顧問ブログ

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【女子バスケットボール】インターハイ支部予選組み合わせ

GWも終わり、チームはインターハイ予選に向けて詰めの段階に入ってきています。札幌遠征以降目に見えて取り組みの変わった選手もおり、チーム全体が前を向いて進んでいることをうれしく思います。

前回のブログ以降、5/10には浦河高校に来校いただいて練習試合、5/11には苫小牧東高校にお邪魔して練習試合を行わせていただきました。本番前の最終チェックとしてゲームプランを含めた勝つための準備を最大のテーマとして臨みました。結果は収穫も多い一方であと少し詰め切れていない部分も残っているというのが実際かなと思います。特に自分たちのいいゲームを2日間そろえることや、そのためのエネルギーの使い方といった部分で課題が残ったかなと思います。本番の支部予選では最大3日間、4試合を戦わなければいけません。本番前にいい学びを得ることができたので、これを糧にできるようあと1週間半一生懸命に頑張りたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

さて、タイトルにも書いたとおり、インターハイ支部予選の組み合わせと試合時間が決定しました。対戦相手は部員ブログでお知らせしたとおり苫小牧総合経済高校、5/22の12:30から栗林商会アリーナでの試合となりました。

総合経済高校は何度も対戦させていただいているチームで、非常に強いチームです。直近では悔しい結果となった春季大会で対戦しており、そこから我々がどう変わったかを表現できる非常に良い相手です。そして、我々がいいゲームをして、自分たちのバスケットが表現できればいい勝負ができると考えています。残りの時間をしっかりと過ごし、いい準備をして試合に向かえるようにしたいと思います。

繰り返しになりますが、彼女たちの輝いている姿を一人でも多くの方に見ていただきたいと思います。ぜひ会場に足を運んでいただいて、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】札幌遠征

GWも終わりに差し掛かり、苫小牧でも桜が咲いています。だいぶ暖かくなり、雪と寒いのが苦手な私としては嬉しい限りです。

GWを利用して、多くの練習試合を行うことができました。4/26日には苫小牧南高校にお邪魔して南高校と練習試合、5/3,4は札幌に遠征して札幌南高校、札幌藻岩高校、札幌厚別高校、札幌国際情報高校、札幌白石高校と練習試合をさせていただきました。苫小牧に帰って来てからは5/6に帯広北高校に来校いただいて練習試合を行いました。技術、戦術ともに本番前にチャレンジのできる最後の機会として、個人として、チームとして向上することとゲームの準備をすることの両方をテーマにして臨みました。結果としてはできたところや成長を感じられる部分も多くありながら、勝利をつかむという部分で詰めの甘さが出たかなと思います。ゲームの中身やバスケットの質としてはかなり向上してきている実感があるので、しっかりと勝利をつかみ切るという部分にフォーカスして、あと2週間を過ごしたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

ここにきて、ずっと課題にしている強度や継続性でもチームが格段に向上しているのが見られ、とてもうれしく思います。過去に強度で対抗できなかった相手に対しても、ゲームを通してしっかりとついていくことができるようになり、新チームになってからずっと追い求めてきたものが形になってきているのを感じます。これは、3年生をはじめとした選手たちの一生懸命な取り組みが作ったものであり、やはり日々の取り組みはうそをつかないという事を感じるとともに、それを実現している彼女たちの頑張りを誇らしく思います。

ただ裏を返せばそれでもまだ足りていないという事も事実です。その強度を保ったままで正確にプレーすることやしっかりとシュートを決めきってくること。まだまだやらなければいけないことは残っています。最後の瞬間まで向上し、このチームが最も良い状態でゲームに向かえるように頑張っていきたいと思います。

そして、今回の札幌遠征は比較的近くへの遠征だったこともあり、一部のご家庭に協力いただいて現地集合とさせていただきました。こういった遠征や練習試合を通して、改めて保護者の方に助けられているチームであるという事を実感します。日々の家庭でのサポートは言うに及ばす、練習や練習試合の送り迎え、遠征となれば費用負担といったようにあげていけばきりがありません。我ながら甘えてばかりで申し訳なく思うとともに、支えていただける環境に感謝しなければと思いながら日々を過ごしています。いつも本当にありがとうございます。そして、一番の恩返しは彼女たちがバスケットに夢中で取り組み、コートで輝く姿をお見せすることだと思います。保護者の方にもこのチームに所属してよかったと思っていただけるよう、一生懸命に頑張りたいと思います。

