顧問ブログ
【女子バスケットボール】練習体験会
10/18に中学3年生を対象とした練習体験会を開催しました。今年は8名の選手の方に参加いただき、いつもと違う雰囲気の中で練習を行うことができました。
内容については私の時間のマネジメントが甘かったこともあり、すべてを伝えきることはできませんでしたが、それでも我々が普段どのようにバスケットと向き合っているか、チームの雰囲気などについては感じていただけたのかなという風に思います。もしこのチームの雰囲気や取り組みがいいなと思ってくれた方がいれば、4月にお会いできるのを楽しみにしています。
また、毎年参加者の方には伝えていることですが、西高を選ぶかどうかにかかわらず皆が好きなバスケットを高校でも続けてほしいなと心から思います。これは練習の内容や体験、我々の取り組みとは全く異なる話で単純に私の願望ですが、バスケットはいろいろなことを学べる本当に素晴らしいスポーツです。仲間と協力すること、自分と戦って打ち勝つこと、苦しい時に前を向くこと、バスケットの勝者を目指す中で得られる財産は数多くありますし、何より本当に楽しいスポーツで、人生を賭けて、時間を使って挑戦する価値のあるものだと心から思います。
皆さんがどのような進路を選ぶのかはまだわかりません。それでもこの練習体験会に来ていただいたという事は今バスケットが好きであるという事は間違いのないことかと思います。その気持ちを忘れずに、選んだ先で一生懸命にバスケットに取り組んでいくことは、必ず皆さんの人生を豊かにします。そして、その場所が西高ならば本当に幸せなことだなと思います。
体験会に参加していただいた中学生の皆さん、保護者の皆様、体験会開催にあたってご協力いただいた各中学校顧問の先生方をはじめとする関係者の皆様、本当にありがとうございました。今回日程の合わなかった方についても、練習の見学や体験は随時受け付けています。中学校顧問の先生か、西高校板倉まで直接お問い合わせください。
さて、そうこうしている間に2年生の見学旅行が来週に迫ってきました。よい選手である前によい西高生、何より高校生活でも最大のイベントである見学旅行です。しっかりと準備をして、徹底的に楽しんできてほしいなと思います。そしてそれが終わると期末考査、そして新人戦です。自分たちに矢印を向け、毎日の積み重ねが良い結果となるように、一生懸命に取り組んでいきたいと思います。
【女子バスケットボール】学校説明会
着々と気温が下がり、秋の訪れを感じます。ウィンター予選が終了した後もチームは前を向いて活動をしています。
10/3には本校の学校説明会が行われ、多くの方にご参加いただきました。毎年思う事ですが、これだけの人たちに西高校が興味を持ってもらっているという事実を素直に嬉しく思うとともに、その期待に応えられる学校にならなければと背筋の伸びる思いです。参加された中にこの学校の雰囲気がいいなと思っていただいた方がいたら、4月にお会いできるのを楽しみにしています。
10/5には苫小牧南高校、苫小牧東高校に来校いただいて合同練習を行いました。お互い人数が少ない中で定期的に開催している合同練習で、今回も貴重な5対5の練習の機会としていい経験をさせていただきました。ウィンター予選の後からチームとして取り組んでいることも少しずつではありますが形になってきており、この成長を継続していきたいなと思います。
さて、先日のブログでもお知らせしたとおり、中学生向け練習体験会の開催が2週間後に迫ってきました。西高校に進学を考えている方や高校でもバスケットを続けようと考えている方、単純に練習を体験してみたい方、どんな方でも構いません。申し込みについては、前回のブログに申し込みフォームを載せてあるのでそこからお申込みいただくか、各中学校顧問の先生に案内を送付させていただいているのでそこからお願いいたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
【女子バスケットボール】中学生向け練習体験会
部員ブログでもお伝えしましたが、この度苫小牧西高校女子バスケットボール部では10月18日8:30から中学3年生向けに練習体験会を開催します。
希望者の方は各中学校顧問の先生に案内を送付させていただいています。不明点がある場合は西高校板倉までお問合せください。
以下にも参加希望者用Formを添付しますので、そこから申し込んでいただいても構いません。(各自申し込み後に、各中学校顧問の先生に参加する旨を伝えてください。)
