【女子バスケットボール】冬到来
本格的な冬の訪れを感じる今日この頃、昨日はついに苫小牧で雪が積もりました。まだタイヤ交換ができていない私はヒヤヒヤしながら毎日を過ごしています。
寒い中でもチームは元気に活動をしています。見学旅行中は1年生だけで自分たちの課題に取り組み、見学旅行明けから2年生も合流して本格的に新人戦に向けた準備が始まっています。11/8には岩見沢緑陵高校に、11/9には静内高校に来校いただき、練習試合を行いました。新人戦では2日間で3試合を戦う日程となっており、その予行演習として2日連続でいい試合をそろえようというコンセプトで行いました。結果から言うと、やはり2日連続で自分たちのいい日を持ってくるということがまだ難しいなというのが正直なところです。1日目の岩見沢緑陵戦では、フィジカルに戦ってくる相手に対して強度の高いディフェンスから早いバスケットを展開することができ、自分たちのバスケットを一定表現できていたかなと思います。2日目の静内戦では、ディフェンスの強度はまずまずでしたが、簡単なミスで自分たちで試合を難しくしてしまう展開となり、2日間集中力を保ってプレーすることの難しさを痛感しました。
それでも、2日を通してチームのアイデンティティであるディフェンスの部分では粘り強く取り組むことができ、それがスコアにも表れる結果となりました。そういう意味ではうまくいかない中でもまずはディフェンスをやるんだというマインド、チームの文化が成熟しつつあるのを感じることができ、チームが前に進んでいることをうれしく思います。
もちろんまだ十分ではありませんし、強い相手と戦うためにはもっともっと我々のバスケットを高めていく必要があります。簡単なミスを連発していては当然勝てませんし、ディフェンスの強度もまだまだ足りません。ただ、このチームの始まりを思えば確かな前進を感じることができ、それを成し遂げている彼女たちの頑張りを改めて誇らしく思います。このチームがさらに良い方向にさらに良い速度で成長していけるよう、これからも一生懸命に取り組みたいと思います。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。
さて、そうは言いながら本校では来週から試験期間となります。少しずつ活動はするものの、今までと比べると練習でできることは少なくなってしまいます。これまで以上に時間を大切にしながら、やるべきことに集中して取り組まなければなりません。そして、何よりよいプレイヤーである前によい西高生。普段バスケットに向けている情熱を勉強にもしっかりと向けてほしいなと思います。試験期間明けから新人戦までは1週間、しっかりと準備をして良い結果が得られるように、チーム一丸となって一生懸命に取り組んでいきたいと思います。