顧問ブログ

2024年5月の記事一覧

【女子バスケットボール】高体連支部予選

5/23,24,25の日程で行われた高体連の支部予選が終了しました。少し気持ちの整理もついたところでブログを更新しようと思っていたら1週間がたってしまいました。ご報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。

結果は以前にお伝えした通り1回戦で伊達開来高校に勝利、2回戦で苫小牧中央高校に敗れて大会を終えることとなりました。

1回戦の伊達開来戦は相手のゾーンディフェンスに対して少し攻めあぐねる時間帯もありましたが、苦しい時間帯もしっかりと我慢してディフェンスからリズムをつかみ、終わってみればすべてのクウォーターで相手を上回ることができました。特にディフェンスとリバウンドで頑張れたことが勝利につながり、目指していたバスケットに近い形で勝利をつかむことができました。

2回戦の相手はまたも中央高校。以前の対戦から強いチームであることや厳しいプレッシャーの中でプレーしなければいけないことは予想できましたが、それでも自分たちのやってきたことを表現し、勝ちに行こうと全員で約束して試合に入りました。試合では開始から予想以上の圧力を受けて厳しいゲームとなってしまいましたが、その中でも部員たちは全員で最後まで前を向き、戦う姿勢を見せてくれました。

結果については最後はHCである私の責任です。私の力が足りず、最後を勝って終えられなかったことを悔しく、申し訳なく思います。このメンバーでもう少しやりたいなというのが正直な気持ちですが、これでこのチームは解散となりまた新たなシーズンが始まることとなります。

3年生とは私が昨年の4月に顧問、HCに就任してからともに多くのことを経験しました。最初は環境の急激な変化に戸惑うことも多く、うまくコミュニケーションがとれなかったりお互いの気持ちをうまく表現できなかったりでぶつかることもあり、練習もままならないという時期もありました。正直に言ってお互いに「しんどいな、もういいかな」と思ったこともあったかと思います。その中でもあきらめず、一つ一つ問題と向き合い解決してこれたこと、それを通してチームになれたことを本当にうれしく、誇らしく思います。そして、最後のミーティングで後輩たちに話している姿を見て3年生の成長を感じるとともに、その場所に一緒にいられたこと、このチームが彼女たちが成長していく場所であったことをとても幸せに感じます。

以前から繰り返し述べているように、私は部活動の価値は自分と向き合いながら一生懸命に頑張ることにあると考えています。彼女たちが自分たちのなりたい姿を定め、それに向けて一生懸命になれたこと、それが伊達開来戦での勝利という形で結実したこと。その気持ちと姿こそが彼女たちがチームにいた価値であり、3年生が引退した後もその背中を見た後輩たちがそれを受け継ぎ、良いチームを作っていくだろうと思います。舞花、萌桃、彩華、優空、深澤、山本、お疲れさま。本当によく頑張りました。一緒に頑張ってくれてありがとう。

末尾になりますが、3年間支えていただいた保護者の方々、応援いただいた関係者の方々に改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

【女子バスケットボール】高体連支部予選結果速報

1日目の結果です。

苫小牧西66-48伊達開来

チーム一丸となり勝利することができました‼

明日は苫小牧市総合体育館で10:30試合開始です。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援のほどをお願いします‼

 

【女子バスケットボール】いよいよ‼

先ほど高体連支部予選前の最後の練習が終了しました。大きなけがはなく、選手11名マネージャー2名の13名全員で大会に向かうことができそうです。

先週末の18日は静内高校、白老東高校、19日に苫小牧南高校に来校いただき、合同練習を行いました。本番前の最終チェックとして、良い実戦機会となりました。お世話になった学校の皆様、ありがとうございました。

さて、いよいよ明日から高体連の支部予選が開催されます。負けてしまったところでこのチームは解散となり、3年生にとってはバスケットに本気になれる最後の機会になるかもしれません。

思えばこの一年いろいろなことがありました。去年の4月に顧問、HCとなり、思うようにいかないことや難しいことも多く経験しました。このブログでは年が明けてからのポジティブな面しか書いていませんが、もちろん良いことばかりではなく、特に昨年の秋までは胸を張って人に言えないようなことも少なからず経験しました。それは部員たちも同じで、特に3年生は顧問の交代やそれに伴う急な環境の変化で難しい1年だったのではないかと思います。

その中で確実に言えることは、今この瞬間に彼女たちが一生懸命に頑張っているという事です。スタートの地点は少しずれてしまったかもしれませんが、今彼女たちが勝利を目指して必死に自分たちを向上させようとしていることは紛れもない事実です。