たくさんの方のご参加をお待ちしています‼
【女子バスケットボール】ウィンターカップ地区予選
9/20,21の日程で開催されたウィンターカップの地区予選会に参加しました。
結果は
1回戦 苫小牧西49-47苫小牧東
2回戦 苫小牧西19-138北海道栄
3位決定戦 苫小牧西33-96苫小牧総合経済
となり、4位で大会を終えました。
初日の苫小牧東戦は今大会のターゲットとしていたゲームであり、まずはディフェンスの強度で相手を上回って早い展開でバスケットをすること、リバウンドを確保してポゼッションの数で上回ること、苦しい時間帯になっても我慢して4Q勝負にすることをチームとして約束して試合に入りました。
試合開始直後はプレー強度で上回ることができ、シュートもよく決まって大きくリードして滑り出すことができました。しかし1Q の中盤から徐々に歯車がかみ合わなくなり、焦りも出て1Qは15-18というスコアとなりました。2Qも悪い流れを断ち切れず、こちらのスコアが伸びない時間帯が続き、前半は21-29で折り返しました。後半に入ると相手チームが少し疲れてきたこともあり、3Qで大きく差をつけて逆転に成功すると、その後追いつかれる展開を振り切って何とか2点差で勝利をつかむことができました。
正直に言って1Qの半分くらいから前半終了にかけては我々のバスケットが全くと言っていいほど表現できず、非常に苦しい時間帯でした。しかし、この苦しい時間帯にも我慢してディフェンスとリバウンドにしっかりと取り組めたことが、後から考えると勝敗を分けたなと思います。いつも書いていますが、苦しい時に何ができるかがその組織の価値を表します。そういう意味ではコートの上ではうまくいきませんでしたが、この時間帯のチームはしっかりと自分たちの価値を示せたのかなと思います。
その後の北海道栄戦は強度で全く歯が立たず…チームとしても1回戦でエネルギーを使い切ってしまった感があり、大会を通じてのエネルギーの使い方や1日2試合をやり切るタフさという部分でも課題の残る試合となりました。
翌日行われた3位決定戦の総経戦では、開始直後こそディフェンス中心に良いプレーも見られましたが、やはりここでも強度で勝てず。前日の2回戦に引き続きチームとしてまだまだ取り組まなければいけないことが浮き彫りになる試合でした。ただ、この試合でも今まで取り組んできたチームディフェンスについては通用するなという感覚もあり、明るい材料もしっかりと見つけて大会を終えることができました。
大会を通じて、まずはこのチームで初めて大会2日目に試合をすることができ、シード権を獲得できたこと、チームが一つステージを上がったことを素直にうれしく思います。この結果は彼女たちの頑張りが実現したものであり、その頑張りを誇らしく思うとともに、今までチームかかわってくれた方々に少しでもよい思いをしてもらえたかなと安心しています。
ただ、まだこのチームは続いていきますし、当然次の大会ではさらに良いものを作っていく必要があると思います。シードチームとして恥ずかしくないプレーが求められますし、次に対戦するチームは全力でこのシード権を狙いに来るでしょう。それに負けずにしっかりとプレーすること、さらに高い場所にたどり着くこと、またタフな挑戦になりますが、チーム一丸となり一生懸命に取り組んでいきたいと思います。
末尾になりますが、大会運営にあたって尽力いただいた関係者の方々、保護者の方をはじめ、応援いただいたすべての方に感謝いたします。本当にありがとうございました。
【女子バスケットボール】ウィンター予選組み合わせ
朝晩はだいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じます。秋が来たという事は冬が来るという事。毎年書いている気がしますが、名古屋出身の私はとにかく北海道の冬におびえています。今年こそは快適な冬を送りたいと切に思います。
西高校では先週末まで中間試験が行われており、チームとしての活動はかなり制限される状態でした。それもあって試験明けの練習のコンディションが心配でしたが、チーム全体として悪くない状態で練習できており、きちんと試験期間中にもコンディションを作ってきたのかなと嬉しく思います。
