標も、この先一生懸命に頑張り続けられれば決して不可能ではないと彼女たち自身も感じたのではないでしょうか。チームは正しい方向に良い速さで進んでいると感じますし、それを成し遂げている彼女たちの頑張りを改めて誇らしく思います。

さて、ここからは冬休みを経て春季大会、そしてインターハイ予選へと一気に進んでいきます。先ほどチームは正しい方向へ進んでいると書きましたが、まだまだ十分ではありません。より良い方向へ、より速い速度で進んでいかなければ我々の目標に届くことはないでしょう。自分たちが立てた目標にふさわしいチームになれるよう日々の行動を見つめなおし、一生懸命に頑張っていきたいと思います。

【女子バスケットボール】明日は新人戦

新人戦の地区予選が明日となりました。大きなけが人はなく、チーム全員で試合に臨むことができそうです。

このチームが始動して早いもので約半年、夏を経て、そして選手権で悔しい思いをして少しずつチームは向上してきました。もちろんまだまだ発展途上のチームではありますし、すべてが完成しているわけではありません。それでも彼女たちが必死になって取り組んできたことは確実にチームを、そして彼女たち自身を変えています。私が恩師にもらった言葉でいつも試合前に思い出すものに「最初と最後は気持ち」というものがあります。何かを始める時とやり切るとき、結局最後にものをいうのは気持ちの強さです。根性論といわれようが時代遅れといわれようが、これは人が何かを競う限りは変わりのない普遍の原理だと私は信じています。明日はチーム全員でその気持ちの強さをコート上に表現したいと思います。

以前お伝えした通り会場は苫小牧東高校、東高戦は10:30、北海道栄戦は13:30開始予定です。チーム一丸となり、勝ちたい思い、一生懸命な気持ちを全力でコートで表現します。ぜひ会場に足を運んでいただいて、彼女たちが輝く瞬間を見ていただければと思います。応援のほどをよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】新人戦地区予選

期末考査も終わり、新人戦に向けて仕上げの時期に入っています。

23日には光洋中学校にお邪魔して、24日には浦河高校に来校いただきそれぞれ練習試合を行いました。考査明けでコンディションが難しい部分もありましたが新人戦前の最終調整として有意義な時間にすることができました。内容については今取り組んでいる強度高くディフェンスすることやそこからの速い展開、チームとしての約束事などは少しずつ形になってきたかなと思います。永遠の課題である「やり続ける」ことも少しずつ頑張れる時間が伸びてきており、この努力を継続できれば良い方向に向かうのではないかと感じさせてくれる練習試合でした。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

さて、新人戦の地区予選が今週末に迫ってきました。以前お伝えしたとおり予選リーグは北海道栄高校と苫小牧東高校が相手となります。どちらも強いチームですし、我々のチームもまだまだ完成には程遠い状況です。それでもいま彼女たちが必死に取り組んでいることが試合会場で表現できればいいゲームができるのではと感じていますし、何より一生懸命頑張っている彼女たちの姿を多くの人に見てもらいたいと心から思います。試合時間等は下記のとおりです。ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援をいただければと思います。

あと一週間となりましたが、まだまだ向上できる余地は十分に残されています。自分たちに矢印を向け、正しい判断のもとにいいプレーを強度高く行い続けること。試合開始の瞬間まで向上し続け、今なれる一番良い自分、一番良いチームで試合に向かう事。この二つを常に心において一生懸命に頑張りたいと思います。

【女子バスケットボール】強度と継続性

いよいよ苫小牧にも雪が降りました。まだ車のタイヤを替えられていない私は来週まで積もらないことを祈りながら日々を過ごしています。

現在西高校は考査期間に入っています。考査明けに新人戦があるためごく短時間の練習を行っていますが、普段に比べればできることは非常に少なくなります。その中でどのようにして自分を高めるのかをきちんと考えながら日々の活動に取り組みたいと思います。そして何よりよいプレイヤーである前によい西高校の生徒であること。普段の練習に向ける熱量を学業にも向けて、しっかりと取り組んでほしいと思います。

少し遡って、考査期間に入る前の9日に室蘭栄高校にお邪魔して練習試合を行いました。苫小牧地区以外のチームと試合ができる貴重な機会であり、新人戦に向けて今取り組んでいることのチェックと、今まで取り組んできた課題の克服の場として試合を行いました。前半は良いシーンも多く見られ、今まで取り組んできたことと今取り組んでいることが表現できたのではないかと思います。逆に後半は集中が切れてしまう場面や、プレー強度で相手に負けてしまう場面が多く、試合を通した継続性という部分で大きな課題が残りました。出てきた課題はまたしても「強度」と「やり続けること」。本当に難しいなと感じます。しかし裏を返せばそれをしっかりとやり切れればチームがまた一つ上の段階に行けるという事でもあります。日々の取り組みをもう一回見直し、自分たちに矢印を向けて取り組んでいきたいと思います。室蘭栄高校の皆様、ありがとうございました。

さて、新人戦の地区予選が月末に迫ってきました。先日組み合わせ抽選があり、北海道栄高校、苫小牧東高校、静内高校と同じブロックとなりました。(新人戦はリーグ戦形式の開催となります。)選手権予選終了から取り組んできたことは少しずつですが確実にチームを向上させています。ぜひその姿を会場で応援していただければと思います。試合日程や会場等は決まり次第このブログで速やかにお知らせいたしますので多くの方のご声援をよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】冬本番

苫小牧もしっかりと寒くなり、我が家でも暖房の力を借りる時が来ました。冬の到来です。本州出身の私はこの先の冬本番、そして雪のことを考えると毎年この時期が非常に憂鬱になります。道民の方曰く「苫小牧は本当にいいほう」とのことですが3年たっても慣れず…今年こそは快適な冬ライフを送りたいなと切に願う今日この頃です。

チームは2年生の見学旅行も終わり、新人戦に向けて練習に取り組んでいます。全体の強度やスタンダードは少しずつ上がってきたかなと感じますが、まだまだ同じ失敗を繰り返すことも多く、自分の課題と向き合い克服していくということ、それに対して自分なりの工夫や努力をするという事がもう少し欲しいなと感じます。練習では成功ではなく成長を求め、本番の試合で成功できるよう、しっかりと自分やチームの課題と向き合ってほしいと思います。

4日には光洋中学校に来校いただいて合同練習を行いました。普段できない貴重な5対5の練習機会として、自分たちの課題を見つける良い機会となりました。また、普段は自分のことをしっかりやることが優先の1年生も中学校との合同練習となるといつもと違う役割を求められ、それに対応していく中で自分の課題を発見できることもよい機会だなと感じます。見つかった課題を解決する方法は普段の練習しかありません。週明けからまた強度高く練習できるように自分たちと向き合って一生懸命頑張りたいと思います。光洋中学校の皆様、ありがとうございました。

さて、いよいよ新人戦が1か月後に迫ってきました。再来週には期末考査も控えており、試験明け1週間で大会となります。厳しいスケジュールにはなりますが、それは以前からわかっていたこと、自分たちの置かれる環境ではなく、その中で何をするのかにフォーカスして日々の練習に取り組んでいきたいと思います。

