顧問ブログ
【女子バスケットボール】選手権予選
朝晩はかなり肌寒く、いよいよ苫小牧にも秋が近づいてきているなと感じます。本校では今週末まで中間考査が行われており、金曜から本格的なチーム練習を再開しています。
14日には浦河高校に来校いただき練習試合を行いました。選手権予選に向けての最後の実戦機会として、今まで取り組んできたファンダメンタル、チームムーブがどこまでできるのかという部分に焦点を当てて試合を行いました。結果としてはもう少しかなというのが正直なところです。自分たちのやるべきこと、やれることを十分に遂行できず、選手たちも悔しい思いをしたのではないでしょうか。翌日の練習では、できなかったことを解決しようと目的意識をもって練習に取り組んだり、朝早く来て練習前にシュート練習をしたりする部員の姿が見られました。自分を変えるのに遅すぎるということはありません。そして何かに心を動かされ、自分を変えたいと思った時が変わるには一番いい時です。前回のブログでも書きましたが、成功の鍵は「やり続けること」です。周囲の状況ではなく自分に矢印を向けて、やるべきこと、正しいことをやり続けられるチームを目指してこれからも頑張ります。浦河高校の皆さん。遠いところをありがとうございました。
さて、タイトルにも書いたように選手権予選(個人的には「ウィンター予選」のほうが馴染みがありますが、苫小牧の方はこう呼ばれることが多いですね)が来週の土日に迫ってきました。以前お知らせしたとおり対戦相手は苫小牧総合経済高校、会場も苫小牧総合経済高校で21日の13:30試合開始です。新チームになって初めての公式戦。まだまだ完成には程遠いチームではありますが、今我々にできることに全力で取り組み、一生懸命に勝利を目指します。できる限り多くの方にその姿を見ていただければと思います。ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。
【女子バスケットボール】夏の終わりとHaliburton
朝夕は肌寒い日も増えて来て夏の終わりを感じる今日この頃です。早いもので今日で夏休みも終了、バスケットボールに集中できる期間は一区切りで、また学校生活と両立しながらの日々が始まります。いつも部員には伝えていますがよい選手である前によいチームメイトであること、よいチームメイトである前によい西高生であることを我々のチームでは大事にしています。新学期が始まればすぐに体育祭、そして中間考査です。良い西高生であれるように切り替えて学校生活も頑張ってほしいと思います。
お盆明けからは18日に登別明日中高教育学校に来校いただいて練習試合、25日には苫小牧南高校にお邪魔して南高校、苫小牧東高校、静内高校と練習試合を行いました。できるようになったこと、まだできないことが明確になり、多くの学びを得て夏休みを終えることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
この夏休みに行った多くの練習試合を通じて「やり続けること」の難しさを感じています。一回成功することがあってもそれを持続することが難しかったり、頑張れるときや頑張れる日があってうれしく思うと次の日にはそれが難しくなっていたりと、チームは生き物だなと感じるとともにこの「やり続けること」をしっかりとできるチームにならなければ自分たちの望む結果を得るのは難しいなという事を改めて感じます。一見簡単に見えて難しいことではありますが、「やり続けられる」チームを目指してまた一生懸命に頑張っていきたいと思います。
それに関連して夏休みに気になったニュース(と呼んでいいのか?)を一つ。
この夏は例年より多くバスケットの試合を観た夏になりました。中でもパリオリンピックでの各国代表の試合を観るのは楽しく、日本代表の活躍と合わせて多くのゲームがみられて幸せな夏となりました。男女ともにアメリカの優勝となりましたが、アメリカの男子代表にTyrese Haliburtonという選手がいたのをご存じでしょうか。
このHaliburton選手は普段所属するNBAチームではエースであり、昨年度のNBAのアシスト王にも輝くスター選手です。しかし、スーパースターのそろうアメリカ代表では中心選手とはならず、(自身のケガもあったようですが)6試合で合計25分程度の出場にとどまり、準決勝、決勝では全く出場しないという結果となりました。プライドの高いNBAのスター選手がこの扱いを受ければ腐ってしまってもおかしくなさそうなものですが、試合中も笑顔を絶やさずに仲間のプレーを鼓舞する姿が印象に残っていたところ、オリンピックが終わったころにこんな投稿を目にしました。
彼はオリンピック期間中に439回微笑み、76回仲間にドリンクを運び、284回ハイタッチをして、1439回手をたたいて仲間を鼓舞したそうです。(ホンマかいな笑)本当に数えたのかはわかりませんが、少なくとも私以外にも彼のふるまいを心にとめた人が少なからずおり、こういう形で称賛をされることになったのだと思います。
