顧問ブログ
【女子バスケットボール】ウィンター予選組み合わせ
朝晩はだいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じます。秋が来たという事は冬が来るという事。毎年書いている気がしますが、名古屋出身の私はとにかく北海道の冬におびえています。今年こそは快適な冬を送りたいと切に思います。
西高校では先週末まで中間試験が行われており、チームとしての活動はかなり制限される状態でした。それもあって試験明けの練習のコンディションが心配でしたが、チーム全体として悪くない状態で練習できており、きちんと試験期間中にもコンディションを作ってきたのかなと嬉しく思います。
15日には苫小牧南高校にお邪魔して合同練習をさせていただきました。本番前の最終調整として、5対5での実戦を経験することと、戦術的な到達度をチェックすることをテーマにして取り組みました。結果はまずまずといったところで、このままいければ本番でもいい試合ができるのではないかと思えるような内容でした。強度や戦術の遂行度はある程度のところまで高まっていると感じるので、あとは細かいところを修正することと、簡単なエラーをどれだけ減らせるかというところかと思います。チームとしての仕上がりはまずまずかなと思いますが、これに満足していては我々の目指す場所にはまだ届きません。大会までの1週間も自分たちを高められるようにしっかりと取り組んでいきたいと思います。苫小牧南高校の皆様、ありがとうございました。
そして、ウィンター予選の試合時間と会場が正式に決定しました。1回戦は下記の通り、9/20の9:00から苫小牧東高校にて苫小牧東高校と対戦します。彼女たちが輝く姿をぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。お忙しい中とは思いますが、会場に足を運んでいただいて、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。
【女子バスケットボール】夏の終わり、そしてウィンター
お盆が終わり名残を惜しんでいるうちに今日から2学期が始まりました。お盆休みは実家のある名古屋と大学時代を過ごした関西に帰り、久しぶりにのんびりと過ごせたかなと思います。しっかりと充電できた分いろいろなことに情熱をもって取り組みたいと思います。
お盆休みに入る前には恒例となったOGを交えての運動会とBBQ大会を行いました。詳細は部員ブログで書いてくれているのでここでは割愛しますが、久々に会うOGたちと楽しいひと時となりました。とは言ってもこの3月に卒業した学年なのでたった3か月会っていないだけですが、それでも久しぶりに会うと彼女たちが確実に大人になっていることが感じられてうれしく思います。いくつになってもOGたちが帰ってこられる場所としてこのチームがあるように、つながりを大事にして活動を行っていきたいと思います。
お盆休みが明けてからも20日に苫小牧南高校に来校いただいて合同練習、24日には静内高校に来校いただいて練習試合を行いました。夏休み前半の練習試合で出た課題をクリアしているかを確認する意味でも、非常に有意義な時間となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
夏休みを通して、チームは確実に前に進んでいると感じます。前回のブログでは思うようにいかないことばかり言ってしまいましたが、それでもその中で一生懸命に取り組んでいることは決して彼女たちを裏切っていないと強く思います。チームとしてまだまだ解決すべき課題は山積みですが、それでも夏休みに入る前と比べればバスケットの質は大きく向上していると言っていいでしょう。この成長をさらに加速させること、もっといい方向にもっといい速度でチームが進むようにしていくことが私の仕事です。これからも基準を高く持って、毎日の活動を一生懸命に取り組んでいきたいと思います。また、新学期が始まりバスケットだけに集中できる幸せな時間は終わりました。よいプレイヤーである前によい西高生です。教室でも体育館でも自身を高められるように、チーム一丸となって頑張りたいと思います。
