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【女子バスケットボール】新人戦地区予選結果

11/30,12/1に行われた新人大会の地区予選に参加しました。

結果は以下の通りとなり、予選リーグ0勝2敗で敗退という結果に終わりました。

【結果】

苫小牧西53-65苫小牧東

苫小牧西23-116北海道栄

第一試合の相手は苫小牧東高校。以前から練習試合含めて何度も対戦いただいており、(我々が勝手に)ライバルとして常に意識をしている相手です。組み合わせが決まった段階からこの試合にすべてをぶつけられるように準備しようとチームで約束して取り組んできたこともあり、気合十分で臨んだ試合でした。ゲームの入りで相手のシュートが高い確率で決まり、1Qが10-24と劣勢になったことで前半は苦しいゲーム展開を余儀なくされました。それでもチームでしっかりと我慢してディフェンスからリズムを作り、10点差で試合を折り返すと、3Qの半ばまでは一進一退の攻防となりました。3Qの終盤でこちらの集中が切れる時間帯ができたことで点差が広がってしまい、4Qに盛り返しましたが最終的に12点差での敗戦となりました。試合を通じてディフェンスリバウンドを安定させることができず、プレーの強度で後れを取ってしまったことが直接の敗因になったのかなと思います。

第二試合の北海道栄戦は自分たちのやってきたこと、やるべきことにしっかりと集中して取り組もうとチームで約束して試合に入りました。ディフェンスを中心に良いプレーも見られましたが、やはりプレー強度の部分で圧倒されてしまい、大差での敗戦となりました。

チームとしては苫小牧東戦では我々の時間帯があったことは確かですが、「強度」と「やり続けること」で相手を上回ることができず…やはり最後にはここに戻ってくるのだという事を痛感しています。私自身に関しても、冷静さを失い試合をうまく運べないばかりか、一緒にゲームを作ってくださる審判の方に敬意を書いた言動をとってしまったこともあり、本当に恥ずかしく思うとともに、関係者の方や選手の皆に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、いつも言うように我々には下を向いている時間はありません。変えられない過去に縛られる時間ほど無駄なものはなく、常に自身がコントロールし、変えることができる「今、自分が何をするか」という事に目を向け、努力を重ねるしかありません。もちろん反省すべきことはしっかりと反省し、行動を改め、そして決めたことに一生懸命に取り組む。バスケットに限らず何かに取り組むという事はこの繰り返しなのではないでしょうか。

そして、敗れはしましたが今回の大会を通して強い相手にも自分たちのやってきたことは十分に通用するという自信も手に入れました。このチームが始動するときに立てた全道大会出場という目標も、この先一生懸命に頑張り続けられれば決して不可能ではないと彼女たち自身も感じたのではないでしょうか。チームは正しい方向に良い速さで進んでいると感じますし、それを成し遂げている彼女たちの頑張りを改めて誇らしく思います。

さて、ここからは冬休みを経て春季大会、そしてインターハイ予選へと一気に進んでいきます。先ほどチームは正しい方向へ進んでいると書きましたが、まだまだ十分ではありません。より良い方向へ、より速い速度で進んでいかなければ我々の目標に届くことはないでしょう。自分たちが立てた目標にふさわしいチームになれるよう日々の行動を見つめなおし、一生懸命に頑張っていきたいと思います。