いつも部員の皆にも伝えていることですが、我々は自分がどのような環境に置かれるかをコントロールすることができません。しかし、その環境の中でどのようにふるまうのかは自分自身が100%コントロールできることです。Haliburton選手が示したように、どのような環境でも自分ができることを探してそれをしっかりと行うことで、良いふるまい、人に尊敬される行動ができるのだという事を改めて実感しました。我々の置かれている環境も難しいことはたくさんありますが、それを言い訳にせずその環境の中でどのようにふるまうのかに焦点を当てて取り組んでいきたいと思います。
先ほども書いたように夏休みが終われば体育祭、中間試験、そしてあっという間に選手権予選です。先日組み合わせ抽選があり、相手は苫小牧総合経済高校に決まりました。練習試合等でいつもお世話になる相手であり、非常に強いチームです。自分たちが何に取り組むのか、どのようにふるまい何をやり続けるのか、しっかりと考えながら日々を過ごしていきたいと思います。
それでは最後にそんなHaliburton選手が金メダル獲得を報告するときの茶目っ気たっぷりの投稿を紹介して終わりにしたいと思います。
(訳:グループワークで何もしていないのにA評価をもらった時)
【女子バスケット】夏休み前半戦終了
今日はお盆休み前最後の練習でした。前回のブログでも書いた通り夏休みの前半はとにかく練習試合を多く組んでおり、2週間で遠征含む7回の練習試合と少しハードなスケジュールとなりました。選手の人数が少なく、部員たちもかなりしんどい部分があったと思いますが何とか食らいついてきてくれ、チームとして少しずつ強さが出てきたなと感じます。何より大きなけががなくこのスケジュールを乗り切れたことをうれしく思います。
前回のブログ以降も8/5に明野中学に来校いただき合同練習、8/6には苫小牧総合経済高校にお邪魔して練習試合、8/9には室蘭清水丘高校に来校いただいて合同練習を行いました。それぞれ選手たちが課題と向き合う良い機会となり、やはり5対5で練習ができるということが本当に大切だなと改めて感じます。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
チームとしてのスタンダードは着実に上がっていると感じる一方で、やはりまだまだ強度の部分で足りないことが多いなと改めて思います。特に強いチームとの対戦ではプレー強度の違いで自分たちのやりたいことをさせてもらえずに試合が終わってしまうという経験を昨年から何回もしてきており、そこの部分で追いつかない限りは勝負の土俵にも上がれないという事を再確認できた夏休みの前半でもありました。
チームの強度を上げていくのは難しいことですし少なからず困難さや苦しさも伴います。しかし、今年自分たちで掲げた目標を達成するためにはこれを避けて通ることはできません。チーム全員で普段の練習から見つめなおし、強度を求めて取り組んでいきたいと思います。
明日からお盆休みに入り、チームの活動は小休止となります。しっかりとリフレッシュし、休み明けにまた元気な姿を見せてほしいと思います。そして夏休みが明ければ試験期間を挟んですぐに選手権予選です。今取り組んでいることが試合の中で表現できるように、休み明けからまた一生懸命に頑張りたいと思います。
【女子バスケットボール】夏休みスタート‼
また更新の間が空いてしまいました。西高祭、学期末と忙しくしている間にいつの間にか夏休みに突入してしまっています。時間が過ぎる速さが年々加速していくのを感じるとともに今以上に時間を大切にしないとなと思います。
さて、夏休みに入って一週間が過ぎました。この夏休みはとにかく試合を多くやるというテーマで取り組んでおり、特にお盆までの前半に集中して練習試合を組んでいます。7/28には苫小牧中央高校にお邪魔して中央高校と練習試合、7/31から8/2にかけては夏の遠征として7/31に登別明日中等教育学校で行われたTOYA CAMP、8/1,2には岩見沢緑陵高校で行われた空知交流大会に参加し、多くの高校と対戦する機会に恵まれました。特に夏の遠征では3日間で7ゲーム分の経験ができ、多くの学びを得ることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
練習試合を通じて1ゲームごとに変わっていくチームを見るのはとても面白く、コーチをやっている喜びの多くはここにあるなと改めて感じます。それと同時にやはりバスケットは5対5のスポーツであり、5対5の練習をすることで得られるものが多くあるなと感じます。限られた環境ではありますが、できる限り選手が成長する機会を提供できるようこれからも積極的に対外活動を行っていきたいと思います。
この練習試合を通して得た学びを生かすも殺すも自分たち次第です。見つけた課題を解決し、できないをできるにする方法は練習以外にありません。基準を高く持ち、まずはお盆までの時間を大切に過ごしたいと思います。少しハードな日程でけが人も出てしまっているので、コンディションには気を付けながら、それでもその日になれる一番いい自分、一番いいチームを目指して毎日頑張りたいと思います。