さて、夏が終わるともうウィンターカップ予選になります。先日組み合わせ抽選会があり、1回戦の相手は苫小牧東高校に決まりました。いつも合同練習や練習試合でお世話になる学校であり、個人的には私がこのチームを見始めて最初に公式戦で戦った相手でもあります。試合会場や時間は正式に決まり次第このブログでお知らせします。チーム一丸となり勝利をつかみたいと思いますので、ぜひ会場に足を運んでいただいて、応援のほどをよろしくお願いします。
【女子バスケットボール】夏休み前半戦
暑い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私が苫小牧に来てから年々暑くなっている感があり、このままいくと数年後には本州と変わらなくなるんじゃないかと不安な日々を過ごしています。
夏休みが始まり、暑い中でもチームは元気に活動しています。夏休み前半は恒例の練習試合ラッシュで、7/27には白老中学校・白翔中学校に来校いただいて練習試合、7/30,31,8/1には夏の遠征として、札幌日大高校、札幌東高校、岩見沢緑陵高校にお邪魔してそれぞれ練習試合、苫小牧に帰ってきて8/6にはウトナイ中学校にお邪魔して練習試合、8/10は苫小牧南高校にお邪魔して南高校、苫小牧東高校、苫小牧総合経済高校、室蘭清水丘高校と練習試合をさせていただきました。この期間で多くの実戦経験を積むことができ、チームとして向上する良い機会となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
とはいうものの、夏休み前半を振り返ると、率直に言って「思い通りにいかんかったなあ」でした。夏の遠征では津波の影響や体調不良などで思うように試合をこなせず、そのほかにもけが人が出たこともあってチームとしてこの機会を十二分に生かすことができたかというと少し物足りなかったかなというのが正直な気持ちです。もちろん自然環境はノーコントロールですし、どれだけ気を付けていても体調不良になることはあります。一生懸命にプレーすればするだけ怪我のリスクもありますし、人数が少ない状況でやっているのでなおさらのことです。部員達それぞれは一生懸命にやっている中でのことなので何が悪いという事を言いたいのではありませんが、それでもこれだけ思い通りにいかないことが続くとなんだかなあというのが正直なところです。(私の日頃の行いがよほどよろしくないという事なのでしょうか…)
その中でよかったのは、チームの構成員が誰一人として「だからできない」というメッセージを発さなかったことかなと思います。いつも言う事ですが、苦しい状況、難しい状況の中で何ができるかがその人や組織の本当の価値であり、バスケットボールの勝者とそれ以外を分ける大きな要素です。そういう意味では、この難しい状況の中でもプレーする選手が前を向いて、自分にできることを探して必死に取り組む姿勢が見られたのは、チームとしての成長を感じられる場面だったかなと思います。
さて、夏休みも一区切りという事で最近心に残った話題を一つ。私は東京医療保健大学の恩塚亨さんという指導者が非常に好きで、よくクリニックビデオを見て参考にさせていただいています。少し前まで女子日本代表のHCをされていて、日本でももっとも有名な指導者の一人なので今更私が紹介するまでもない方なのですが、最近見たクリニックビデオの中で非常にいいことをおっしゃっておられたので紹介したいと思います。ドライブに対する合わせを指導する中で、ボールレシーバーがスペーシングを怠ったり、レシーブの声が出ないという事に対して、恩塚さんはこのようなことを言われていました。(覚えている内容を私の解釈含めて書いているのでもしかしたら少し表現は異なるかもしれません)
「ゲームの勝敗というものを考えたときに、やれることをやらずに負けるというのは悔しくない?スペーシングをすることや声を出すことは誰にでもできることで当然やった方がいいこと、それをやらずにいることが原因で負けるのは悔しくない?」
ここまではある程度よく聞く話で、私自身も似たような話をすることがあります。それに加えて恩塚さん曰く
「当然やった方がいいことを毎回きちんとやり切れる自分になるのかどうかっていうのは大きな問題だと思うよ。」