【女子バスケットボール】練習体験会

中学3年生を対象として練習体験会を行いました。このチームでは今年から行う取り組みであり、正直に言って企画した段階では「何人か来てくれたらうれしいな」と思っていましたが、予想をはるかに超える15名の方にご参加いただくことができました。

内容については私のタイムマネジメントの甘さで十分に説明しきらなかった部分もありましたが、我々のチームがどのような雰囲気、取り組みで活動を行っているのかについてはおおむね感じていただけたのではないかなと思います。もしこのチームの雰囲気や取り組み方がいいなと思ったり、ここでバスケットをしたいと思ってくれた方がいれば、来年の4月にお会いできるのを楽しみにしています。

また、最後に参加者の皆さんにも伝えましたが、西高に進学するかどうかにかかわらず、中学校で頑張ったバスケットを皆がこれからも続けてほしいと思っています。これは私の個人的な感情ですが、バスケットはいろいろなことを学ぶことのできる素晴らしいスポーツです。(もちろんバスケット以外のスポーツもそれぞれ素晴らしさがあると思います。)チームで協力すること、自分の課題を乗り越えること、苦しい時に前を向くこと、バスケットを一生懸命頑張る中で本当に多くの財産を得られますし、何より本当に楽しいスポーツだと思います。今中学校でバスケットをしている皆さんがどのような進路に進むのかはわかりませんが、進んだ先でバスケットを続けることはきっと皆さんの人生を豊かにします。選んだ進路でバスケットを続けてほしいと心から思いますし、その場所が西高であれば最高に幸せだなと感じます。

練習体験会にお越しいただいた選手とその保護者の皆様、また開催にあたってお力をいただいた各中学校顧問の先生方、本当にありがとうございました。今回都合が合わずに参加できなかった中学生の方についても、練習見学や体験については随時受け付けています。もし希望する方がいれば、中学校顧問の先生もしくは直接西高校板倉までお問い合わせください。

さて、練習体験会も終わり、来週には2年生の見学旅行です。いつも彼女たちに伝えているように大事なのはよいプレイヤーである前によい西高の生徒であること、なにより高校生活で一番のイベントになるであろう見学旅行です。しっかりと準備をして精一杯楽しんできてほしいと思います。そしてそれが終わると期末試験、新人戦と一気に冬に向かっていきます。しっかりと自分たちがやるべきことに目を向け、バスケットも学校生活も一生懸命に頑張っていきたいと思います。

【女子バスケットボール】大事なのは強度

朝晩はしっかり寒くなり、苫小牧にもいよいよ冬が来ています。季節の変わり目で風邪が流行っているのか体調不良者も出てきていますが、自分たちのやるべきことに集中して練習を重ねています。

11月4日には本校の学校説明会があり、非常に多くの生徒や保護者の方が見学に訪れていました。毎年増えていく参加者の数に驚くとともに、それだけ多くの方に西高を見てみたいと思っていただいていることをうれしく思います。これからも西高がその期待に恥じることがなく、選んでもらえる学校になれるよう微力ながら力を尽くしていきたいと思います。学校見学会の後に行われた部活動見学にも非常に多くの参加をいただき大変うれしく思います。憧れられるというと少し言葉が大きくなりますし、まだまだそれにはほど遠い状態ではありますが、中学生の選手やその保護者の方に少しでも「西高ええやん」と思ってもらい、それに近づいていけるようにこれからも一生懸命頑張っていきたいと思います。

そして昨日12日には苫小牧南高校にお邪魔して南高校、浦河高校、静内高校と練習試合を行いました。おなじみとなったメンバーに新たに浦河高校を加えて、普段できない貴重な5対5の実戦の場とさせていただきました。以前のブログでも書きましたが、この練習会は普段5対5をするのが難しいチームが集まっておおよそ月に一回行っています。一緒に練習試合をしていただける仲間が増えると嬉しく思います。もし興味のある指導者の方がこれを見ていただいていれば地区やカテゴリーを問わず遠慮なくご連絡いただければと思います。

内容については選手権予選で負けてから取り組んでいることが少しずつ形になっているのが感じられる試合となりました。普段の練習で強調しているディフェンスの強度やトランジションのスピードは確実に改善されており、選手たちもそれを感じることができたのではないでしょうか。やはりチームの力をつける方法は普段の練習しかありません。矢印を自分に向け、高い基準で練習をすることができれば力をつけられますし、そうでなければその逆のことが起こります。当たり前のことですが、私自身も常にこのブログや普段の言動を通して確認していないとついつい忘れて方法論や戦術に流れてしまいます。実際に試合の中でも緩んでしまうときや方法論にとらわれて本当に重要な強度の部分で頑張り切れない時間帯があるなどまだまだやり続けるという部分で課題が残る内容でした。重要なのは基準を高く持ち、良い判断のもとに正しい行動を強度高くやり続けること。このことを常に胸に刻んで日々を過ごしたいと思います。お世話になった学校のみなさま、ありがとうございました。

さて、来週19日には中学生向けの練習体験会が開催されます。予想を超える多くの方にご参加いただけることとなり、非常にうれしく思います。申し込みいただいた皆様には案内のメールを送信させていただきました。もし届いていない人や申し込みを忘れてしまったが参加したい等ありましたら顧問の先生を通じてご連絡いただければと思います。当日皆さんに会えるのを楽しみにしています。

【女子バスケットボール】雌伏の時

肌寒い日が増え、ぼちぼち冬も始まるのかなという時期に来ています。年々秋が短くなり、夏が終わるとすぐ冬が来るような感じがするのは私だけでしょうか。これがおじさんになるという事かなとも思いながら日々を過ごしています。

選手権予選が終わってから改めてチームでミーティングを行い、これからの方向性を確認しました。前回のブログでも述べたように悔しい結果は我々が成長を止める理由にはなりません。チーム始動の時に全員で決めた目標に向かって改めて一生懸命頑張っていきたいと思います。

先週末には青翔中学校に来校いただき、練習試合を行いました。選手権予選で出た課題と向き合うという事を一番のテーマとして臨みましたが、結果としてはもう一つ…全てができていないというわけではないですがあらゆることが少しずつ(かつしっかりと)足りないという事が改めて浮き彫りとなる試合でした。頑張りがなかなか結果に表れずに苦しい状況ではありますが、それでもこの状況とどう向き合うのかという事、そしてこの中で何をするのかという事が我々にとっては重要です。自分たちに矢印を向けて、しっかりと一つ一つ取り組んでいきたいと思います。青翔中学校の皆様、ありがとうございました。

話は変わって、西高女子バスケットボール部では10月19日に中学3年生対象の練習体験会を開催します。高校でもバスケットを続けるか迷っている人、進学先として西高を少しでも考えている人、バスケットのうまい下手にかかわらずどんな人でも大歓迎です。詳細については各中学校の顧問の先生宛にお知らせを送らせていただいているので、その案内から申し込みをお願いします。多くの方の参加をお待ちしています。