【女子バスケットボール】練習試合と西高祭
苫小牧もかなり暑くなり、夏の到来を感じます。6月の半ばには期末試験があり、練習のできない日が2週間ほど続きました。試験明けの練習のコンディションが少し心配でしたが、明けの日からしっかりと練習ができており、暑い中でも自分たちのやるべきことに集中して頑張っています。
先週末には苫小牧南高校にお邪魔し、南高校、苫小牧東高校、苫小牧高専と練習試合を行いました。もはやおなじみのメンバーになりつつある3校に高専さんを加えて、貴重な実戦の機会とすることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
4校ともに人数の都合で自チームだけでは5対5の練習ができないという苦しい環境ではありますが、その中でも協力し合って少しでもいい環境を選手に用意できるように工夫をしていきたいです。そして、ほかにも似たような境遇のチームがもしあれば一緒に協力し合うことができればと考えています。この文章を誰が読んでいるのか(そもそも誰か読んでいるのか笑)わかりませんが、もし興味のあるチーム関係者の方に届きましたら、ご遠慮なく連絡をいただければと思います。
試合の内容に関しては、少しずつバスケットとしていいプレーもできてきましたが、全体としてはもう少しかなというのが率直な感想です。特に攻守の切り替えや次のプレーへの意識、ディフェンスのハリーバックといった気持ちや気づき一つで改善できる部分が多く見られたので、そこは大きな反省の材料として取り組まなければと思います。自分たちで掲げた高い目標を達成できるのか、それとも目標のままで終わらせてしまうのかは私たち次第です。当然ですが高い目標に対しては高い意識と基準が求められます。少しでも早くそこに近づき、自分たちで高い基準をもって取り組めるようにまた練習を頑張っていきたいと思います。
今週の末から学校全体で西高祭の準備に入り、練習はしばらくお休みとなります。学校行事も学校の大事な一部分。様々な挑戦をしてクラスでも役割を果たし、何より行事をしっかりと楽しめるチームであってほしいなと考えています。そして西高祭が終わればすぐに夏休みです。しっかりとバスケットに取り組み、良い夏休みにできるよう、一生懸命に頑張っていきたいと思います。
【女子バスケットボール】新チーム始動‼
高体連支部予選の終了をもって3年生は引退し、先週の頭から新チームが指導しています。今まで3年生に引っ張ってもらっていた中でそれぞれに新たな役割を担うこととなり、自分たちのあり方を模索しながらの日々が始まっています。
新チームの開始にあたって全員でミーティングを行い、目標を「全道大会出場」と定めました。現状を考えれば非常にタフな挑戦ですが、部員全員で一生懸命頑張ることができれば決して不可能ではないと考えています。3年生が残してくれた文化を引き継いで、胸を張ってこの目標に向かいたいと思います。ぜひ我々の挑戦を見守り、応援いただければと思います。
先週末には白老中学校、沼ノ端中学校に来校いただき、練習試合を行いました。新チームになってからほとんど練習をしないままに行った練習試合であり、いろいろと粗の目立つところもありながらもまずは一生懸命にプレーすることに焦点を当てて取り組みました。白老中学校さん、沼ノ端中学校さん、ありがとうございました。
これから1年間まずは一生懸命に取り組み続けること、その中で自分たちの基準を自分たちで押し上げていくこと、それがかなわなければ先ほどの目標は絵に描いた餅となってしまうでしょう。まずは秋の選手権に向けてチーム一丸となって頑張りたいと思います。
昨日から学校の試験期間に入り、練習は一時休みとなっています。良いプレイヤーである前に西高の良い生徒であるためにも、体を休めながらしっかりと学業に取り組んでもらいたいと思います。そして、試験期間が明けて本格的に練習が始まるときに、彼女たちの目標に対する情熱がみられることを期待しています。
また新たなシーズン、1年間一生懸命に頑張りたいと思います。応援のほどをよろしくお願いいたします。
【女子バスケットボール】高体連支部予選
5/23,24,25の日程で行われた高体連の支部予選が終了しました。少し気持ちの整理もついたところでブログを更新しようと思っていたら1週間がたってしまいました。ご報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。
結果は以前にお伝えした通り1回戦で伊達開来高校に勝利、2回戦で苫小牧中央高校に敗れて大会を終えることとなりました。
1回戦の伊達開来戦は相手のゾーンディフェンスに対して少し攻めあぐねる時間帯もありましたが、苦しい時間帯もしっかりと我慢してディフェンスからリズムをつかみ、終わってみればすべてのクウォーターで相手を上回ることができました。特にディフェンスとリバウンドで頑張れたことが勝利につながり、目指していたバスケットに近い形で勝利をつかむことができました。