さて、いよいよインターハイ予選があと2週間に迫ってきました。個人的には3年生にはそこで終わりにしてほしくないという気持ちがありますが、それは結果と彼女たちが決めること。もしかするとこのチームでバスケットができるのはあと2週間になるかもしれません。完璧に悔いのない最後というものは存在しないのかもしれません。それでも彼女たちがやり切った、このチームでよかったと言って終われるように残りの時間を一生懸命に過ごしたいと思います。

そして、その彼女たちが一生懸命な姿を少しでも多くの方に見ていただきたいと思います。試合日程や会場は決まり次第このブログで速やかにお知らせします。今年度は室蘭開催で少し遠いですが、ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。

【女子バスケットボール】春季大会

4/19,20の日程で行われた春季大会に参加しました。

対戦相手は苫小牧総合経済高校、以前より様々な形でお世話になっている学校で、苫小牧地区の中でも上位の力を持つ強いチームです。新入生も入ってチームにも変化がある中ですべてが完成しているわけではありませんが、それでも今できるすべてをコートで表現すること、特にディフェンスとリバウンドを頑張ってチャンスをつかもうと約束して試合に入りました。

開始直後はチームのエナジーが表現でき、いいプレーも多くみられましたが、肝心のシュートがうまく入らず…プレーの強度にも差がある状況の中でプレーが重なるたびに少しずつですが確実に差が開いていき、終わってみれば28-93と大差での敗戦となりました。

またしても行きつくところはプレーの強度。繰り返しになりますが本当に難しいなと思います。チームにエナジーがある出だしは乗り切れても、プレーが重なっていくたびに明確に差がついていくのを目の当たりにして、やはりここを避けて通ることはできないなと強く感じます。

それでも、我々に下を向いて止まっている時間はありません。今回の敗戦に関しても以前の試合よりも距離は詰まっていると感じましたし、この大差で言う事ではないかもしれませんが、決して埋められない差ではないとも感じます。自分に矢印を向けて正しい努力を十分な量積み重ねること。もっと強度高く、もっと正確にプレーできるように毎日のふるまいを見直して一生懸命に頑張ること、それに尽きるのではないでしょうか。そして、それができた選手がコートに立ち、チーム全体で十分にそれができたときに目標が達成されるのだと思います。我々が目指す場所がそこにある以上は、そこを目指して最後の瞬間まで必死にもがくだけです。チームで一丸となって一生懸命に取り組みたいと思います。

さて、春季大会も終わり、いよいよインターハイ予選が近づいてきました。個人的には3年生には冬のウィンター予選まで続けてほしいなと思いますが、そこはそれぞれの選択があります。もしかしたらこのチームで活動をできるのはあと一月ほどになるかもしれません。完全に悔いのない最後というのは難しいかもしれません。それでもしっかりやり切った、このチームが成長できる限界まで成長したと言って終われるように最後の瞬間まで頑張りたいと思います。

そして、1年生が入ってきてここからはチームでの競争も激しくなります。先ほども述べましたが、チームに必要とされる振る舞いができる選手が多くプレータイムを得ることとなるでしょう。自分自身を高めることがチームを高めることにつながります。自分のすべきことに目を向けて、チーム全員で一生懸命に頑張っていきたいと思います。

末尾になりますが、大会開催にあたって尽力いただいた関係者の皆様、そして応援に駆けつけていただいた多くの方に厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

【女子バスケットボール】新学期スタート‼

苫小牧もようやく暖かくなり、春が来たなと嬉しく思います。嬉しく思っていたら始業式と入学式が終わり、新学期がスタートしています。私自身も今年度からは1学年の担任ということでまた改めてのスタートに身が引き締まる思いです。