【女子バスケットボール】選手権予選結果

9/21,22の日程で行われた選手権の苫小牧地区予選会に参加しました。

対戦相手は苫小牧総合経済高校、以前から様々な形でお世話になっているチームで、目指すべき目標として背中を追い続けている存在でもあります。新チームになってから初めての公式戦でもあり、すべてが完成しているわけではありませんが、その中でも夏を通じて取り組んできたディフェンスとトランジション、そしてオフェンスのチームムーブといった自分たちが目指してきたバスケットを表現すること、それを通してその日になれる一番よい自分、チームになって勝利を目指そうと約束して試合に入りました。

試合の入りはチームのエナジーを感じるプレーが多くみられましたが、1Qの半ばから徐々に相手の強度に対応できなくなり、最終的には20-102という大差での敗戦となってしまいました。特にディフェンスリバウンドを安定させることができず、セカンドチャンス、サードチャンスを与えてしまい失点を重ねることとなりました。やはり強いチームに対してプレー強度の部分で対抗することが難しく、ここを乗り越えない限りは目標に届くことはないという事実を痛感する試合でした。

悔しい結果ではありますが、下を向いている時間は我々にはありません。アメリカのテキサス大学でアメリカンフットボールのコーチをしていたダレル・ロイヤルという人が選手にあてて書いた文章の中にこんな一節があります。

「フィールドでプレーしたことのある者ならば、誰でも屈辱を味わったことがあるはずだ。負けたことのない選手など、いまだかつて存在したことはない。

だが、一流の選手は、自分のそれまでの努力に報いようと、全てを尽くしてすみやかに立ち上がろうと努める。並の選手は、立ち上がるのが少しばかり遅い。

そして、敗者はいつまでもフィールドに横たわったままである。」

今の状況を嘆くことは誰にでもできます。しかし、この苦しい状況の中で何をするのか、良い判断、正しい行動をとり続けられるかといったことがその人や組織の価値を決めるのではないでしょうか。この結果を受け止め、何をするのか、どうやって強いチームのプレー強度に耐えられるチームになるのか、日々の取り組みを一から見直し、また一生懸命に頑張っていきたいと思います。

末尾ではありますが、応援していただいた皆様、運営にあたり尽力いただいた会場校をはじめとする関係者の皆様に深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

【女子バスケットボール】選手権予選

朝晩はかなり肌寒く、いよいよ苫小牧にも秋が近づいてきているなと感じます。本校では今週末まで中間考査が行われており、金曜から本格的なチーム練習を再開しています。

14日には浦河高校に来校いただき練習試合を行いました。選手権予選に向けての最後の実戦機会として、今まで取り組んできたファンダメンタル、チームムーブがどこまでできるのかという部分に焦点を当てて試合を行いました。結果としてはもう少しかなというのが正直なところです。自分たちのやるべきこと、やれることを十分に遂行できず、選手たちも悔しい思いをしたのではないでしょうか。翌日の練習では、できなかったことを解決しようと目的意識をもって練習に取り組んだり、朝早く来て練習前にシュート練習をしたりする部員の姿が見られました。自分を変えるのに遅すぎるということはありません。そして何かに心を動かされ、自分を変えたいと思った時が変わるには一番いい時です。前回のブログでも書きましたが、成功の鍵は「やり続けること」です。周囲の状況ではなく自分に矢印を向けて、やるべきこと、正しいことをやり続けられるチームを目指してこれからも頑張ります。浦河高校の皆さん。遠いところをありがとうございました。

さて、タイトルにも書いたように選手権予選(個人的には「ウィンター予選」のほうが馴染みがありますが、苫小牧の方はこう呼ばれることが多いですね)が来週の土日に迫ってきました。以前お知らせしたとおり対戦相手は苫小牧総合経済高校、会場も苫小牧総合経済高校で21日の13:30試合開始です。新チームになって初めての公式戦。まだまだ完成には程遠いチームではありますが、今我々にできることに全力で取り組み、一生懸命に勝利を目指します。できる限り多くの方にその姿を見ていただければと思います。ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】夏の終わりとHaliburton

朝夕は肌寒い日も増えて来て夏の終わりを感じる今日この頃です。早いもので今日で夏休みも終了、バスケットボールに集中できる期間は一区切りで、また学校生活と両立しながらの日々が始まります。いつも部員には伝えていますがよい選手である前によいチームメイトであること、よいチームメイトである前によい西高生であることを我々のチームでは大事にしています。新学期が始まればすぐに体育祭、そして中間考査です。良い西高生であれるように切り替えて学校生活も頑張ってほしいと思います。

お盆明けからは18日に登別明日中高教育学校に来校いただいて練習試合、25日には苫小牧南高校にお邪魔して南高校、苫小牧東高校、静内高校と練習試合を行いました。できるようになったこと、まだできないことが明確になり、多くの学びを得て夏休みを終えることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

この夏休みに行った多くの練習試合を通じて「やり続けること」の難しさを感じています。一回成功することがあってもそれを持続することが難しかったり、頑張れるときや頑張れる日があってうれしく思うと次の日にはそれが難しくなっていたりと、チームは生き物だなと感じるとともにこの「やり続けること」をしっかりとできるチームにならなければ自分たちの望む結果を得るのは難しいなという事を改めて感じます。一見簡単に見えて難しいことではありますが、「やり続けられる」チームを目指してまた一生懸命に頑張っていきたいと思います。

それに関連して夏休みに気になったニュース(と呼んでいいのか?)を一つ。

この夏は例年より多くバスケットの試合を観た夏になりました。中でもパリオリンピックでの各国代表の試合を観るのは楽しく、日本代表の活躍と合わせて多くのゲームがみられて幸せな夏となりました。男女ともにアメリカの優勝となりましたが、アメリカの男子代表にTyrese Haliburtonという選手がいたのをご存じでしょうか。

このHaliburton選手は普段所属するNBAチームではエースであり、昨年度のNBAのアシスト王にも輝くスター選手です。しかし、スーパースターのそろうアメリカ代表では中心選手とはならず、(自身のケガもあったようですが)6試合で合計25分程度の出場にとどまり、準決勝、決勝では全く出場しないという結果となりました。プライドの高いNBAのスター選手がこの扱いを受ければ腐ってしまってもおかしくなさそうなものですが、試合中も笑顔を絶やさずに仲間のプレーを鼓舞する姿が印象に残っていたところ、オリンピックが終わったころにこんな投稿を目にしました。

彼はオリンピック期間中に439回微笑み、76回仲間にドリンクを運び、284回ハイタッチをして、1439回手をたたいて仲間を鼓舞したそうです。(ホンマかいな笑)本当に数えたのかはわかりませんが、少なくとも私以外にも彼のふるまいを心にとめた人が少なからずおり、こういう形で称賛をされることになったのだと思います。

いつも部員の皆にも伝えていることですが、我々は自分がどのような環境に置かれるかをコントロールすることができません。しかし、その環境の中でどのようにふるまうのかは自分自身が100%コントロールできることです。Haliburton選手が示したように、どのような環境でも自分ができることを探してそれをしっかりと行うことで、良いふるまい、人に尊敬される行動ができるのだという事を改めて実感しました。我々の置かれている環境も難しいことはたくさんありますが、それを言い訳にせずその環境の中でどのようにふるまうのかに焦点を当てて取り組んでいきたいと思います。