2回戦の相手はまたも中央高校。以前の対戦から強いチームであることや厳しいプレッシャーの中でプレーしなければいけないことは予想できましたが、それでも自分たちのやってきたことを表現し、勝ちに行こうと全員で約束して試合に入りました。試合では開始から予想以上の圧力を受けて厳しいゲームとなってしまいましたが、その中でも部員たちは全員で最後まで前を向き、戦う姿勢を見せてくれました。
結果については最後はHCである私の責任です。私の力が足りず、最後を勝って終えられなかったことを悔しく、申し訳なく思います。このメンバーでもう少しやりたいなというのが正直な気持ちですが、これでこのチームは解散となりまた新たなシーズンが始まることとなります。
3年生とは私が昨年の4月に顧問、HCに就任してからともに多くのことを経験しました。最初は環境の急激な変化に戸惑うことも多く、うまくコミュニケーションがとれなかったりお互いの気持ちをうまく表現できなかったりでぶつかることもあり、練習もままならないという時期もありました。正直に言ってお互いに「しんどいな、もういいかな」と思ったこともあったかと思います。その中でもあきらめず、一つ一つ問題と向き合い解決してこれたこと、それを通してチームになれたことを本当にうれしく、誇らしく思います。そして、最後のミーティングで後輩たちに話している姿を見て3年生の成長を感じるとともに、その場所に一緒にいられたこと、このチームが彼女たちが成長していく場所であったことをとても幸せに感じます。
以前から繰り返し述べているように、私は部活動の価値は自分と向き合いながら一生懸命に頑張ることにあると考えています。彼女たちが自分たちのなりたい姿を定め、それに向けて一生懸命になれたこと、それが伊達開来戦での勝利という形で結実したこと。その気持ちと姿こそが彼女たちがチームにいた価値であり、3年生が引退した後もその背中を見た後輩たちがそれを受け継ぎ、良いチームを作っていくだろうと思います。舞花、萌桃、彩華、優空、深澤、山本、お疲れさま。本当によく頑張りました。一緒に頑張ってくれてありがとう。
末尾になりますが、3年間支えていただいた保護者の方々、応援いただいた関係者の方々に改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
【女子バスケットボール】応援ありがとうございました
高体連支部予選2日目の結果です。
苫小牧西45-116苫小牧中央
たくさんの応援、本当にありがとうございました。
【女子バスケットボール】高体連支部予選結果速報
1日目の結果です。
苫小牧西66-48伊達開来
チーム一丸となり勝利することができました‼
明日は苫小牧市総合体育館で10:30試合開始です。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援のほどをお願いします‼
【女子バスケットボール】いよいよ‼
先ほど高体連支部予選前の最後の練習が終了しました。大きなけがはなく、選手11名マネージャー2名の13名全員で大会に向かうことができそうです。
先週末の18日は静内高校、白老東高校、19日に苫小牧南高校に来校いただき、合同練習を行いました。本番前の最終チェックとして、良い実戦機会となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
さて、いよいよ明日から高体連の支部予選が開催されます。負けてしまったところでこのチームは解散となり、3年生にとってはバスケットに本気になれる最後の機会になるかもしれません。
思えばこの一年いろいろなことがありました。去年の4月に顧問、HCとなり、思うようにいかないことや難しいことも多く経験しました。このブログでは年が明けてからのポジティブな面しか書いていませんが、もちろん良いことばかりではなく、特に昨年の秋までは胸を張って人に言えないようなことも少なからず経験しました。それは部員たちも同じで、特に3年生は顧問の交代やそれに伴う急な環境の変化で難しい1年だったのではないかと思います。
その中で確実に言えることは、今この瞬間に彼女たちが一生懸命に頑張っているという事です。スタートの地点は少しずれてしまったかもしれませんが、今彼女たちが勝利を目指して必死に自分たちを向上させようとしていることは紛れもない事実です。
もちろんその努力をもっと長い期間続けているチームも当然存在し、少し頑張ったからと言ってそれが結果になるほどバスケットボールという競技が甘くないことも重々承知しています。それでも、この彼女たちの一生懸命な思いが何とか結実してほしいと心から思いますし、それを実現することこそが私のHCとしての仕事だと強く感じます。
