顧問ブログ

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【女子バスケットボール】選手権予選

朝晩はかなり肌寒く、いよいよ苫小牧にも秋が近づいてきているなと感じます。本校では今週末まで中間考査が行われており、金曜から本格的なチーム練習を再開しています。

14日には浦河高校に来校いただき練習試合を行いました。選手権予選に向けての最後の実戦機会として、今まで取り組んできたファンダメンタル、チームムーブがどこまでできるのかという部分に焦点を当てて試合を行いました。結果としてはもう少しかなというのが正直なところです。自分たちのやるべきこと、やれることを十分に遂行できず、選手たちも悔しい思いをしたのではないでしょうか。翌日の練習では、できなかったことを解決しようと目的意識をもって練習に取り組んだり、朝早く来て練習前にシュート練習をしたりする部員の姿が見られました。自分を変えるのに遅すぎるということはありません。そして何かに心を動かされ、自分を変えたいと思った時が変わるには一番いい時です。前回のブログでも書きましたが、成功の鍵は「やり続けること」です。周囲の状況ではなく自分に矢印を向けて、やるべきこと、正しいことをやり続けられるチームを目指してこれからも頑張ります。浦河高校の皆さん。遠いところをありがとうございました。

さて、タイトルにも書いたように選手権予選(個人的には「ウィンター予選」のほうが馴染みがありますが、苫小牧の方はこう呼ばれることが多いですね)が来週の土日に迫ってきました。以前お知らせしたとおり対戦相手は苫小牧総合経済高校、会場も苫小牧総合経済高校で21日の13:30試合開始です。新チームになって初めての公式戦。まだまだ完成には程遠いチームではありますが、今我々にできることに全力で取り組み、一生懸命に勝利を目指します。できる限り多くの方にその姿を見ていただければと思います。ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】夏の終わりとHaliburton

朝夕は肌寒い日も増えて来て夏の終わりを感じる今日この頃です。早いもので今日で夏休みも終了、バスケットボールに集中できる期間は一区切りで、また学校生活と両立しながらの日々が始まります。いつも部員には伝えていますがよい選手である前によいチームメイトであること、よいチームメイトである前によい西高生であることを我々のチームでは大事にしています。新学期が始まればすぐに体育祭、そして中間考査です。良い西高生であれるように切り替えて学校生活も頑張ってほしいと思います。

お盆明けからは18日に登別明日中高教育学校に来校いただいて練習試合、25日には苫小牧南高校にお邪魔して南高校、苫小牧東高校、静内高校と練習試合を行いました。できるようになったこと、まだできないことが明確になり、多くの学びを得て夏休みを終えることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

この夏休みに行った多くの練習試合を通じて「やり続けること」の難しさを感じています。一回成功することがあってもそれを持続することが難しかったり、頑張れるときや頑張れる日があってうれしく思うと次の日にはそれが難しくなっていたりと、チームは生き物だなと感じるとともにこの「やり続けること」をしっかりとできるチームにならなければ自分たちの望む結果を得るのは難しいなという事を改めて感じます。一見簡単に見えて難しいことではありますが、「やり続けられる」チームを目指してまた一生懸命に頑張っていきたいと思います。

それに関連して夏休みに気になったニュース(と呼んでいいのか?)を一つ。

この夏は例年より多くバスケットの試合を観た夏になりました。中でもパリオリンピックでの各国代表の試合を観るのは楽しく、日本代表の活躍と合わせて多くのゲームがみられて幸せな夏となりました。男女ともにアメリカの優勝となりましたが、アメリカの男子代表にTyrese Haliburtonという選手がいたのをご存じでしょうか。

このHaliburton選手は普段所属するNBAチームではエースであり、昨年度のNBAのアシスト王にも輝くスター選手です。しかし、スーパースターのそろうアメリカ代表では中心選手とはならず、(自身のケガもあったようですが)6試合で合計25分程度の出場にとどまり、準決勝、決勝では全く出場しないという結果となりました。プライドの高いNBAのスター選手がこの扱いを受ければ腐ってしまってもおかしくなさそうなものですが、試合中も笑顔を絶やさずに仲間のプレーを鼓舞する姿が印象に残っていたところ、オリンピックが終わったころにこんな投稿を目にしました。

彼はオリンピック期間中に439回微笑み、76回仲間にドリンクを運び、284回ハイタッチをして、1439回手をたたいて仲間を鼓舞したそうです。(ホンマかいな笑)本当に数えたのかはわかりませんが、少なくとも私以外にも彼のふるまいを心にとめた人が少なからずおり、こういう形で称賛をされることになったのだと思います。

いつも部員の皆にも伝えていることですが、我々は自分がどのような環境に置かれるかをコントロールすることができません。しかし、その環境の中でどのようにふるまうのかは自分自身が100%コントロールできることです。Haliburton選手が示したように、どのような環境でも自分ができることを探してそれをしっかりと行うことで、良いふるまい、人に尊敬される行動ができるのだという事を改めて実感しました。我々の置かれている環境も難しいことはたくさんありますが、それを言い訳にせずその環境の中でどのようにふるまうのかに焦点を当てて取り組んでいきたいと思います。

先ほども書いたように夏休みが終われば体育祭、中間試験、そしてあっという間に選手権予選です。先日組み合わせ抽選があり、相手は苫小牧総合経済高校に決まりました。練習試合等でいつもお世話になる相手であり、非常に強いチームです。自分たちが何に取り組むのか、どのようにふるまい何をやり続けるのか、しっかりと考えながら日々を過ごしていきたいと思います。

それでは最後にそんなHaliburton選手が金メダル獲得を報告するときの茶目っ気たっぷりの投稿を紹介して終わりにしたいと思います。

(訳:グループワークで何もしていないのにA評価をもらった時)