何気ない一言かもしれませんが、この後半を聞いて、今我々が掲げているバスケットボールの勝者というのはこういう事なのかと少しわかったような感じになりました。恩塚さんはよく「どういう自分になるのか」という表現を使って話をされますが、まさにこれこそが「どういう自分になるのか、やった方が当然いいことをきちんとやり切る自分になるのか、そうでない自分のままでいるのか」という分水嶺なのではないでしょうか。
我々が普段生活する中でも、当然やった方がいいことだけど少しやるのが億劫なことというものがしばしば現れます。(というより、我々の生活はそういったものであふれているのではないでしょうか。)そしてそういったものは往々にして、一回するのは簡単でも毎回毎回継続することが難しいものであったりします。そのやった方がいいことを毎回毎回きちんとやり切る自分でいるのか、あるいは億劫さに流されてやれない自分のままなのか。これを分けるものこそ我々の意志の力であり、バスケットボールの勝者とそれ以外を分ける大きな境目ではないでしょうか。コートの上でそれがやり切れればゲームの勝者に近づき、バスケットでやり切れる人は普段の生活でもそれをやり切ることができるでしょう。そのことはバスケットの勝者になることへとつながり、彼女たちの人生を必ず豊かにしてくれると思います。
バスケットをしている中でこういった発見をできることが数多くあり、そのたびに本当に面白い競技だな、人生の時間を費やすに値する価値がある取り組みだなと思わされます。その価値や良さをもっともっと発信できるよう、まずは我々がその価値を体現できるチームになれるようにこれからも取り組んでいきたいと思います。
さて、明後日からチームはお盆休みに入ります。お盆が開ければすぐに新学期、バスケットに集中できる幸せな期間はあと少しです。そして2学期が始まればすぐに試験、それが終わるとウィンターカップの予選となります。限られた時間の中で少しでもチームが向上して試合に向かえるよう、また一生懸命に頑張りたいと思います。
【女子バスケットボール】西高祭と夏休み
苫小牧でも30℃を超える日があるなど本格的に夏の訪れを感じる今日この頃です。西高祭も終わり、学校としてはあと少しで夏休みといった感じでしょうか。そして、またまたお久しぶりの更新です。西高祭でバタバタしている間にうっかり1学期が終わりそうになってしまい、何かよくわからずに焦っている自分がいます。言い訳せずにやることにしっかりと取り組まなければ…
西高祭では様々なところで活躍する部員の姿を見ることができました。よい選手である前によい西高生。行事ごとに一生懸命に取り組めるところは我々のチームの良いところの一つかなと思います。クラスでも体育館でも他者によい影響を与えられる存在であれるよう、これからも頑張りたいと思います。
西高祭明けから暑い中でもチームは前に進んでいます。7/13には光洋中学、苫小牧東高校、苫小牧南高校に来校いただいて合同練習、7/19には苫小牧中央高校にお邪魔して練習試合を行いました。合同練習はおなじみのメンバーに光洋中を加えて、いつもと少し異なる雰囲気での練習となりました。いつもは引っ張れる側の下級生も、中学生との合同練習では相手を引っ張る側に立たなければならず、いつもと違う役割の中でよい経験ができたのではないかと思います。19日の練習試合は、新チーム初の練習試合だったこともあり、今段階で何ができて何ができないのかをチェックしようというテーマで臨みました。結論から言えば強度で全く相手にならず…強いチーム相手ですがもう少し日頃の練習を表現してほしかったかなというのが正直なところです。部員の皆にも伝えましたが、これが取り組みの基準です。まずはこの強度に耐えられるチームにならなければ、強いチームに対して勝負の土俵に上がることすらできないでしょう。強度と継続性、このブログで幾度となく取り上げたテーマですが、今年もそれとしっかり向き合い、基準を高くもって頑張っていきたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
さて、冒頭でも書いたようにいよいよ夏休みが目前に迫ってきました。例年のごとく夏休みは練習試合を多く組んでいますし、7月末から8月にかけては遠征も予定されています。暑い夏になることが予想されるのでまずはコンディションをしっかりと整え、毎日毎日しっかりと成長できるよう、夏が終わったときに個人としてもチームとしても一回りたくましくなった姿が見せられるように頑張っていきたいと思います。