私がバスケットを教わった尊敬する先生がよく言っていた言葉に「最初と最後は気持ち」というものがあります。最初の気持ちは彼女たちからもらい、それを種火にして今日までチームは成長してきました。最後も気持ちです。試合終了の笛が鳴るまで全力でプレーし、勝ちたい思い、一生懸命な気持ちをチーム全員でコート上で表現したいと思います。皆様の応援をよろしくお願いいたします。
高体連組み合わせ
高体連支部予選の組み合わせと試合時間が正式に決まりました。前回のブログで書いた通り初戦の相手は伊達開来高校、23日の11:00より苫小牧南高校で試合が行われます。勝利を目指して部員一同一丸となって頑張ります。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援のほどをよろしくお願いいたします‼
札幌遠征
5/11,12の連休を利用して、札幌への遠征を行いました。11日は札幌創成高校で創成高校、札幌静修高校と練習試合、12日は札幌東高校で札幌東高校、小樽潮陵高校と練習試合を行いました。お世話になった高校の皆様、本当にありがとうございました。
高体連支部予選までに実戦を通して課題を発見できる最後の機会と位置付けて、現在チームで取り組んでいること(技術・戦術)ができているか、チームで戦うための準備ができているかという部分に焦点を当てて試合を行いました。
結果としてはできている部分もありながらもう少しという部分も目立ち、少し歯がゆい結果だったかなというのが正直な感想です。1年生が入り、スターター、ローテーションにも変化がある中で、これまでの取り組みと今回の遠征で得た課題をあと10日でどこまで突き詰められるかが勝負のカギだと改めて感じます。多くのことを求められる中でも選手たちは必死に食らいついてきてくれており、何とかこの思いを結実させられるようにあと1週間頑張りたいと思います。
今回の遠征では札幌という比較的近い場所だったこともあり、現地集合が可能なご家庭には現地集合をお願いしました。いつも思うことですが、チームの活動は保護者の方のご協力なしには成り立ちません。日々の活動一つとっても家庭でそれを支えてくれる保護者の方がいるから成り立つものであり、さらに練習試合や土日の練習の送り迎え、遠征になれば費用負担といったようにあげていけばきりがありません。この機会に今一度感謝を述べさせていただきたいと思います。いつも本当にありがとうございます。そして、部員の皆にも自分たちの活動が多くの人に支えられていることを理解し、感謝の思いを持って日々を送ってほしいと強く思います。
さて、いよいよ高体連の支部予選会が来週末に迫ってきました。先週の金曜には抽選会があり、(某強豪私学の横を引くことに定評のある板倉は緊張して戻しそうになりながらくじを引きました…)1回戦の相手が伊達開来高校に決定しました。会場等はまだ決まっていませんが、決まり次第このブログで速やかにお知らせします。部員たちの一生懸命な姿や成長したところ、輝いているところを一人でも多くの人たちに見てほしい。これが今の私の素直な気持ちです。平日開催で難しいとは思いますが、ぜひ会場に足を運んでいただき、チームへの声援をいただければと思います。チームで一丸となり勝利を目指して一生懸命頑張りますので、応援のほどをよろしくお願いいたします‼
ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークを迎え、ようやく苫小牧にも桜が咲いています。そして、この連休を利用して、多くの練習試合を行う機会に恵まれました。
4/28には室蘭清水丘高校に来校いただいて練習試合、5/4には苫小牧東中学校で多くのチームと練習試合ができました。5/6は稚内大谷高校に来校いただき、この3日間で合計約7ゲーム分の経験を積むことができました。お世話になった学校の皆様方、本当にありがとうございました。
自分たちが取り組んできたことでできるようになっていることも多く、チームがまた新たなステップに入って向上していることを強く感じるとともに、日に日にたくましくなっていく選手たちを見るのは本当にこの上ない喜びを感じます。1年生も今自分にできることや自分がやるべき課題に対してしっかりと取り組んでおり、その一生懸命な姿を見られることもうれしく思います。まだまだ課題は多く残っていますが、この成長を維持してあと3週間でいける限界まで良いチームになれるように頑張ります。
この期間特にうれしかったことを一つ。試合や練習を通じて出た課題を解決する速度が、以前と比較にならないほど速くなっていると感じます。ひとつ前の試合でできなかったことが次の試合で形になり、その次の試合では別の課題を解決できるようになっている。このことは一人ひとりがチームの課題と向き合ってしっかりと考えながらプレーしていることの証左だと思いますし、キャプテンを中心としてコミュニケーションが取れていることの証でもあるかと感じています。そして、このできないことをできるように取り組むプロセスというのはバスケットに限らずよい人生を歩むうえで必要不可欠なことであり、以前のブログでも述べたようにそれこそが部活動の大きな価値であると私は考えています。もちろん課題のすべてを解決できるわけではありませんし、うまく取り組めないこともあります。それでも自分たちで解決を目指そうという姿勢を持ち、努力を始めた時点ですでに彼女たちは勝者であり、それが実を結ぶかどうかにかかわらずその過程には大きな意味があるのでないでしょうか。そして、その取り組みをうまく結実させるようにサポートするのが私の仕事であり、それができる自分でいなければならないと責任の大きさを改めて痛感しています。
