【女子バスケットボール】インターハイ予選
5/22,23,24の日程で行われたインターハイ支部予選が終了しました。チームとして一段落し、気持ちの整理をつけている間に一週間たってしまいました。
お伝えしている通り、結果は1回戦で苫小牧総合経済高校に敗れて大会を終えることとなりました。
以前も少し書きましたが、総合経済高校さんは私がこのチームを見始めて初めて練習試合をさせていただいた相手でもあり、目指すべきチームとして(勝手に)背中を追い続けているチームの一つです。今回の試合では我々のチームもいい仕上がりで、胸を張って勝負ができるところまで来たという気持ちと、それでも強い相手に勝てるかという不安が入り混じった状態で試合を迎えました。
初めて試合をする会場であり、うまくいかないことや普段と違う事もある中で、まずは強度、具体的にはディフェンスとリバウンド、そしてそこからのトランジションで上回ること。試合の最初からエナジーを全開にして、食らいつけるところまで食らいついてゲームの最後までそれを出し切ろうと約束してゲームに入りました。
1Qの出だしは我々のやりたいバスケットが表現でき、特に強度の高いディフェンスから早い展開を続けられたことでよい試合の入りができました。2Qに相手の3Pが当たりだしたところで逆転されてしまい、けが人も出る中で強度を維持できずにじりじりと点数が開いていく展開になり、最終的には47-75という結果になりました。
結果としては大きく差の開いた試合となってしまいましたが、決して下を向かなければいけない試合ではなかったと思います。今年は総合経済高校と公式戦で多く(4大会で3回‼)当たる中で明らかに以前のゲームとは内容が違いました。試合を通じて我々の時間帯も多くあり、本当に胸を張って勝負ができたゲームだったと思います。結果については最後はHCである私の責任です。選手たちには今できることをやり切ったという事に対して胸を張ってほしいなと思います。まだまだ3年生と一緒にバスケットをしたいと心から思いますが、それはこれから彼女たちが決めること。チームとしてはいったん一区切りとなります。
今年の3年生は2人しかおらず、下級生のころからずっと試合に出続けていました。キャプテン筆頭に本当に真面目に練習する代で、人数が少なく、練習も限られる中でとにかくコツコツと3年間練習を積み重ねてきました。その積み重ねた練習(特にディフェンス)はこの試合でも決して彼女たちを裏切らなかったと思います。
以前のブログでも書きましたが、このインターハイという大会を勝って終われるチームは日本に一つしかありません。では日本によいチームは一つしかないのかというと私は決してそんなことはないと思います。負けてこれを言うのが本当に悔しく、情けなく思いますが、バスケットボールゲームの勝者になれずとも、バスケットボールの勝者になるチームは必ず存在すると私は信じています。我々のチームがバスケットボールの勝者に値するチームであったかは自分たちにはわかりません。それはこれからの彼女たちの人生や、我々のチームのふるまいによって表現されていくのでしょう。彼女たちがバスケットやこのチームから教わったことが彼女たちの人生によい影響を与え、彼女たちの人生が豊かになってほしいと心から思います。
末尾になりましたが、大会運営にあたり尽力いただいた関係者の皆様、3年間支えていただいた保護者の皆様、応援いただいたすべての人に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
杏樹、那緒、3年間お疲れさまでした。よく頑張りました。一緒に頑張ってくれて本当にありがとう。また一緒にバスケットしましょう。