【女子バスケットボール】新チーム始動
ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。インターハイ予選が終わり、試験期間もあってバタバタとしているうちにいつの間にか時間が…このブログに限らずやるべきことをついつい先延ばしにしてしまいます。いつも思う事ですがもう少し自分に厳しくあらねば…
インターハイ予選の結果を受けて新チームが始動しています。チームの始動にあたり改めて目標の確認を行い、今年のチームの目標はシード権の獲得になりました。現状苫小牧地区には4チームのシードチームがあり、そのどこかに勝つという事になります。どのチームも手ごわいチームですし、くじ運もあるのでどこと当たるのかはコントロールできません。その中で目標をを達成するためには我々がもっともっとステップアップしなければならないことは明白です。3年生の中にもウィンター予選までチームとして活動したいと言ってくれた選手もおり、まずは選手9名、マネージャー1名の10人でチーム一丸となり、ウィンター予選でどのチームと当たってもきちんと勝負ができるように一生懸命頑張りたいと思います。
6/22には苫小牧南高校、苫小牧東高校に来校いただいて、合同練習を行いました。テストが明けてからほとんどの時間をファンダメンタルに費やしてきており、チームとしての準備はほぼない状態で他のチームとの活動となりました。いいプレーも随所に見られながら、全体としてはまだまだこんな感じかなというのが正直なところです。まずは選手各自がレベルアップすること、そしてそれを通してチームとしての力の総和を上げていくという事がこの時期には必要不可欠だと思います。戦術や方法論にとらわれず、まずは強度とファンダメンタルに重点を置いて取り組んでいきたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
さて、言っている間にもう7月、本校では7月といえば西高祭です。いつも部員の皆には伝えていることですが、よい選手である前によい西高生、何より1年で1番大きな学校行事です。クラスでも存在感を発揮してもらい、行事ごとをしっかりと楽しめる人間であってほしいなと心から思います。
そして西高祭が終わるとすぐに夏休みです。1年で最もチームが伸びる時期といっても過言ではないでしょう。このチャンスに十分に成長できるよう、しっかりと準備を整えて夏休みを迎えたいと思います。
【女子バスケットボール】インターハイ予選
5/22,23,24の日程で行われたインターハイ支部予選が終了しました。チームとして一段落し、気持ちの整理をつけている間に一週間たってしまいました。
お伝えしている通り、結果は1回戦で苫小牧総合経済高校に敗れて大会を終えることとなりました。
以前も少し書きましたが、総合経済高校さんは私がこのチームを見始めて初めて練習試合をさせていただいた相手でもあり、目指すべきチームとして(勝手に)背中を追い続けているチームの一つです。今回の試合では我々のチームもいい仕上がりで、胸を張って勝負ができるところまで来たという気持ちと、それでも強い相手に勝てるかという不安が入り混じった状態で試合を迎えました。
初めて試合をする会場であり、うまくいかないことや普段と違う事もある中で、まずは強度、具体的にはディフェンスとリバウンド、そしてそこからのトランジションで上回ること。試合の最初からエナジーを全開にして、食らいつけるところまで食らいついてゲームの最後までそれを出し切ろうと約束してゲームに入りました。
1Qの出だしは我々のやりたいバスケットが表現でき、特に強度の高いディフェンスから早い展開を続けられたことでよい試合の入りができました。2Qに相手の3Pが当たりだしたところで逆転されてしまい、けが人も出る中で強度を維持できずにじりじりと点数が開いていく展開になり、最終的には47-75という結果になりました。
結果としては大きく差の開いた試合となってしまいましたが、決して下を向かなければいけない試合ではなかったと思います。今年は総合経済高校と公式戦で多く(4大会で3回‼)当たる中で明らかに以前のゲームとは内容が違いました。試合を通じて我々の時間帯も多くあり、本当に胸を張って勝負ができたゲームだったと思います。結果については最後はHCである私の責任です。選手たちには今できることをやり切ったという事に対して胸を張ってほしいなと思います。まだまだ3年生と一緒にバスケットをしたいと心から思いますが、それはこれから彼女たちが決めること。チームとしてはいったん一区切りとなります。