15日には苫小牧南高校にお邪魔して合同練習をさせていただきました。本番前の最終調整として、5対5での実戦を経験することと、戦術的な到達度をチェックすることをテーマにして取り組みました。結果はまずまずといったところで、このままいければ本番でもいい試合ができるのではないかと思えるような内容でした。強度や戦術の遂行度はある程度のところまで高まっていると感じるので、あとは細かいところを修正することと、簡単なエラーをどれだけ減らせるかというところかと思います。チームとしての仕上がりはまずまずかなと思いますが、これに満足していては我々の目指す場所にはまだ届きません。大会までの1週間も自分たちを高められるようにしっかりと取り組んでいきたいと思います。苫小牧南高校の皆様、ありがとうございました。
そして、ウィンター予選の試合時間と会場が正式に決定しました。1回戦は下記の通り、9/20の9:00から苫小牧東高校にて苫小牧東高校と対戦します。彼女たちが輝く姿をぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。お忙しい中とは思いますが、会場に足を運んでいただいて、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。
【女子バスケットボール】夏の終わり、そしてウィンター
お盆が終わり名残を惜しんでいるうちに今日から2学期が始まりました。お盆休みは実家のある名古屋と大学時代を過ごした関西に帰り、久しぶりにのんびりと過ごせたかなと思います。しっかりと充電できた分いろいろなことに情熱をもって取り組みたいと思います。
お盆休みに入る前には恒例となったOGを交えての運動会とBBQ大会を行いました。詳細は部員ブログで書いてくれているのでここでは割愛しますが、久々に会うOGたちと楽しいひと時となりました。とは言ってもこの3月に卒業した学年なのでたった3か月会っていないだけですが、それでも久しぶりに会うと彼女たちが確実に大人になっていることが感じられてうれしく思います。いくつになってもOGたちが帰ってこられる場所としてこのチームがあるように、つながりを大事にして活動を行っていきたいと思います。
お盆休みが明けてからも20日に苫小牧南高校に来校いただいて合同練習、24日には静内高校に来校いただいて練習試合を行いました。夏休み前半の練習試合で出た課題をクリアしているかを確認する意味でも、非常に有意義な時間となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
夏休みを通して、チームは確実に前に進んでいると感じます。前回のブログでは思うようにいかないことばかり言ってしまいましたが、それでもその中で一生懸命に取り組んでいることは決して彼女たちを裏切っていないと強く思います。チームとしてまだまだ解決すべき課題は山積みですが、それでも夏休みに入る前と比べればバスケットの質は大きく向上していると言っていいでしょう。この成長をさらに加速させること、もっといい方向にもっといい速度でチームが進むようにしていくことが私の仕事です。これからも基準を高く持って、毎日の活動を一生懸命に取り組んでいきたいと思います。また、新学期が始まりバスケットだけに集中できる幸せな時間は終わりました。よいプレイヤーである前によい西高生です。教室でも体育館でも自身を高められるように、チーム一丸となって頑張りたいと思います。
さて、夏が終わるともうウィンターカップ予選になります。先日組み合わせ抽選会があり、1回戦の相手は苫小牧東高校に決まりました。いつも合同練習や練習試合でお世話になる学校であり、個人的には私がこのチームを見始めて最初に公式戦で戦った相手でもあります。試合会場や時間は正式に決まり次第このブログでお知らせします。チーム一丸となり勝利をつかみたいと思いますので、ぜひ会場に足を運んでいただいて、応援のほどをよろしくお願いします。
【女子バスケットボール】夏休み前半戦
暑い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私が苫小牧に来てから年々暑くなっている感があり、このままいくと数年後には本州と変わらなくなるんじゃないかと不安な日々を過ごしています。
夏休みが始まり、暑い中でもチームは元気に活動しています。夏休み前半は恒例の練習試合ラッシュで、7/27には白老中学校・白翔中学校に来校いただいて練習試合、7/30,31,8/1には夏の遠征として、札幌日大高校、札幌東高校、岩見沢緑陵高校にお邪魔してそれぞれ練習試合、苫小牧に帰ってきて8/6にはウトナイ中学校にお邪魔して練習試合、8/10は苫小牧南高校にお邪魔して南高校、苫小牧東高校、苫小牧総合経済高校、室蘭清水丘高校と練習試合をさせていただきました。この期間で多くの実戦経験を積むことができ、チームとして向上する良い機会となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