先ほども書いたように夏休みが終われば体育祭、中間試験、そしてあっという間に選手権予選です。先日組み合わせ抽選があり、相手は苫小牧総合経済高校に決まりました。練習試合等でいつもお世話になる相手であり、非常に強いチームです。自分たちが何に取り組むのか、どのようにふるまい何をやり続けるのか、しっかりと考えながら日々を過ごしていきたいと思います。

それでは最後にそんなHaliburton選手が金メダル獲得を報告するときの茶目っ気たっぷりの投稿を紹介して終わりにしたいと思います。

(訳:グループワークで何もしていないのにA評価をもらった時)

 

【女子バスケット】夏休み前半戦終了

今日はお盆休み前最後の練習でした。前回のブログでも書いた通り夏休みの前半はとにかく練習試合を多く組んでおり、2週間で遠征含む7回の練習試合と少しハードなスケジュールとなりました。選手の人数が少なく、部員たちもかなりしんどい部分があったと思いますが何とか食らいついてきてくれ、チームとして少しずつ強さが出てきたなと感じます。何より大きなけががなくこのスケジュールを乗り切れたことをうれしく思います。

前回のブログ以降も8/5に明野中学に来校いただき合同練習、8/6には苫小牧総合経済高校にお邪魔して練習試合、8/9には室蘭清水丘高校に来校いただいて合同練習を行いました。それぞれ選手たちが課題と向き合う良い機会となり、やはり5対5で練習ができるということが本当に大切だなと改めて感じます。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

チームとしてのスタンダードは着実に上がっていると感じる一方で、やはりまだまだ強度の部分で足りないことが多いなと改めて思います。特に強いチームとの対戦ではプレー強度の違いで自分たちのやりたいことをさせてもらえずに試合が終わってしまうという経験を昨年から何回もしてきており、そこの部分で追いつかない限りは勝負の土俵にも上がれないという事を再確認できた夏休みの前半でもありました。

チームの強度を上げていくのは難しいことですし少なからず困難さや苦しさも伴います。しかし、今年自分たちで掲げた目標を達成するためにはこれを避けて通ることはできません。チーム全員で普段の練習から見つめなおし、強度を求めて取り組んでいきたいと思います。

明日からお盆休みに入り、チームの活動は小休止となります。しっかりとリフレッシュし、休み明けにまた元気な姿を見せてほしいと思います。そして夏休みが明ければ試験期間を挟んですぐに選手権予選です。今取り組んでいることが試合の中で表現できるように、休み明けからまた一生懸命に頑張りたいと思います。

【女子バスケットボール】夏休みスタート‼

また更新の間が空いてしまいました。西高祭、学期末と忙しくしている間にいつの間にか夏休みに突入してしまっています。時間が過ぎる速さが年々加速していくのを感じるとともに今以上に時間を大切にしないとなと思います。

さて、夏休みに入って一週間が過ぎました。この夏休みはとにかく試合を多くやるというテーマで取り組んでおり、特にお盆までの前半に集中して練習試合を組んでいます。7/28には苫小牧中央高校にお邪魔して中央高校と練習試合、7/31から8/2にかけては夏の遠征として7/31に登別明日中等教育学校で行われたTOYA CAMP、8/1,2には岩見沢緑陵高校で行われた空知交流大会に参加し、多くの高校と対戦する機会に恵まれました。特に夏の遠征では3日間で7ゲーム分の経験ができ、多くの学びを得ることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

練習試合を通じて1ゲームごとに変わっていくチームを見るのはとても面白く、コーチをやっている喜びの多くはここにあるなと改めて感じます。それと同時にやはりバスケットは5対5のスポーツであり、5対5の練習をすることで得られるものが多くあるなと感じます。限られた環境ではありますが、できる限り選手が成長する機会を提供できるようこれからも積極的に対外活動を行っていきたいと思います。

この練習試合を通して得た学びを生かすも殺すも自分たち次第です。見つけた課題を解決し、できないをできるにする方法は練習以外にありません。基準を高く持ち、まずはお盆までの時間を大切に過ごしたいと思います。少しハードな日程でけが人も出てしまっているので、コンディションには気を付けながら、それでもその日になれる一番いい自分、一番いいチームを目指して毎日頑張りたいと思います。

【女子バスケットボール】練習試合と西高祭

苫小牧もかなり暑くなり、夏の到来を感じます。6月の半ばには期末試験があり、練習のできない日が2週間ほど続きました。試験明けの練習のコンディションが少し心配でしたが、明けの日からしっかりと練習ができており、暑い中でも自分たちのやるべきことに集中して頑張っています。

先週末には苫小牧南高校にお邪魔し、南高校、苫小牧東高校、苫小牧高専と練習試合を行いました。もはやおなじみのメンバーになりつつある3校に高専さんを加えて、貴重な実戦の機会とすることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

4校ともに人数の都合で自チームだけでは5対5の練習ができないという苦しい環境ではありますが、その中でも協力し合って少しでもいい環境を選手に用意できるように工夫をしていきたいです。そして、ほかにも似たような境遇のチームがもしあれば一緒に協力し合うことができればと考えています。この文章を誰が読んでいるのか(そもそも誰か読んでいるのか笑)わかりませんが、もし興味のあるチーム関係者の方に届きましたら、ご遠慮なく連絡をいただければと思います。

試合の内容に関しては、少しずつバスケットとしていいプレーもできてきましたが、全体としてはもう少しかなというのが率直な感想です。特に攻守の切り替えや次のプレーへの意識、ディフェンスのハリーバックといった気持ちや気づき一つで改善できる部分が多く見られたので、そこは大きな反省の材料として取り組まなければと思います。自分たちで掲げた高い目標を達成できるのか、それとも目標のままで終わらせてしまうのかは私たち次第です。当然ですが高い目標に対しては高い意識と基準が求められます。少しでも早くそこに近づき、自分たちで高い基準をもって取り組めるようにまた練習を頑張っていきたいと思います。

今週の末から学校全体で西高祭の準備に入り、練習はしばらくお休みとなります。学校行事も学校の大事な一部分。様々な挑戦をしてクラスでも役割を果たし、何より行事をしっかりと楽しめるチームであってほしいなと考えています。そして西高祭が終わればすぐに夏休みです。しっかりとバスケットに取り組み、良い夏休みにできるよう、一生懸命に頑張っていきたいと思います。

【女子バスケットボール】新チーム始動‼

高体連支部予選の終了をもって3年生は引退し、先週の頭から新チームが指導しています。今まで3年生に引っ張ってもらっていた中でそれぞれに新たな役割を担うこととなり、自分たちのあり方を模索しながらの日々が始まっています。

新チームの開始にあたって全員でミーティングを行い、目標を「全道大会出場」と定めました。現状を考えれば非常にタフな挑戦ですが、部員全員で一生懸命頑張ることができれば決して不可能ではないと考えています。3年生が残してくれた文化を引き継いで、胸を張ってこの目標に向かいたいと思います。ぜひ我々の挑戦を見守り、応援いただければと思います。

