顧問ブログ
【女子バスケットボール】札幌遠征
GWも終わりに差し掛かり、苫小牧でも桜が咲いています。だいぶ暖かくなり、雪と寒いのが苦手な私としては嬉しい限りです。
GWを利用して、多くの練習試合を行うことができました。4/26日には苫小牧南高校にお邪魔して南高校と練習試合、5/3,4は札幌に遠征して札幌南高校、札幌藻岩高校、札幌厚別高校、札幌国際情報高校、札幌白石高校と練習試合をさせていただきました。苫小牧に帰って来てからは5/6に帯広北高校に来校いただいて練習試合を行いました。技術、戦術ともに本番前にチャレンジのできる最後の機会として、個人として、チームとして向上することとゲームの準備をすることの両方をテーマにして臨みました。結果としてはできたところや成長を感じられる部分も多くありながら、勝利をつかむという部分で詰めの甘さが出たかなと思います。ゲームの中身やバスケットの質としてはかなり向上してきている実感があるので、しっかりと勝利をつかみ切るという部分にフォーカスして、あと2週間を過ごしたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
ここにきて、ずっと課題にしている強度や継続性でもチームが格段に向上しているのが見られ、とてもうれしく思います。過去に強度で対抗できなかった相手に対しても、ゲームを通してしっかりとついていくことができるようになり、新チームになってからずっと追い求めてきたものが形になってきているのを感じます。これは、3年生をはじめとした選手たちの一生懸命な取り組みが作ったものであり、やはり日々の取り組みはうそをつかないという事を感じるとともに、それを実現している彼女たちの頑張りを誇らしく思います。
ただ裏を返せばそれでもまだ足りていないという事も事実です。その強度を保ったままで正確にプレーすることやしっかりとシュートを決めきってくること。まだまだやらなければいけないことは残っています。最後の瞬間まで向上し、このチームが最も良い状態でゲームに向かえるように頑張っていきたいと思います。
そして、今回の札幌遠征は比較的近くへの遠征だったこともあり、一部のご家庭に協力いただいて現地集合とさせていただきました。こういった遠征や練習試合を通して、改めて保護者の方に助けられているチームであるという事を実感します。日々の家庭でのサポートは言うに及ばす、練習や練習試合の送り迎え、遠征となれば費用負担といったようにあげていけばきりがありません。我ながら甘えてばかりで申し訳なく思うとともに、支えていただける環境に感謝しなければと思いながら日々を過ごしています。いつも本当にありがとうございます。そして、一番の恩返しは彼女たちがバスケットに夢中で取り組み、コートで輝く姿をお見せすることだと思います。保護者の方にもこのチームに所属してよかったと思っていただけるよう、一生懸命に頑張りたいと思います。
さて、いよいよインターハイ予選があと2週間に迫ってきました。個人的には3年生にはそこで終わりにしてほしくないという気持ちがありますが、それは結果と彼女たちが決めること。もしかするとこのチームでバスケットができるのはあと2週間になるかもしれません。完璧に悔いのない最後というものは存在しないのかもしれません。それでも彼女たちがやり切った、このチームでよかったと言って終われるように残りの時間を一生懸命に過ごしたいと思います。
そして、その彼女たちが一生懸命な姿を少しでも多くの方に見ていただきたいと思います。試合日程や会場は決まり次第このブログで速やかにお知らせします。今年度は室蘭開催で少し遠いですが、ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。