とはいうものの、夏休み前半を振り返ると、率直に言って「思い通りにいかんかったなあ」でした。夏の遠征では津波の影響や体調不良などで思うように試合をこなせず、そのほかにもけが人が出たこともあってチームとしてこの機会を十二分に生かすことができたかというと少し物足りなかったかなというのが正直な気持ちです。もちろん自然環境はノーコントロールですし、どれだけ気を付けていても体調不良になることはあります。一生懸命にプレーすればするだけ怪我のリスクもありますし、人数が少ない状況でやっているのでなおさらのことです。部員達それぞれは一生懸命にやっている中でのことなので何が悪いという事を言いたいのではありませんが、それでもこれだけ思い通りにいかないことが続くとなんだかなあというのが正直なところです。(私の日頃の行いがよほどよろしくないという事なのでしょうか…)
その中でよかったのは、チームの構成員が誰一人として「だからできない」というメッセージを発さなかったことかなと思います。いつも言う事ですが、苦しい状況、難しい状況の中で何ができるかがその人や組織の本当の価値であり、バスケットボールの勝者とそれ以外を分ける大きな要素です。そういう意味では、この難しい状況の中でもプレーする選手が前を向いて、自分にできることを探して必死に取り組む姿勢が見られたのは、チームとしての成長を感じられる場面だったかなと思います。
さて、夏休みも一区切りという事で最近心に残った話題を一つ。私は東京医療保健大学の恩塚亨さんという指導者が非常に好きで、よくクリニックビデオを見て参考にさせていただいています。少し前まで女子日本代表のHCをされていて、日本でももっとも有名な指導者の一人なので今更私が紹介するまでもない方なのですが、最近見たクリニックビデオの中で非常にいいことをおっしゃっておられたので紹介したいと思います。ドライブに対する合わせを指導する中で、ボールレシーバーがスペーシングを怠ったり、レシーブの声が出ないという事に対して、恩塚さんはこのようなことを言われていました。(覚えている内容を私の解釈含めて書いているのでもしかしたら少し表現は異なるかもしれません)
「ゲームの勝敗というものを考えたときに、やれることをやらずに負けるというのは悔しくない?スペーシングをすることや声を出すことは誰にでもできることで当然やった方がいいこと、それをやらずにいることが原因で負けるのは悔しくない?」
ここまではある程度よく聞く話で、私自身も似たような話をすることがあります。それに加えて恩塚さん曰く
「当然やった方がいいことを毎回きちんとやり切れる自分になるのかどうかっていうのは大きな問題だと思うよ。」
何気ない一言かもしれませんが、この後半を聞いて、今我々が掲げているバスケットボールの勝者というのはこういう事なのかと少しわかったような感じになりました。恩塚さんはよく「どういう自分になるのか」という表現を使って話をされますが、まさにこれこそが「どういう自分になるのか、やった方が当然いいことをきちんとやり切る自分になるのか、そうでない自分のままでいるのか」という分水嶺なのではないでしょうか。
我々が普段生活する中でも、当然やった方がいいことだけど少しやるのが億劫なことというものがしばしば現れます。(というより、我々の生活はそういったものであふれているのではないでしょうか。)そしてそういったものは往々にして、一回するのは簡単でも毎回毎回継続することが難しいものであったりします。そのやった方がいいことを毎回毎回きちんとやり切る自分でいるのか、あるいは億劫さに流されてやれない自分のままなのか。これを分けるものこそ我々の意志の力であり、バスケットボールの勝者とそれ以外を分ける大きな境目ではないでしょうか。コートの上でそれがやり切れればゲームの勝者に近づき、バスケットでやり切れる人は普段の生活でもそれをやり切ることができるでしょう。そのことはバスケットの勝者になることへとつながり、彼女たちの人生を必ず豊かにしてくれると思います。
バスケットをしている中でこういった発見をできることが数多くあり、そのたびに本当に面白い競技だな、人生の時間を費やすに値する価値がある取り組みだなと思わされます。その価値や良さをもっともっと発信できるよう、まずは我々がその価値を体現できるチームになれるようにこれからも取り組んでいきたいと思います。