さて、いよいよ高体連の支部予選まで一月を切りました。来週末に札幌への遠征、それが終わると仕上げの時期に入ってきます。個人としてもチームとしてもまだまだ向上できる余地はたくさん残っています。できる限りの成長をして、最後の日に笑って終われるよう一生懸命に頑張りたいと思います。
春季大会
4/20,21の日程で行われた苫小牧地区の春季大会に参加しました。相手は苫小牧中央高校、苫小牧地区のトップシードであり、公式戦で当たるのはこれで4大会連続…我ながらよく引くなと思います。当然強い相手ですが、自分たちがこれまで積み上げてきたものをしっかり出せるように準備をして臨みました。
結果から言うと48-119での敗北。試合を通して相手の圧力を受けることが多く、それをはねのけられないままに試合が終わってしまったように思います。結果のみを見れば100点ゲームでの大敗であり、チームとして何も変わっていないように受け取られてしまうかもしれません。しかし、以前の対戦とは大きく異なり、しっかりとバスケットをする中でスキルやフィジカルな部分、判断の能力が少しずつ(しかし確実に)足りずに負けてしまったゲームと感じました。
試合が終わった後に本当に悔しいと感じましたし、次に対戦することがあればもっとやれるとも感じます。(私が悔しがったり希望を持ったりしてもしょうがないですが、試合後の選手の顔を見ていても近いことを感じているのではないでしょうか。)そして、何より厳しい試合の中でも最後まで自分たちのやりたいことを表現しようとし、いつもしている「その日になれる一番いい自分、一番いいチームを目指す」という約束を最後まで果たそうとしてくれた選手たちを誇りに思います。
さて、いよいよあとひと月で高体連支部予選がやってきます。3年生にとってはバスケットに本気になれる時間の終わりが着実に近づいています。最後の瞬間まで成長し続け、バスケットに取り組んでよかった、この部で活動をしてよかったと思ってもらえるように皆で一生懸命に頑張っていきたいと思います。
入学式
苫小牧も暖かい日が増えて春らしくなってきました。
4月8日に始業式も行われ、新たな年度の始まりとなりました。私自身も3学年の担任として改めてスタートとなり、ついこの前入学してきた生徒がもう3年生になるのかという時の流れの速さに驚くとともに初心忘れるべからずの精神で頑張らないとという気持ちで気合十分です。
始業式の少し前の4月6日には苫小牧総合経済高校さんにお邪魔して、練習試合を行いました。総合経済高校さんは私がこのチームを見始めてから初めて練習試合をしていただいたチームであり、それ以来ずっと目指すべきチームとして背中を追いかける存在です。今回の試合では少しその背中が近くなったのを実感でき、前回のブログでも書いたチームの成長を改めて感じることができました。しかし、まだチームとして胸を張って対等といえる状態には程遠いことも改めて実感でき、まだまだ頑張らなければいけないなと決意を新たにする一日でもありました。
苫小牧総合経済高校の皆様、ありがとうございました。
さて、4月8日には入学式も行われ、160名の新たな仲間が入学してきました。入学された生徒の皆様、保護者の皆様、おめでとうございます。長いようで短い3年間の高校生活、西高でよかったなと思って卒業していけるような3年間になることを祈るとともに、それを助けられるように頑張らなければいけないなと思います。
そして、入学生の皆さん、一緒にバスケットボールをしましょう‼
女子バスケットボール部は個性豊かな部員が楽しく一生懸命に活動を行っています。以前のブログでも書いたように、バスケットの経験や、運動の得手不得手は全く関係ありません。3年間一生懸命頑張れる人ならば誰でも大歓迎です。ぜひ一度、体育館に遊びに来てください。(できれば運動できる服装を持って )
練習の時間はこのページの一番上や校内に貼ってあるポスターに載っています。もしわからないことがあれば先輩や担任の先生に聞いてもらっても構いません。
選手、マネージャー問わず多くの新入生の参加をお待ちしています。
帯広、苫小牧、ティッピングポイント
二日続けての投稿です。
とはいうものの前回の投稿からまた間が空いてしまいました。年始に立てた「試験期間を除いて2週間に1回の更新」という目標を早くも達成できておらず恥ずかしい限りです。もっと自分に厳しくならなくては…