 

【女子バスケット】夏休み前半戦終了

今日はお盆休み前最後の練習でした。前回のブログでも書いた通り夏休みの前半はとにかく練習試合を多く組んでおり、2週間で遠征含む7回の練習試合と少しハードなスケジュールとなりました。選手の人数が少なく、部員たちもかなりしんどい部分があったと思いますが何とか食らいついてきてくれ、チームとして少しずつ強さが出てきたなと感じます。何より大きなけががなくこのスケジュールを乗り切れたことをうれしく思います。

前回のブログ以降も8/5に明野中学に来校いただき合同練習、8/6には苫小牧総合経済高校にお邪魔して練習試合、8/9には室蘭清水丘高校に来校いただいて合同練習を行いました。それぞれ選手たちが課題と向き合う良い機会となり、やはり5対5で練習ができるということが本当に大切だなと改めて感じます。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

チームとしてのスタンダードは着実に上がっていると感じる一方で、やはりまだまだ強度の部分で足りないことが多いなと改めて思います。特に強いチームとの対戦ではプレー強度の違いで自分たちのやりたいことをさせてもらえずに試合が終わってしまうという経験を昨年から何回もしてきており、そこの部分で追いつかない限りは勝負の土俵にも上がれないという事を再確認できた夏休みの前半でもありました。

チームの強度を上げていくのは難しいことですし少なからず困難さや苦しさも伴います。しかし、今年自分たちで掲げた目標を達成するためにはこれを避けて通ることはできません。チーム全員で普段の練習から見つめなおし、強度を求めて取り組んでいきたいと思います。

明日からお盆休みに入り、チームの活動は小休止となります。しっかりとリフレッシュし、休み明けにまた元気な姿を見せてほしいと思います。そして夏休みが明ければ試験期間を挟んですぐに選手権予選です。今取り組んでいることが試合の中で表現できるように、休み明けからまた一生懸命に頑張りたいと思います。

【女子バスケットボール】夏休みスタート‼

また更新の間が空いてしまいました。西高祭、学期末と忙しくしている間にいつの間にか夏休みに突入してしまっています。時間が過ぎる速さが年々加速していくのを感じるとともに今以上に時間を大切にしないとなと思います。

さて、夏休みに入って一週間が過ぎました。この夏休みはとにかく試合を多くやるというテーマで取り組んでおり、特にお盆までの前半に集中して練習試合を組んでいます。7/28には苫小牧中央高校にお邪魔して中央高校と練習試合、7/31から8/2にかけては夏の遠征として7/31に登別明日中等教育学校で行われたTOYA CAMP、8/1,2には岩見沢緑陵高校で行われた空知交流大会に参加し、多くの高校と対戦する機会に恵まれました。特に夏の遠征では3日間で7ゲーム分の経験ができ、多くの学びを得ることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

練習試合を通じて1ゲームごとに変わっていくチームを見るのはとても面白く、コーチをやっている喜びの多くはここにあるなと改めて感じます。それと同時にやはりバスケットは5対5のスポーツであり、5対5の練習をすることで得られるものが多くあるなと感じます。限られた環境ではありますが、できる限り選手が成長する機会を提供できるようこれからも積極的に対外活動を行っていきたいと思います。

この練習試合を通して得た学びを生かすも殺すも自分たち次第です。見つけた課題を解決し、できないをできるにする方法は練習以外にありません。基準を高く持ち、まずはお盆までの時間を大切に過ごしたいと思います。少しハードな日程でけが人も出てしまっているので、コンディションには気を付けながら、それでもその日になれる一番いい自分、一番いいチームを目指して毎日頑張りたいと思います。

【女子バスケットボール】練習試合と西高祭

苫小牧もかなり暑くなり、夏の到来を感じます。6月の半ばには期末試験があり、練習のできない日が2週間ほど続きました。試験明けの練習のコンディションが少し心配でしたが、明けの日からしっかりと練習ができており、暑い中でも自分たちのやるべきことに集中して頑張っています。

先週末には苫小牧南高校にお邪魔し、南高校、苫小牧東高校、苫小牧高専と練習試合を行いました。もはやおなじみのメンバーになりつつある3校に高専さんを加えて、貴重な実戦の機会とすることができました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

4校ともに人数の都合で自チームだけでは5対5の練習ができないという苦しい環境ではありますが、その中でも協力し合って少しでもいい環境を選手に用意できるように工夫をしていきたいです。そして、ほかにも似たような境遇のチームがもしあれば一緒に協力し合うことができればと考えています。この文章を誰が読んでいるのか(そもそも誰か読んでいるのか笑)わかりませんが、もし興味のあるチーム関係者の方に届きましたら、ご遠慮なく連絡をいただければと思います。

試合の内容に関しては、少しずつバスケットとしていいプレーもできてきましたが、全体としてはもう少しかなというのが率直な感想です。特に攻守の切り替えや次のプレーへの意識、ディフェンスのハリーバックといった気持ちや気づき一つで改善できる部分が多く見られたので、そこは大きな反省の材料として取り組まなければと思います。自分たちで掲げた高い目標を達成できるのか、それとも目標のままで終わらせてしまうのかは私たち次第です。当然ですが高い目標に対しては高い意識と基準が求められます。少しでも早くそこに近づき、自分たちで高い基準をもって取り組めるようにまた練習を頑張っていきたいと思います。

今週の末から学校全体で西高祭の準備に入り、練習はしばらくお休みとなります。学校行事も学校の大事な一部分。様々な挑戦をしてクラスでも役割を果たし、何より行事をしっかりと楽しめるチームであってほしいなと考えています。そして西高祭が終わればすぐに夏休みです。しっかりとバスケットに取り組み、良い夏休みにできるよう、一生懸命に頑張っていきたいと思います。