さて、明後日からチームはお盆休みに入ります。お盆が開ければすぐに新学期、バスケットに集中できる幸せな期間はあと少しです。そして2学期が始まればすぐに試験、それが終わるとウィンターカップの予選となります。限られた時間の中で少しでもチームが向上して試合に向かえるよう、また一生懸命に頑張りたいと思います。
【女子バスケットボール】西高祭と夏休み
苫小牧でも30℃を超える日があるなど本格的に夏の訪れを感じる今日この頃です。西高祭も終わり、学校としてはあと少しで夏休みといった感じでしょうか。そして、またまたお久しぶりの更新です。西高祭でバタバタしている間にうっかり1学期が終わりそうになってしまい、何かよくわからずに焦っている自分がいます。言い訳せずにやることにしっかりと取り組まなければ…
西高祭では様々なところで活躍する部員の姿を見ることができました。よい選手である前によい西高生。行事ごとに一生懸命に取り組めるところは我々のチームの良いところの一つかなと思います。クラスでも体育館でも他者によい影響を与えられる存在であれるよう、これからも頑張りたいと思います。
西高祭明けから暑い中でもチームは前に進んでいます。7/13には光洋中学、苫小牧東高校、苫小牧南高校に来校いただいて合同練習、7/19には苫小牧中央高校にお邪魔して練習試合を行いました。合同練習はおなじみのメンバーに光洋中を加えて、いつもと少し異なる雰囲気での練習となりました。いつもは引っ張れる側の下級生も、中学生との合同練習では相手を引っ張る側に立たなければならず、いつもと違う役割の中でよい経験ができたのではないかと思います。19日の練習試合は、新チーム初の練習試合だったこともあり、今段階で何ができて何ができないのかをチェックしようというテーマで臨みました。結論から言えば強度で全く相手にならず…強いチーム相手ですがもう少し日頃の練習を表現してほしかったかなというのが正直なところです。部員の皆にも伝えましたが、これが取り組みの基準です。まずはこの強度に耐えられるチームにならなければ、強いチームに対して勝負の土俵に上がることすらできないでしょう。強度と継続性、このブログで幾度となく取り上げたテーマですが、今年もそれとしっかり向き合い、基準を高くもって頑張っていきたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
さて、冒頭でも書いたようにいよいよ夏休みが目前に迫ってきました。例年のごとく夏休みは練習試合を多く組んでいますし、7月末から8月にかけては遠征も予定されています。暑い夏になることが予想されるのでまずはコンディションをしっかりと整え、毎日毎日しっかりと成長できるよう、夏が終わったときに個人としてもチームとしても一回りたくましくなった姿が見せられるように頑張っていきたいと思います。
【女子バスケットボール】新チーム始動
ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。インターハイ予選が終わり、試験期間もあってバタバタとしているうちにいつの間にか時間が…このブログに限らずやるべきことをついつい先延ばしにしてしまいます。いつも思う事ですがもう少し自分に厳しくあらねば…
インターハイ予選の結果を受けて新チームが始動しています。チームの始動にあたり改めて目標の確認を行い、今年のチームの目標はシード権の獲得になりました。現状苫小牧地区には4チームのシードチームがあり、そのどこかに勝つという事になります。どのチームも手ごわいチームですし、くじ運もあるのでどこと当たるのかはコントロールできません。その中で目標をを達成するためには我々がもっともっとステップアップしなければならないことは明白です。3年生の中にもウィンター予選までチームとして活動したいと言ってくれた選手もおり、まずは選手9名、マネージャー1名の10人でチーム一丸となり、ウィンター予選でどのチームと当たってもきちんと勝負ができるように一生懸命頑張りたいと思います。
6/22には苫小牧南高校、苫小牧東高校に来校いただいて、合同練習を行いました。テストが明けてからほとんどの時間をファンダメンタルに費やしてきており、チームとしての準備はほぼない状態で他のチームとの活動となりました。いいプレーも随所に見られながら、全体としてはまだまだこんな感じかなというのが正直なところです。まずは選手各自がレベルアップすること、そしてそれを通してチームとしての力の総和を上げていくという事がこの時期には必要不可欠だと思います。戦術や方法論にとらわれず、まずは強度とファンダメンタルに重点を置いて取り組んでいきたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