さて、3月の末から多くの練習試合をさせていただきました。3/23には明野中学校さんに来ていただき、3/27,28には帯広まで遠征を行い、帯広柏葉高校さん、帯広三条高校さんと練習試合をさせていただきました。苫小牧に帰ってきてから4/1には苫小牧東高校さんにお邪魔し、苫小牧東高校さん、苫小牧南高校さん、室蘭栄高校さん、札幌西高校さんと練習試合を行いました。
各試合を通して選手・チームが成長していくところが毎日見られ、コーチとしてこれほど嬉しいことは無いなと思いながら、それでもまだまだチームとして取り組むべき課題もたくさん残っていると感じた1週間でした。お世話になった高校、中学校の皆様、本当にありがとうございました。
この期間チームを見ていて過去に読んだ本の内容を思いだしました。読んだのが数年前なので完全に覚えているわけではないのですが、「個人が集団が変化するとき、その変化の速度は比例直線の形をとらない。」というものです。誰かや何かが成長をするときには必ずティッピングポイントと呼ばれる地点があり、そこに至るまでは端から見ると変化がにぶいあるいは変化していないように見える期間があるということです。もちろんその間にも内部では小さな変化が積み重なっているのですが、なかなか表面に出てくることはなく、その小さな変化が積み重なってティッピングポイントを超えたときに、外部からも見て取れるような爆発的な変化がおこるそうです。(間違っていたらごめんなさい)
当時この本を読んだ時には「そうなんや」くらいの感覚しかなかったのですが、この数週間のチームを見ているとまさにそれが起こっているのではないかということが実感として感じられ、「こういうことだったのか」と腑に落ちる経験をしています。もちろんまだまだチームとしても組織としてもよくしていかなければいけない部分は山ほどありますし、このままいい方向に行き続ける保証などどこにもありません。それでも今この瞬間のチームの成長に立ち会えている喜び(部員のみんなもそれを感じてくれていると嬉しい‼)をひしひしと感じ、これこそがコーチ、あるいは教員という仕事の醍醐味だなと感じています。
春季大会まであと3週間、高体連予選までは2か月です。最後の最後まで成長し、このチームが行ける限界まで行ったと言って終われるチームを目指してこれからも頑張ります‼
新年度ご挨拶
4月1日となり、新たな年度が始まりました。
改めて今年度も顧問およびHCを務めます板倉です。チームでの活動を通して部員たちが成長できるよう、精一杯のサポートをして参りますのでよろしくお願いいたします。
そして4月から西高生になる皆さん。女子バスケットボール部では一緒に頑張る仲間を大募集中です。現在は3年生6名、2年生3名の9名で活動しており、人数は少ないですが、明るく楽しく一生懸命にバスケットに取り組んでいます。今バスケットをしている人、そうでない人、運動の得意な人、苦手な人、3年間一生懸命頑張れるならばどんな人でもかまいません。選手・マネージャー問わず募集しているので、少しでも興味のある人は是非体験に来てみてください。
ここで少し私自身の思いを書きたいと思います。
前回のブログでも書きましたが、高校生にとっての3年間というのは非常に密度が高く、価値のある時間です。楽しいこともたくさんあり、楽なことをしながらなんとなく学校生活を送っていても十分に楽しい時間を過ごすことはできるでしょう。その中で、自分の時間を使いながら部活動に打ち込むことの価値とは何なのでしょうか。
もちろん、部活動をしていた方が進学や就職で有利だとか、部活動による人間形成がその後の人生において評価されるとかそういった実利的な話もあるのかもしれません。しかし、せっかく自身の貴重な時間を使って活動するのにそれだけでは少しさみしいような気がします。
今回改めてそのことについて考え、私は部活動の価値というのは大きく三つあるのではないかと考えています。
一つ目は仲間との活動であるということ。彼女たちにとってチームの仲間というのは学校生活で一番長い時間をともに過ごす相手となるでしょう。楽しいことやうれしいこと、時には辛いこと、思うようにいかないことをともに分かち合い、一緒に頑張るという経験は生涯においてかけがえのない仲間を作ることにつながると思います。また、様々な仲間とチームとして過ごすことで、人との関係やその中で自分がどう振る舞うのかということについて学ぶことができます。
二つ目にうまくいかないことを学ぶということ。先ほども少し書きましたが、3年間の活動は楽しいことだけではありません。辛いことも経験しますし、うまくいかないことも多くあります。時には理不尽な思いをしながらそれでも前を向かなければいけないときもあるでしょう。特にバスケットというスポーツはその競技の構造上難しいことやできないことが非常に多く、弱者にとって残酷なスポーツです。誤解を恐れずにはっきりと言うと活動をしていく上で大多数の人にとってはうまくいかないことが非常に多くの割合を占めることになるでしょう。そのことと向き合い、どう行動するか、どうやってうまくいかないことを少しでもうまくいくようにするのか。そういった試行錯誤の経験は必ず人生において大きな財産となると考えています。