先週末には白老中学校、沼ノ端中学校に来校いただき、練習試合を行いました。新チームになってからほとんど練習をしないままに行った練習試合であり、いろいろと粗の目立つところもありながらもまずは一生懸命にプレーすることに焦点を当てて取り組みました。白老中学校さん、沼ノ端中学校さん、ありがとうございました。

これから1年間まずは一生懸命に取り組み続けること、その中で自分たちの基準を自分たちで押し上げていくこと、それがかなわなければ先ほどの目標は絵に描いた餅となってしまうでしょう。まずは秋の選手権に向けてチーム一丸となって頑張りたいと思います。

昨日から学校の試験期間に入り、練習は一時休みとなっています。良いプレイヤーである前に西高の良い生徒であるためにも、体を休めながらしっかりと学業に取り組んでもらいたいと思います。そして、試験期間が明けて本格的に練習が始まるときに、彼女たちの目標に対する情熱がみられることを期待しています。

また新たなシーズン、1年間一生懸命に頑張りたいと思います。応援のほどをよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】高体連支部予選

5/23,24,25の日程で行われた高体連の支部予選が終了しました。少し気持ちの整理もついたところでブログを更新しようと思っていたら1週間がたってしまいました。ご報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。

結果は以前にお伝えした通り1回戦で伊達開来高校に勝利、2回戦で苫小牧中央高校に敗れて大会を終えることとなりました。

1回戦の伊達開来戦は相手のゾーンディフェンスに対して少し攻めあぐねる時間帯もありましたが、苦しい時間帯もしっかりと我慢してディフェンスからリズムをつかみ、終わってみればすべてのクウォーターで相手を上回ることができました。特にディフェンスとリバウンドで頑張れたことが勝利につながり、目指していたバスケットに近い形で勝利をつかむことができました。

2回戦の相手はまたも中央高校。以前の対戦から強いチームであることや厳しいプレッシャーの中でプレーしなければいけないことは予想できましたが、それでも自分たちのやってきたことを表現し、勝ちに行こうと全員で約束して試合に入りました。試合では開始から予想以上の圧力を受けて厳しいゲームとなってしまいましたが、その中でも部員たちは全員で最後まで前を向き、戦う姿勢を見せてくれました。

結果については最後はHCである私の責任です。私の力が足りず、最後を勝って終えられなかったことを悔しく、申し訳なく思います。このメンバーでもう少しやりたいなというのが正直な気持ちですが、これでこのチームは解散となりまた新たなシーズンが始まることとなります。

3年生とは私が昨年の4月に顧問、HCに就任してからともに多くのことを経験しました。最初は環境の急激な変化に戸惑うことも多く、うまくコミュニケーションがとれなかったりお互いの気持ちをうまく表現できなかったりでぶつかることもあり、練習もままならないという時期もありました。正直に言ってお互いに「しんどいな、もういいかな」と思ったこともあったかと思います。その中でもあきらめず、一つ一つ問題と向き合い解決してこれたこと、それを通してチームになれたことを本当にうれしく、誇らしく思います。そして、最後のミーティングで後輩たちに話している姿を見て3年生の成長を感じるとともに、その場所に一緒にいられたこと、このチームが彼女たちが成長していく場所であったことをとても幸せに感じます。

以前から繰り返し述べているように、私は部活動の価値は自分と向き合いながら一生懸命に頑張ることにあると考えています。彼女たちが自分たちのなりたい姿を定め、それに向けて一生懸命になれたこと、それが伊達開来戦での勝利という形で結実したこと。その気持ちと姿こそが彼女たちがチームにいた価値であり、3年生が引退した後もその背中を見た後輩たちがそれを受け継ぎ、良いチームを作っていくだろうと思います。舞花、萌桃、彩華、優空、深澤、山本、お疲れさま。本当によく頑張りました。一緒に頑張ってくれてありがとう。

末尾になりますが、3年間支えていただいた保護者の方々、応援いただいた関係者の方々に改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

【女子バスケットボール】高体連支部予選結果速報

1日目の結果です。

苫小牧西66-48伊達開来

チーム一丸となり勝利することができました‼

明日は苫小牧市総合体育館で10:30試合開始です。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援のほどをお願いします‼

 

【女子バスケットボール】いよいよ‼

先ほど高体連支部予選前の最後の練習が終了しました。大きなけがはなく、選手11名マネージャー2名の13名全員で大会に向かうことができそうです。

先週末の18日は静内高校、白老東高校、19日に苫小牧南高校に来校いただき、合同練習を行いました。本番前の最終チェックとして、良い実戦機会となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

さて、いよいよ明日から高体連の支部予選が開催されます。負けてしまったところでこのチームは解散となり、3年生にとってはバスケットに本気になれる最後の機会になるかもしれません。

思えばこの一年いろいろなことがありました。去年の4月に顧問、HCとなり、思うようにいかないことや難しいことも多く経験しました。このブログでは年が明けてからのポジティブな面しか書いていませんが、もちろん良いことばかりではなく、特に昨年の秋までは胸を張って人に言えないようなことも少なからず経験しました。それは部員たちも同じで、特に3年生は顧問の交代やそれに伴う急な環境の変化で難しい1年だったのではないかと思います。

その中で確実に言えることは、今この瞬間に彼女たちが一生懸命に頑張っているという事です。スタートの地点は少しずれてしまったかもしれませんが、今彼女たちが勝利を目指して必死に自分たちを向上させようとしていることは紛れもない事実です。

もちろんその努力をもっと長い期間続けているチームも当然存在し、少し頑張ったからと言ってそれが結果になるほどバスケットボールという競技が甘くないことも重々承知しています。それでも、この彼女たちの一生懸命な思いが何とか結実してほしいと心から思いますし、それを実現することこそが私のHCとしての仕事だと強く感じます。

私がバスケットを教わった尊敬する先生がよく言っていた言葉に「最初と最後は気持ち」というものがあります。最初の気持ちは彼女たちからもらい、それを種火にして今日までチームは成長してきました。最後も気持ちです。試合終了の笛が鳴るまで全力でプレーし、勝ちたい思い、一生懸命な気持ちをチーム全員でコート上で表現したいと思います。皆様の応援をよろしくお願いいたします。

 

高体連組み合わせ

高体連支部予選の組み合わせと試合時間が正式に決まりました。前回のブログで書いた通り初戦の相手は伊達開来高校、23日の11:00より苫小牧南高校で試合が行われます。勝利を目指して部員一同一丸となって頑張ります。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援のほどをよろしくお願いいたします‼

札幌遠征

5/11,12の連休を利用して、札幌への遠征を行いました。11日は札幌創成高校で創成高校、札幌静修高校と練習試合、12日は札幌東高校で札幌東高校、小樽潮陵高校と練習試合を行いました。お世話になった高校の皆様、本当にありがとうございました。

高体連支部予選までに実戦を通して課題を発見できる最後の機会と位置付けて、現在チームで取り組んでいること(技術・戦術)ができているか、チームで戦うための準備ができているかという部分に焦点を当てて試合を行いました。