前回のブログから、4月7日には苫小牧南高校さんに来校いただき、練習試合を行いました。少しけが人も多い中で、出るメンバーが今までの練習をどう表現してくれるのかを楽しみにしていましたが、結果、内容ともに少し寂しいものとなってしまいました。メンバーが変わる中で今まで出来ていたことが表現できなくなり、そこから立て直せずにゲームを終えてしまったように思います。

バスケットボールは5人でする競技であり、試合時間は40分です。したがって、5人×40分の200分しか1試合にチームとしてプレイできる時間はありません。もちろんその200分は皆に均等に与えられるわけではなく、チームを良くしてくれる選手(必ずしも技術的に高い選手とは限りません)が優先的に多くのプレータイムを得ることになるでしょう。もし彼女たちがもっと多くプレーし、自分の力でチームを勝利させたいと思うならば、チームの中での競争に勝って、コーチ(私です)やチームメイトに対して、チームを良くする存在だと認めさせる必要があります。

以前お話ししたバスケットから学ぶ瞬間にも通じますが、チャンスは平等にはありません。そのチャンスが来たとき、自分を表現してそれを捕まえる準備が十分にできているか、たとえそのチャンスをとらえられなかったとしても、そこから学んで次のチャンスのために準備ができるか。チームに自分を認めてもらおうと思うならば、そういったことが求められるのではないでしょうか。そして、それができていないという事はチーム全体の準備不足であり、HCである私の力量不足だなと責任を痛感しています。

それでも我々に下を向いている時間はありません。苦しい時に正しい行動をとれるのがバスケットボールの勝者であり、それができるかどうかがその人、その組織の価値を決めます。春季大会まであと一週間、しっかりと矢印を自分たちに向けて、また一生懸命に頑張っていきたいと思います。

さて、冒頭でも書いた通り4月8日に入学式が行われ、また新たに160名の仲間が入学してきました。新入生の皆さん。女子バスケットボール部では一生に頑張る仲間を大募集中です。バスケットをやっていた人、いない人、運動の得意な人、苦手な人、3年間一生懸命頑張れるならばどんな人でも大歓迎です。練習時間や場所は校内に貼ってあるポスターを見たり、先輩に聞いてもらえればと思います。まずは一度見学に来てください。部員一同お待ちしています。

【女子バスケットボール】春休み前半戦

春休みも半分が過ぎました。個人的にバタバタしていたこともあり本当にあっという間で、このまま気が付くと1学期が始まるのでしょう。

春休みの前半は長期休み恒例の練習試合ラッシュとなっており、26日には室蘭清水丘高校に来校いただいて練習試合、29,30日には帯広に遠征して帯広柏葉高校、帯広北高校と練習試合、31日には苫小牧東高校にお邪魔して東高校、苫小牧南高校、苫小牧総合経済高校、札幌西高校と練習試合、4月に入って3日には静内高校に来校いただいて練習試合を行いました。多くの試合経験を積むことができ、貴重な機会となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。帯広遠征の様子は部員ブログのほうにもアップされているので是非ご覧ください。

多くの練習試合を行い、できていることが増える一方で正直に言ってまだまだだなと思う事もたくさんあります。特に以前解決できたはずの課題を繰り返すことが多くあり、その面についてはもう少し自分自身と向き合う事や、基準を高く持って取り組むことが必要なのかなと感じます。もちろん彼女たちは人間なので、毎日同じようにプレーすることはできませんし、うまく取り組めないことがあるのは承知の上です。時にはうまく頑張れなかったり、以前できたことができなくなったりする日もあるでしょう。それでも、それをよしとしていては向上することはありません。難しい時によい選択、正しい行動をとれるかどうかが、バスケットボールの勝者となれるか否かの大きな分かれ道です。うまくいかない日にこそ自分に矢印を向け、前を向いてよい行動をとれる人間であってほしいと思います。

さて、学校は始業式、入学式に向けて一直線です。チームにも新しい仲間が増え、新たな競争も生まれてくることでしょう。そしてあと2週間ほどで春季大会、その先にはインターハイ予選が迫っています。最後の瞬間まで成長し、このチームがよくなれる限界まで良くなって終われるよう、1日1日を大切に一生懸命頑張りたいと思います。