2024年5月の記事一覧
札幌遠征
5/11,12の連休を利用して、札幌への遠征を行いました。11日は札幌創成高校で創成高校、札幌静修高校と練習試合、12日は札幌東高校で札幌東高校、小樽潮陵高校と練習試合を行いました。お世話になった高校の皆様、本当にありがとうございました。
高体連支部予選までに実戦を通して課題を発見できる最後の機会と位置付けて、現在チームで取り組んでいること(技術・戦術)ができているか、チームで戦うための準備ができているかという部分に焦点を当てて試合を行いました。
結果としてはできている部分もありながらもう少しという部分も目立ち、少し歯がゆい結果だったかなというのが正直な感想です。1年生が入り、スターター、ローテーションにも変化がある中で、これまでの取り組みと今回の遠征で得た課題をあと10日でどこまで突き詰められるかが勝負のカギだと改めて感じます。多くのことを求められる中でも選手たちは必死に食らいついてきてくれており、何とかこの思いを結実させられるようにあと1週間頑張りたいと思います。
今回の遠征では札幌という比較的近い場所だったこともあり、現地集合が可能なご家庭には現地集合をお願いしました。いつも思うことですが、チームの活動は保護者の方のご協力なしには成り立ちません。日々の活動一つとっても家庭でそれを支えてくれる保護者の方がいるから成り立つものであり、さらに練習試合や土日の練習の送り迎え、遠征になれば費用負担といったようにあげていけばきりがありません。この機会に今一度感謝を述べさせていただきたいと思います。いつも本当にありがとうございます。そして、部員の皆にも自分たちの活動が多くの人に支えられていることを理解し、感謝の思いを持って日々を送ってほしいと強く思います。
さて、いよいよ高体連の支部予選会が来週末に迫ってきました。先週の金曜には抽選会があり、(某強豪私学の横を引くことに定評のある板倉は緊張して戻しそうになりながらくじを引きました…)1回戦の相手が伊達開来高校に決定しました。会場等はまだ決まっていませんが、決まり次第このブログで速やかにお知らせします。部員たちの一生懸命な姿や成長したところ、輝いているところを一人でも多くの人たちに見てほしい。これが今の私の素直な気持ちです。平日開催で難しいとは思いますが、ぜひ会場に足を運んでいただき、チームへの声援をいただければと思います。チームで一丸となり勝利を目指して一生懸命頑張りますので、応援のほどをよろしくお願いいたします‼
ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークを迎え、ようやく苫小牧にも桜が咲いています。そして、この連休を利用して、多くの練習試合を行う機会に恵まれました。
4/28には室蘭清水丘高校に来校いただいて練習試合、5/4には苫小牧東中学校で多くのチームと練習試合ができました。5/6は稚内大谷高校に来校いただき、この3日間で合計約7ゲーム分の経験を積むことができました。お世話になった学校の皆様方、本当にありがとうございました。
自分たちが取り組んできたことでできるようになっていることも多く、チームがまた新たなステップに入って向上していることを強く感じるとともに、日に日にたくましくなっていく選手たちを見るのは本当にこの上ない喜びを感じます。1年生も今自分にできることや自分がやるべき課題に対してしっかりと取り組んでおり、その一生懸命な姿を見られることもうれしく思います。まだまだ課題は多く残っていますが、この成長を維持してあと3週間でいける限界まで良いチームになれるように頑張ります。
この期間特にうれしかったことを一つ。試合や練習を通じて出た課題を解決する速度が、以前と比較にならないほど速くなっていると感じます。ひとつ前の試合でできなかったことが次の試合で形になり、その次の試合では別の課題を解決できるようになっている。このことは一人ひとりがチームの課題と向き合ってしっかりと考えながらプレーしていることの証左だと思いますし、キャプテンを中心としてコミュニケーションが取れていることの証でもあるかと感じています。そして、このできないことをできるように取り組むプロセスというのはバスケットに限らずよい人生を歩むうえで必要不可欠なことであり、以前のブログでも述べたようにそれこそが部活動の大きな価値であると私は考えています。もちろん課題のすべてを解決できるわけではありませんし、うまく取り組めないこともあります。それでも自分たちで解決を目指そうという姿勢を持ち、努力を始めた時点ですでに彼女たちは勝者であり、それが実を結ぶかどうかにかかわらずその過程には大きな意味があるのでないでしょうか。そして、その取り組みをうまく結実させるようにサポートするのが私の仕事であり、それができる自分でいなければならないと責任の大きさを改めて痛感しています。
さて、いよいよ高体連の支部予選まで一月を切りました。来週末に札幌への遠征、それが終わると仕上げの時期に入ってきます。個人としてもチームとしてもまだまだ向上できる余地はたくさん残っています。できる限りの成長をして、最後の日に笑って終われるよう一生懸命に頑張りたいと思います。