結果としてはできている部分もありながらもう少しという部分も目立ち、少し歯がゆい結果だったかなというのが正直な感想です。1年生が入り、スターター、ローテーションにも変化がある中で、これまでの取り組みと今回の遠征で得た課題をあと10日でどこまで突き詰められるかが勝負のカギだと改めて感じます。多くのことを求められる中でも選手たちは必死に食らいついてきてくれており、何とかこの思いを結実させられるようにあと1週間頑張りたいと思います。

今回の遠征では札幌という比較的近い場所だったこともあり、現地集合が可能なご家庭には現地集合をお願いしました。いつも思うことですが、チームの活動は保護者の方のご協力なしには成り立ちません。日々の活動一つとっても家庭でそれを支えてくれる保護者の方がいるから成り立つものであり、さらに練習試合や土日の練習の送り迎え、遠征になれば費用負担といったようにあげていけばきりがありません。この機会に今一度感謝を述べさせていただきたいと思います。いつも本当にありがとうございます。そして、部員の皆にも自分たちの活動が多くの人に支えられていることを理解し、感謝の思いを持って日々を送ってほしいと強く思います。

さて、いよいよ高体連の支部予選会が来週末に迫ってきました。先週の金曜には抽選会があり、(某強豪私学の横を引くことに定評のある板倉は緊張して戻しそうになりながらくじを引きました…)1回戦の相手が伊達開来高校に決定しました。会場等はまだ決まっていませんが、決まり次第このブログで速やかにお知らせします。部員たちの一生懸命な姿や成長したところ、輝いているところを一人でも多くの人たちに見てほしい。これが今の私の素直な気持ちです。平日開催で難しいとは思いますが、ぜひ会場に足を運んでいただき、チームへの声援をいただければと思います。チームで一丸となり勝利を目指して一生懸命頑張りますので、応援のほどをよろしくお願いいたします‼

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークを迎え、ようやく苫小牧にも桜が咲いています。そして、この連休を利用して、多くの練習試合を行う機会に恵まれました。

4/28には室蘭清水丘高校に来校いただいて練習試合、5/4には苫小牧東中学校で多くのチームと練習試合ができました。5/6は稚内大谷高校に来校いただき、この3日間で合計約7ゲーム分の経験を積むことができました。お世話になった学校の皆様方、本当にありがとうございました。

自分たちが取り組んできたことでできるようになっていることも多く、チームがまた新たなステップに入って向上していることを強く感じるとともに、日に日にたくましくなっていく選手たちを見るのは本当にこの上ない喜びを感じます。1年生も今自分にできることや自分がやるべき課題に対してしっかりと取り組んでおり、その一生懸命な姿を見られることもうれしく思います。まだまだ課題は多く残っていますが、この成長を維持してあと3週間でいける限界まで良いチームになれるように頑張ります。

この期間特にうれしかったことを一つ。試合や練習を通じて出た課題を解決する速度が、以前と比較にならないほど速くなっていると感じます。ひとつ前の試合でできなかったことが次の試合で形になり、その次の試合では別の課題を解決できるようになっている。このことは一人ひとりがチームの課題と向き合ってしっかりと考えながらプレーしていることの証左だと思いますし、キャプテンを中心としてコミュニケーションが取れていることの証でもあるかと感じています。そして、このできないことをできるように取り組むプロセスというのはバスケットに限らずよい人生を歩むうえで必要不可欠なことであり、以前のブログでも述べたようにそれこそが部活動の大きな価値であると私は考えています。もちろん課題のすべてを解決できるわけではありませんし、うまく取り組めないこともあります。それでも自分たちで解決を目指そうという姿勢を持ち、努力を始めた時点ですでに彼女たちは勝者であり、それが実を結ぶかどうかにかかわらずその過程には大きな意味があるのでないでしょうか。そして、その取り組みをうまく結実させるようにサポートするのが私の仕事であり、それができる自分でいなければならないと責任の大きさを改めて痛感しています。

さて、いよいよ高体連の支部予選まで一月を切りました。来週末に札幌への遠征、それが終わると仕上げの時期に入ってきます。個人としてもチームとしてもまだまだ向上できる余地はたくさん残っています。できる限りの成長をして、最後の日に笑って終われるよう一生懸命に頑張りたいと思います。

春季大会

4/20,21の日程で行われた苫小牧地区の春季大会に参加しました。相手は苫小牧中央高校、苫小牧地区のトップシードであり、公式戦で当たるのはこれで4大会連続…我ながらよく引くなと思います。当然強い相手ですが、自分たちがこれまで積み上げてきたものをしっかり出せるように準備をして臨みました。

 結果から言うと48-119での敗北。試合を通して相手の圧力を受けることが多く、それをはねのけられないままに試合が終わってしまったように思います。結果のみを見れば100点ゲームでの大敗であり、チームとして何も変わっていないように受け取られてしまうかもしれません。しかし、以前の対戦とは大きく異なり、しっかりとバスケットをする中でスキルやフィジカルな部分、判断の能力が少しずつ(しかし確実に)足りずに負けてしまったゲームと感じました。

試合が終わった後に本当に悔しいと感じましたし、次に対戦することがあればもっとやれるとも感じます。(私が悔しがったり希望を持ったりしてもしょうがないですが、試合後の選手の顔を見ていても近いことを感じているのではないでしょうか。)そして、何より厳しい試合の中でも最後まで自分たちのやりたいことを表現しようとし、いつもしている「その日になれる一番いい自分、一番いいチームを目指す」という約束を最後まで果たそうとしてくれた選手たちを誇りに思います。

さて、いよいよあとひと月で高体連支部予選がやってきます。3年生にとってはバスケットに本気になれる時間の終わりが着実に近づいています。最後の瞬間まで成長し続け、バスケットに取り組んでよかった、この部で活動をしてよかったと思ってもらえるように皆で一生懸命に頑張っていきたいと思います。

入学式

苫小牧も暖かい日が増えて春らしくなってきました。

4月8日に始業式も行われ、新たな年度の始まりとなりました。私自身も3学年の担任として改めてスタートとなり、ついこの前入学してきた生徒がもう3年生になるのかという時の流れの速さに驚くとともに初心忘れるべからずの精神で頑張らないとという気持ちで気合十分です。

始業式の少し前の4月6日には苫小牧総合経済高校さんにお邪魔して、練習試合を行いました。総合経済高校さんは私がこのチームを見始めてから初めて練習試合をしていただいたチームであり、それ以来ずっと目指すべきチームとして背中を追いかける存在です。今回の試合では少しその背中が近くなったのを実感でき、前回のブログでも書いたチームの成長を改めて感じることができました。しかし、まだチームとして胸を張って対等といえる状態には程遠いことも改めて実感でき、まだまだ頑張らなければいけないなと決意を新たにする一日でもありました。

苫小牧総合経済高校の皆様、ありがとうございました。

さて、4月8日には入学式も行われ、160名の新たな仲間が入学してきました。入学された生徒の皆様、保護者の皆様、おめでとうございます。長いようで短い3年間の高校生活、西高でよかったなと思って卒業していけるような3年間になることを祈るとともに、それを助けられるように頑張らなければいけないなと思います。