そして最後に一生懸命頑張る経験をするということ。頑張ると聞くと当たり前のように感じるかもしれませんが、一生懸命頑張る経験というのは意外と人生の中に多くありません。特に昨今は世の中が非常にソフトになり、ともすれば「頑張らないこと」「頑張らせないこと」をよしとする風潮があるように感じます。(このことについて是非を論じてるわけではありません…)しかし、人生において胸を張って「自分はこれを一生懸命に頑張った」といえることを作ることは、非常に大きな価値を持つと思っています。そして、何かを一生懸命必死になって追いかけ、それがうまくいかなかったとしても何かを失うわけではない。言わば「必死になって失敗できる」のは学生時代までではないでしょうか。先ほど述べたように、バスケット部での活動はうまくいかないことの方が多いでしょう。それでも自分と向き合い一生懸命頑張ることが、その人の人生を必ず良いものにすると私は信じています。そしてそれをする環境を用意できるということこそが部活動が提供できる一番大きな価値なのではないでしょうか。
長くなってしまいましたが、私は部活動の価値というものをこういう風に捉えています。そして、自分のチームはこのような価値を提供できる場所であるように私自身も一生懸命頑張らなければいけないと思っています。
【顧問】卒業式
前回の更新から少し間が空いてしまいました。学年末考査、卒業式、学力検査と行事が続き、思うように練習ができない日が続きましたがその中でもやれることに集中して活動しています。
これだけ練習できない日が続くと久しぶりの練習がうまくいくか不安でしたが、休み明けの練習で大きく体力を落としている選手がいなかったのが印象的でした。各自で考えてコンディショニングしてきたのでしょうか。だとしたら素晴らしいですね。いずれにしろ練習の強度を落とさずに春休みに入れそうです。当たり前かつ小さいことかもしれませんがこういう部分でもチームの成長を感じることができて本当にうれしく思います。
さて、少し遅くなりましたが3月1日に本校でも卒業式が行われました。女子バスケット部からは卒業する生徒はいませんでしたが、卒業生たちの姿を見ると色々な思いが頭をめぐり、少し感傷的な気分になってしまいました。それと同時に今の2年生もあと1年で卒業すると考えると時の流れの速さを感じるとともに何とも言えない気分になります。
バスケットボール部での活動は彼女たちの学校生活における一部分です。しかし、高校の3年間という非常に濃い時間の中で時間の多くを費やし、時には自分の時間や他にやりたいことを犠牲にして取り組むものであり、ただの一部分だけではないことも事実です。3年間が終わるとき、さらにその先の人生の中で振り返ったときにバスケットボール部での活動やそれを通じた人間関係が彼女たちの財産になり、一生懸命取り組んでよかったと心から言ってもらえるような活動でありたいと強く思います。そしてそれをサポートするに足るようにもっと私自身も成長をしなければならないなと決意を新たにする一日でもありました。
【顧問】試験期間
少しずつ春の雰囲気を感じる今日この頃、西高校は今週から学年末考査の試験期間となっています。
当たり前ですが西高のバスケットボール部でいるためには西高の生徒である必要があります。練習が休みの分、普段の練習に臨む熱量を勉強にも向けて頑張ってほしいものです。
さて、試験期間に入る少し前の2/10に苫小牧東高校にお邪魔して苫小牧東高校さん、苫小牧南高校さんと練習試合をさせていただきました。両校ともに苫小牧市内にあり、公式戦、練習試合でも多く対戦させていただくことで自分たちの実力や実力を試させていただける相手です。今回の練習試合では以前の対戦からの自分たちの成長を実感できた部分も多く、実りのある練習試合となりました。
苫小牧東高校さん、苫小牧南高校さん、ありがとうございました。
成長を実感できた一方で、試合を通しての継続性や相手ディフェンスのプレッシャーに対する対処などまだまだ取り組むべき課題も多くあるのも事実です。試験が明けるとすぐに春休み、そして春季大会、インターハイ予選があっという間にやってきます。自分たちの課題と向き合い、最後の日に笑えるよう一生懸命に練習していきたいと思います。
【顧問】練習試合
2月に入り寒い日が続く中ですが、チームは元気に活動しています。
最近は週に1回トレーニングルームでのウェイトトレーニングも取り入れ、ストレングスの面でも他のチームに負けないように取り組んでいます。
先週の土曜には室蘭清水丘高校さんに来校いただき、練習試合を行いました。
年明けから取り組んできたトランジションの切り替えやディフェンスのハリーバック等練習の成果が見られる場面があり嬉しい思いもありながら、リバウンドを中心にまだまだ取り組んでいかなければいけない課題も多いなと感じた試合でした。
室蘭清水丘高校の皆さん遠いところをありがとうございました!!
2月は推薦入試や学年末考査等で練習の機会が限られてしまいますが、1回1回の練習を大切にしながら頑張っていきたいと思います。