今年の3年生は2人しかおらず、下級生のころからずっと試合に出続けていました。キャプテン筆頭に本当に真面目に練習する代で、人数が少なく、練習も限られる中でとにかくコツコツと3年間練習を積み重ねてきました。その積み重ねた練習(特にディフェンス)はこの試合でも決して彼女たちを裏切らなかったと思います。
以前のブログでも書きましたが、このインターハイという大会を勝って終われるチームは日本に一つしかありません。では日本によいチームは一つしかないのかというと私は決してそんなことはないと思います。負けてこれを言うのが本当に悔しく、情けなく思いますが、バスケットボールゲームの勝者になれずとも、バスケットボールの勝者になるチームは必ず存在すると私は信じています。我々のチームがバスケットボールの勝者に値するチームであったかは自分たちにはわかりません。それはこれからの彼女たちの人生や、我々のチームのふるまいによって表現されていくのでしょう。彼女たちがバスケットやこのチームから教わったことが彼女たちの人生によい影響を与え、彼女たちの人生が豊かになってほしいと心から思います。
末尾になりましたが、大会運営にあたり尽力いただいた関係者の皆様、3年間支えていただいた保護者の皆様、応援いただいたすべての人に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
杏樹、那緒、3年間お疲れさまでした。よく頑張りました。一緒に頑張ってくれて本当にありがとう。また一緒にバスケットしましょう。
【女子バスケットボール】インターハイ予選結果
苫小牧西47-75苫小牧総合経済
たくさんのご声援、本当にありがとうございました。
【女子バスケットボール】明日はインターハイ
先ほどインターハイ予選前の最後の練習が終了しました。大きなけが人はなく、11人全員で試合に向かうことができそうです。
早いものでこのチームが始動してから1年がたとうとしています。この1年、多くの経験をして悔しい思い、苦しい思いをしながらもチームは成長を続けてきました。あとはこの成長を結果につなげられるように明日からの3日間をしっかりと頑張りたいと思います。
すでにお知らせしている通り初戦は明日の12:30、室蘭市の栗林商会アリーナで苫小牧総合経済高校との対戦となります。チーム一丸となり、勝利を目指して40分我々のバスケットをコートに表現します。ぜひ会場に足をお運びいただき、彼女たちの一生懸命な姿をご覧いただければと思います。多くの方のご声援をよろしくお願いいたします。
【女子バスケットボール】インターハイ支部予選組み合わせ
GWも終わり、チームはインターハイ予選に向けて詰めの段階に入ってきています。札幌遠征以降目に見えて取り組みの変わった選手もおり、チーム全体が前を向いて進んでいることをうれしく思います。
前回のブログ以降、5/10には浦河高校に来校いただいて練習試合、5/11には苫小牧東高校にお邪魔して練習試合を行わせていただきました。本番前の最終チェックとしてゲームプランを含めた勝つための準備を最大のテーマとして臨みました。結果は収穫も多い一方であと少し詰め切れていない部分も残っているというのが実際かなと思います。特に自分たちのいいゲームを2日間そろえることや、そのためのエネルギーの使い方といった部分で課題が残ったかなと思います。本番の支部予選では最大3日間、4試合を戦わなければいけません。本番前にいい学びを得ることができたので、これを糧にできるようあと1週間半一生懸命に頑張りたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
さて、タイトルにも書いたとおり、インターハイ支部予選の組み合わせと試合時間が決定しました。対戦相手は部員ブログでお知らせしたとおり苫小牧総合経済高校、5/22の12:30から栗林商会アリーナでの試合となりました。