そして、入学生の皆さん、一緒にバスケットボールをしましょう‼

女子バスケットボール部は個性豊かな部員が楽しく一生懸命に活動を行っています。以前のブログでも書いたように、バスケットの経験や、運動の得手不得手は全く関係ありません。3年間一生懸命頑張れる人ならば誰でも大歓迎です。ぜひ一度、体育館に遊びに来てください。(できれば運動できる服装を持って )

練習の時間はこのページの一番上や校内に貼ってあるポスターに載っています。もしわからないことがあれば先輩や担任の先生に聞いてもらっても構いません。

選手、マネージャー問わず多くの新入生の参加をお待ちしています。

帯広、苫小牧、ティッピングポイント

二日続けての投稿です。

とはいうものの前回の投稿からまた間が空いてしまいました。年始に立てた「試験期間を除いて2週間に1回の更新」という目標を早くも達成できておらず恥ずかしい限りです。もっと自分に厳しくならなくては…

さて、3月の末から多くの練習試合をさせていただきました。3/23には明野中学校さんに来ていただき、3/27,28には帯広まで遠征を行い、帯広柏葉高校さん、帯広三条高校さんと練習試合をさせていただきました。苫小牧に帰ってきてから4/1には苫小牧東高校さんにお邪魔し、苫小牧東高校さん、苫小牧南高校さん、室蘭栄高校さん、札幌西高校さんと練習試合を行いました。

各試合を通して選手・チームが成長していくところが毎日見られ、コーチとしてこれほど嬉しいことは無いなと思いながら、それでもまだまだチームとして取り組むべき課題もたくさん残っていると感じた1週間でした。お世話になった高校、中学校の皆様、本当にありがとうございました。

この期間チームを見ていて過去に読んだ本の内容を思いだしました。読んだのが数年前なので完全に覚えているわけではないのですが、「個人が集団が変化するとき、その変化の速度は比例直線の形をとらない。」というものです。誰かや何かが成長をするときには必ずティッピングポイントと呼ばれる地点があり、そこに至るまでは端から見ると変化がにぶいあるいは変化していないように見える期間があるということです。もちろんその間にも内部では小さな変化が積み重なっているのですが、なかなか表面に出てくることはなく、その小さな変化が積み重なってティッピングポイントを超えたときに、外部からも見て取れるような爆発的な変化がおこるそうです。(間違っていたらごめんなさい)

当時この本を読んだ時には「そうなんや」くらいの感覚しかなかったのですが、この数週間のチームを見ているとまさにそれが起こっているのではないかということが実感として感じられ、「こういうことだったのか」と腑に落ちる経験をしています。もちろんまだまだチームとしても組織としてもよくしていかなければいけない部分は山ほどありますし、このままいい方向に行き続ける保証などどこにもありません。それでも今この瞬間のチームの成長に立ち会えている喜び(部員のみんなもそれを感じてくれていると嬉しい‼)をひしひしと感じ、これこそがコーチ、あるいは教員という仕事の醍醐味だなと感じています。

春季大会まであと3週間、高体連予選までは2か月です。最後の最後まで成長し、このチームが行ける限界まで行ったと言って終われるチームを目指してこれからも頑張ります‼

新年度ご挨拶

4月1日となり、新たな年度が始まりました。

改めて今年度も顧問およびHCを務めます板倉です。チームでの活動を通して部員たちが成長できるよう、精一杯のサポートをして参りますのでよろしくお願いいたします。

そして4月から西高生になる皆さん。女子バスケットボール部では一緒に頑張る仲間を大募集中です。現在は3年生6名、2年生3名の9名で活動しており、人数は少ないですが、明るく楽しく一生懸命にバスケットに取り組んでいます。今バスケットをしている人、そうでない人、運動の得意な人、苦手な人、3年間一生懸命頑張れるならばどんな人でもかまいません。選手・マネージャー問わず募集しているので、少しでも興味のある人は是非体験に来てみてください。

ここで少し私自身の思いを書きたいと思います。

前回のブログでも書きましたが、高校生にとっての3年間というのは非常に密度が高く、価値のある時間です。楽しいこともたくさんあり、楽なことをしながらなんとなく学校生活を送っていても十分に楽しい時間を過ごすことはできるでしょう。その中で、自分の時間を使いながら部活動に打ち込むことの価値とは何なのでしょうか。

もちろん、部活動をしていた方が進学や就職で有利だとか、部活動による人間形成がその後の人生において評価されるとかそういった実利的な話もあるのかもしれません。しかし、せっかく自身の貴重な時間を使って活動するのにそれだけでは少しさみしいような気がします。

今回改めてそのことについて考え、私は部活動の価値というのは大きく三つあるのではないかと考えています。

一つ目は仲間との活動であるということ。彼女たちにとってチームの仲間というのは学校生活で一番長い時間をともに過ごす相手となるでしょう。楽しいことやうれしいこと、時には辛いこと、思うようにいかないことをともに分かち合い、一緒に頑張るという経験は生涯においてかけがえのない仲間を作ることにつながると思います。また、様々な仲間とチームとして過ごすことで、人との関係やその中で自分がどう振る舞うのかということについて学ぶことができます。

二つ目にうまくいかないことを学ぶということ。先ほども少し書きましたが、3年間の活動は楽しいことだけではありません。辛いことも経験しますし、うまくいかないことも多くあります。時には理不尽な思いをしながらそれでも前を向かなければいけないときもあるでしょう。特にバスケットというスポーツはその競技の構造上難しいことやできないことが非常に多く、弱者にとって残酷なスポーツです。誤解を恐れずにはっきりと言うと活動をしていく上で大多数の人にとってはうまくいかないことが非常に多くの割合を占めることになるでしょう。そのことと向き合い、どう行動するか、どうやってうまくいかないことを少しでもうまくいくようにするのか。そういった試行錯誤の経験は必ず人生において大きな財産となると考えています。

そして最後に一生懸命頑張る経験をするということ。頑張ると聞くと当たり前のように感じるかもしれませんが、一生懸命頑張る経験というのは意外と人生の中に多くありません。特に昨今は世の中が非常にソフトになり、ともすれば「頑張らないこと」「頑張らせないこと」をよしとする風潮があるように感じます。(このことについて是非を論じてるわけではありません…)しかし、人生において胸を張って「自分はこれを一生懸命に頑張った」といえることを作ることは、非常に大きな価値を持つと思っています。そして、何かを一生懸命必死になって追いかけ、それがうまくいかなかったとしても何かを失うわけではない。言わば「必死になって失敗できる」のは学生時代までではないでしょうか。先ほど述べたように、バスケット部での活動はうまくいかないことの方が多いでしょう。それでも自分と向き合い一生懸命頑張ることが、その人の人生を必ず良いものにすると私は信じています。そしてそれをする環境を用意できるということこそが部活動が提供できる一番大きな価値なのではないでしょうか。