さて、言っている間にもう7月、本校では7月といえば西高祭です。いつも部員の皆には伝えていることですが、よい選手である前によい西高生、何より1年で1番大きな学校行事です。クラスでも存在感を発揮してもらい、行事ごとをしっかりと楽しめる人間であってほしいなと心から思います。
そして西高祭が終わるとすぐに夏休みです。1年で最もチームが伸びる時期といっても過言ではないでしょう。このチャンスに十分に成長できるよう、しっかりと準備を整えて夏休みを迎えたいと思います。
【女子バスケットボール】インターハイ予選
5/22,23,24の日程で行われたインターハイ支部予選が終了しました。チームとして一段落し、気持ちの整理をつけている間に一週間たってしまいました。
お伝えしている通り、結果は1回戦で苫小牧総合経済高校に敗れて大会を終えることとなりました。
以前も少し書きましたが、総合経済高校さんは私がこのチームを見始めて初めて練習試合をさせていただいた相手でもあり、目指すべきチームとして(勝手に)背中を追い続けているチームの一つです。今回の試合では我々のチームもいい仕上がりで、胸を張って勝負ができるところまで来たという気持ちと、それでも強い相手に勝てるかという不安が入り混じった状態で試合を迎えました。
初めて試合をする会場であり、うまくいかないことや普段と違う事もある中で、まずは強度、具体的にはディフェンスとリバウンド、そしてそこからのトランジションで上回ること。試合の最初からエナジーを全開にして、食らいつけるところまで食らいついてゲームの最後までそれを出し切ろうと約束してゲームに入りました。
1Qの出だしは我々のやりたいバスケットが表現でき、特に強度の高いディフェンスから早い展開を続けられたことでよい試合の入りができました。2Qに相手の3Pが当たりだしたところで逆転されてしまい、けが人も出る中で強度を維持できずにじりじりと点数が開いていく展開になり、最終的には47-75という結果になりました。
結果としては大きく差の開いた試合となってしまいましたが、決して下を向かなければいけない試合ではなかったと思います。今年は総合経済高校と公式戦で多く(4大会で3回‼)当たる中で明らかに以前のゲームとは内容が違いました。試合を通じて我々の時間帯も多くあり、本当に胸を張って勝負ができたゲームだったと思います。結果については最後はHCである私の責任です。選手たちには今できることをやり切ったという事に対して胸を張ってほしいなと思います。まだまだ3年生と一緒にバスケットをしたいと心から思いますが、それはこれから彼女たちが決めること。チームとしてはいったん一区切りとなります。
今年の3年生は2人しかおらず、下級生のころからずっと試合に出続けていました。キャプテン筆頭に本当に真面目に練習する代で、人数が少なく、練習も限られる中でとにかくコツコツと3年間練習を積み重ねてきました。その積み重ねた練習(特にディフェンス)はこの試合でも決して彼女たちを裏切らなかったと思います。
以前のブログでも書きましたが、このインターハイという大会を勝って終われるチームは日本に一つしかありません。では日本によいチームは一つしかないのかというと私は決してそんなことはないと思います。負けてこれを言うのが本当に悔しく、情けなく思いますが、バスケットボールゲームの勝者になれずとも、バスケットボールの勝者になるチームは必ず存在すると私は信じています。我々のチームがバスケットボールの勝者に値するチームであったかは自分たちにはわかりません。それはこれからの彼女たちの人生や、我々のチームのふるまいによって表現されていくのでしょう。彼女たちがバスケットやこのチームから教わったことが彼女たちの人生によい影響を与え、彼女たちの人生が豊かになってほしいと心から思います。
末尾になりましたが、大会運営にあたり尽力いただいた関係者の皆様、3年間支えていただいた保護者の皆様、応援いただいたすべての人に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
杏樹、那緒、3年間お疲れさまでした。よく頑張りました。一緒に頑張ってくれて本当にありがとう。また一緒にバスケットしましょう。