総合経済高校は何度も対戦させていただいているチームで、非常に強いチームです。直近では悔しい結果となった春季大会で対戦しており、そこから我々がどう変わったかを表現できる非常に良い相手です。そして、我々がいいゲームをして、自分たちのバスケットが表現できればいい勝負ができると考えています。残りの時間をしっかりと過ごし、いい準備をして試合に向かえるようにしたいと思います。
繰り返しになりますが、彼女たちの輝いている姿を一人でも多くの方に見ていただきたいと思います。ぜひ会場に足を運んでいただいて、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。
【女子バスケットボール】札幌遠征
GWも終わりに差し掛かり、苫小牧でも桜が咲いています。だいぶ暖かくなり、雪と寒いのが苦手な私としては嬉しい限りです。
GWを利用して、多くの練習試合を行うことができました。4/26日には苫小牧南高校にお邪魔して南高校と練習試合、5/3,4は札幌に遠征して札幌南高校、札幌藻岩高校、札幌厚別高校、札幌国際情報高校、札幌白石高校と練習試合をさせていただきました。苫小牧に帰って来てからは5/6に帯広北高校に来校いただいて練習試合を行いました。技術、戦術ともに本番前にチャレンジのできる最後の機会として、個人として、チームとして向上することとゲームの準備をすることの両方をテーマにして臨みました。結果としてはできたところや成長を感じられる部分も多くありながら、勝利をつかむという部分で詰めの甘さが出たかなと思います。ゲームの中身やバスケットの質としてはかなり向上してきている実感があるので、しっかりと勝利をつかみ切るという部分にフォーカスして、あと2週間を過ごしたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
ここにきて、ずっと課題にしている強度や継続性でもチームが格段に向上しているのが見られ、とてもうれしく思います。過去に強度で対抗できなかった相手に対しても、ゲームを通してしっかりとついていくことができるようになり、新チームになってからずっと追い求めてきたものが形になってきているのを感じます。これは、3年生をはじめとした選手たちの一生懸命な取り組みが作ったものであり、やはり日々の取り組みはうそをつかないという事を感じるとともに、それを実現している彼女たちの頑張りを誇らしく思います。
ただ裏を返せばそれでもまだ足りていないという事も事実です。その強度を保ったままで正確にプレーすることやしっかりとシュートを決めきってくること。まだまだやらなければいけないことは残っています。最後の瞬間まで向上し、このチームが最も良い状態でゲームに向かえるように頑張っていきたいと思います。
そして、今回の札幌遠征は比較的近くへの遠征だったこともあり、一部のご家庭に協力いただいて現地集合とさせていただきました。こういった遠征や練習試合を通して、改めて保護者の方に助けられているチームであるという事を実感します。日々の家庭でのサポートは言うに及ばす、練習や練習試合の送り迎え、遠征となれば費用負担といったようにあげていけばきりがありません。我ながら甘えてばかりで申し訳なく思うとともに、支えていただける環境に感謝しなければと思いながら日々を過ごしています。いつも本当にありがとうございます。そして、一番の恩返しは彼女たちがバスケットに夢中で取り組み、コートで輝く姿をお見せすることだと思います。保護者の方にもこのチームに所属してよかったと思っていただけるよう、一生懸命に頑張りたいと思います。
さて、いよいよインターハイ予選があと2週間に迫ってきました。個人的には3年生にはそこで終わりにしてほしくないという気持ちがありますが、それは結果と彼女たちが決めること。もしかするとこのチームでバスケットができるのはあと2週間になるかもしれません。完璧に悔いのない最後というものは存在しないのかもしれません。それでも彼女たちがやり切った、このチームでよかったと言って終われるように残りの時間を一生懸命に過ごしたいと思います。
そして、その彼女たちが一生懸命な姿を少しでも多くの方に見ていただきたいと思います。試合日程や会場は決まり次第このブログで速やかにお知らせします。今年度は室蘭開催で少し遠いですが、ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。