【女子バスケットボール】選手権予選結果
9/21,22の日程で行われた選手権の苫小牧地区予選会に参加しました。
対戦相手は苫小牧総合経済高校、以前から様々な形でお世話になっているチームで、目指すべき目標として背中を追い続けている存在でもあります。新チームになってから初めての公式戦でもあり、すべてが完成しているわけではありませんが、その中でも夏を通じて取り組んできたディフェンスとトランジション、そしてオフェンスのチームムーブといった自分たちが目指してきたバスケットを表現すること、それを通してその日になれる一番よい自分、チームになって勝利を目指そうと約束して試合に入りました。
試合の入りはチームのエナジーを感じるプレーが多くみられましたが、1Qの半ばから徐々に相手の強度に対応できなくなり、最終的には20-102という大差での敗戦となってしまいました。特にディフェンスリバウンドを安定させることができず、セカンドチャンス、サードチャンスを与えてしまい失点を重ねることとなりました。やはり強いチームに対してプレー強度の部分で対抗することが難しく、ここを乗り越えない限りは目標に届くことはないという事実を痛感する試合でした。
悔しい結果ではありますが、下を向いている時間は我々にはありません。アメリカのテキサス大学でアメリカンフットボールのコーチをしていたダレル・ロイヤルという人が選手にあてて書いた文章の中にこんな一節があります。
「フィールドでプレーしたことのある者ならば、誰でも屈辱を味わったことがあるはずだ。負けたことのない選手など、いまだかつて存在したことはない。
だが、一流の選手は、自分のそれまでの努力に報いようと、全てを尽くしてすみやかに立ち上がろうと努める。並の選手は、立ち上がるのが少しばかり遅い。
そして、敗者はいつまでもフィールドに横たわったままである。」
今の状況を嘆くことは誰にでもできます。しかし、この苦しい状況の中で何をするのか、良い判断、正しい行動をとり続けられるかといったことがその人や組織の価値を決めるのではないでしょうか。この結果を受け止め、何をするのか、どうやって強いチームのプレー強度に耐えられるチームになるのか、日々の取り組みを一から見直し、また一生懸命に頑張っていきたいと思います。
末尾ではありますが、応援していただいた皆様、運営にあたり尽力いただいた会場校をはじめとする関係者の皆様に深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。