長くなってしまいましたが、私は部活動の価値というものをこういう風に捉えています。そして、自分のチームはこのような価値を提供できる場所であるように私自身も一生懸命頑張らなければいけないと思っています。

【顧問】卒業式

前回の更新から少し間が空いてしまいました。学年末考査、卒業式、学力検査と行事が続き、思うように練習ができない日が続きましたがその中でもやれることに集中して活動しています。

これだけ練習できない日が続くと久しぶりの練習がうまくいくか不安でしたが、休み明けの練習で大きく体力を落としている選手がいなかったのが印象的でした。各自で考えてコンディショニングしてきたのでしょうか。だとしたら素晴らしいですね。いずれにしろ練習の強度を落とさずに春休みに入れそうです。当たり前かつ小さいことかもしれませんがこういう部分でもチームの成長を感じることができて本当にうれしく思います。

さて、少し遅くなりましたが3月1日に本校でも卒業式が行われました。女子バスケット部からは卒業する生徒はいませんでしたが、卒業生たちの姿を見ると色々な思いが頭をめぐり、少し感傷的な気分になってしまいました。それと同時に今の2年生もあと1年で卒業すると考えると時の流れの速さを感じるとともに何とも言えない気分になります。

バスケットボール部での活動は彼女たちの学校生活における一部分です。しかし、高校の3年間という非常に濃い時間の中で時間の多くを費やし、時には自分の時間や他にやりたいことを犠牲にして取り組むものであり、ただの一部分だけではないことも事実です。3年間が終わるとき、さらにその先の人生の中で振り返ったときにバスケットボール部での活動やそれを通じた人間関係が彼女たちの財産になり、一生懸命取り組んでよかったと心から言ってもらえるような活動でありたいと強く思います。そしてそれをサポートするに足るようにもっと私自身も成長をしなければならないなと決意を新たにする一日でもありました。

【顧問】試験期間

少しずつ春の雰囲気を感じる今日この頃、西高校は今週から学年末考査の試験期間となっています。
当たり前ですが西高のバスケットボール部でいるためには西高の生徒である必要があります。練習が休みの分、普段の練習に臨む熱量を勉強にも向けて頑張ってほしいものです。

さて、試験期間に入る少し前の2/10に苫小牧東高校にお邪魔して苫小牧東高校さん、苫小牧南高校さんと練習試合をさせていただきました。両校ともに苫小牧市内にあり、公式戦、練習試合でも多く対戦させていただくことで自分たちの実力や実力を試させていただける相手です。今回の練習試合では以前の対戦からの自分たちの成長を実感できた部分も多く、実りのある練習試合となりました。
苫小牧東高校さん、苫小牧南高校さん、ありがとうございました。

成長を実感できた一方で、試合を通しての継続性や相手ディフェンスのプレッシャーに対する対処などまだまだ取り組むべき課題も多くあるのも事実です。試験が明けるとすぐに春休み、そして春季大会、インターハイ予選があっという間にやってきます。自分たちの課題と向き合い、最後の日に笑えるよう一生懸命に練習していきたいと思います。

【顧問】練習試合

2月に入り寒い日が続く中ですが、チームは元気に活動しています。
最近は週に1回トレーニングルームでのウェイトトレーニングも取り入れ、ストレングスの面でも他のチームに負けないように取り組んでいます。

先週の土曜には室蘭清水丘高校さんに来校いただき、練習試合を行いました。
年明けから取り組んできたトランジションの切り替えやディフェンスのハリーバック等練習の成果が見られる場面があり嬉しい思いもありながら、リバウンドを中心にまだまだ取り組んでいかなければいけない課題も多いなと感じた試合でした。
室蘭清水丘高校の皆さん遠いところをありがとうございました!!

2月は推薦入試や学年末考査等で練習の機会が限られてしまいますが、1回1回の練習を大切にしながら頑張っていきたいと思います。

【顧問】JBA指導者講習会

 いつも本校女子バスケットボール部を応援していただきありがとうございます。顧問の板倉です。
寒い日が続き、体調が気にかかる季節ですが、その中でもチームは精力的に活動しています。走るメニューが増え、選手たちは大変なところもあるかとは思いますが、一生懸命に取り組んでくれています。

 さて、私事ですが先日江別で開催されたJBAのコーチ講習会に参加してきました。全道から40名強のコーチの方が集まっており、多くの出会いと学びのある2日間でした。自分自身のコーチングについて他のコーチの方からのフィードバックももらい、自分の見えていなかった弱点やくせを見つめなおすいい機会となりました。

 チームも私自身ももっともっとレベルアップしなければいけませんし、そのための努力を怠ってはいけないなと強く感じた2日間でした。

【顧問】新年ご挨拶

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
本年も女子バスケットボール部への応援をよろしくお願いいたします。
昨年はなかなかホームページを更新できず、皆様に部の様子を届けることができなかったと反省しています。
今年は更新の頻度を増やし、保護者の方や関係者、中学生の皆さんに西高女子バスケの魅力を少しでも発信することができるように頑張ります。

さて、年が明けてから多くの練習試合を行いました。
1/8には緑陵中学校との練習試合、1/9,10にはNew Year Campに参加して多くの学校と対戦する機会に恵まれました。
1/13,14には函館遠征を行い、13日には函館大妻高校、函館中部高校、14日には函館大学附属柏陵高校との練習試合を行いました。
試合を行う中で多くの気づきを得られ、これからの練習に対する取り組みも変わっていくのではないかと期待しています。
また、函館遠征ではこのチームとして初の遠征だったこともあり、活動を通して多くの思い出、財産を得られたのではないかと思います。

これからも日々の練習や活動を通して様々な経験をし、学んでいけるよう頑張りますので、応援のほどをよろしくお願いします。

新人戦支部予選会

いつも応援ありがとうございます。
12月の2日、3日に苫小牧総合経済高校で開催された新人戦の支部予選会に参加しました。
結果は以下の通りで、予選リーグ敗退という結果になりました。
次は春季大会そして高体連に向けてまた練習を頑張りますので変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
【結果】
苫小牧西41-108苫小牧中央
苫小牧西33-106苫小牧総合経済
苫小牧西68-48苫小牧南

選手権大会支部予選会

いつも応援ありがとうございます。
9/23,24に選手権大会の支部予選が開催されました。
結果は1回戦負けという悔しいものとなってしまいました。
次は新人戦に向けて改めて練習を行っていきますので、変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
【結果】
1回戦 苫小牧西26-128苫小牧中央

【女子バスケットボール部】高体連支部予選会

いつも応援ありがとうございます。
5/25,26,27に室蘭市の栗林商会アリーナで行われた高体連支部予選会に出場しました。
1回戦で苫小牧中央高校に敗戦という悔しい結果に終わりました。
次は秋の選手権に向けて練習を積んでいきますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。
【結果】
1回戦 苫小牧西43-108苫小牧中央

【女子バスケットボール部】春季大会

いつも応援ありがとうございます。
4/22,23に苫小牧総合経済高等学校にて春季大会が行われました。
高体連に向けてまた練習を頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします。
【結果】
苫小牧西52-85苫小牧東