もちろんその努力をもっと長い期間続けているチームも当然存在し、少し頑張ったからと言ってそれが結果になるほどバスケットボールという競技が甘くないことも重々承知しています。それでも、この彼女たちの一生懸命な思いが何とか結実してほしいと心から思いますし、それを実現することこそが私のHCとしての仕事だと強く感じます。

私がバスケットを教わった尊敬する先生がよく言っていた言葉に「最初と最後は気持ち」というものがあります。最初の気持ちは彼女たちからもらい、それを種火にして今日までチームは成長してきました。最後も気持ちです。試合終了の笛が鳴るまで全力でプレーし、勝ちたい思い、一生懸命な気持ちをチーム全員でコート上で表現したいと思います。皆様の応援をよろしくお願いいたします。

 

高体連組み合わせ

高体連支部予選の組み合わせと試合時間が正式に決まりました。前回のブログで書いた通り初戦の相手は伊達開来高校、23日の11:00より苫小牧南高校で試合が行われます。勝利を目指して部員一同一丸となって頑張ります。ぜひ会場に足を運んでいただき、応援のほどをよろしくお願いいたします‼

札幌遠征

5/11,12の連休を利用して、札幌への遠征を行いました。11日は札幌創成高校で創成高校、札幌静修高校と練習試合、12日は札幌東高校で札幌東高校、小樽潮陵高校と練習試合を行いました。お世話になった高校の皆様、本当にありがとうございました。

高体連支部予選までに実戦を通して課題を発見できる最後の機会と位置付けて、現在チームで取り組んでいること(技術・戦術)ができているか、チームで戦うための準備ができているかという部分に焦点を当てて試合を行いました。

結果としてはできている部分もありながらもう少しという部分も目立ち、少し歯がゆい結果だったかなというのが正直な感想です。1年生が入り、スターター、ローテーションにも変化がある中で、これまでの取り組みと今回の遠征で得た課題をあと10日でどこまで突き詰められるかが勝負のカギだと改めて感じます。多くのことを求められる中でも選手たちは必死に食らいついてきてくれており、何とかこの思いを結実させられるようにあと1週間頑張りたいと思います。

今回の遠征では札幌という比較的近い場所だったこともあり、現地集合が可能なご家庭には現地集合をお願いしました。いつも思うことですが、チームの活動は保護者の方のご協力なしには成り立ちません。日々の活動一つとっても家庭でそれを支えてくれる保護者の方がいるから成り立つものであり、さらに練習試合や土日の練習の送り迎え、遠征になれば費用負担といったようにあげていけばきりがありません。この機会に今一度感謝を述べさせていただきたいと思います。いつも本当にありがとうございます。そして、部員の皆にも自分たちの活動が多くの人に支えられていることを理解し、感謝の思いを持って日々を送ってほしいと強く思います。

さて、いよいよ高体連の支部予選会が来週末に迫ってきました。先週の金曜には抽選会があり、(某強豪私学の横を引くことに定評のある板倉は緊張して戻しそうになりながらくじを引きました…)1回戦の相手が伊達開来高校に決定しました。会場等はまだ決まっていませんが、決まり次第このブログで速やかにお知らせします。部員たちの一生懸命な姿や成長したところ、輝いているところを一人でも多くの人たちに見てほしい。これが今の私の素直な気持ちです。平日開催で難しいとは思いますが、ぜひ会場に足を運んでいただき、チームへの声援をいただければと思います。チームで一丸となり勝利を目指して一生懸命頑張りますので、応援のほどをよろしくお願いいたします‼

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークを迎え、ようやく苫小牧にも桜が咲いています。そして、この連休を利用して、多くの練習試合を行う機会に恵まれました。

4/28には室蘭清水丘高校に来校いただいて練習試合、5/4には苫小牧東中学校で多くのチームと練習試合ができました。5/6は稚内大谷高校に来校いただき、この3日間で合計約7ゲーム分の経験を積むことができました。お世話になった学校の皆様方、本当にありがとうございました。

自分たちが取り組んできたことでできるようになっていることも多く、チームがまた新たなステップに入って向上していることを強く感じるとともに、日に日にたくましくなっていく選手たちを見るのは本当にこの上ない喜びを感じます。1年生も今自分にできることや自分がやるべき課題に対してしっかりと取り組んでおり、その一生懸命な姿を見られることもうれしく思います。まだまだ課題は多く残っていますが、この成長を維持してあと3週間でいける限界まで良いチームになれるように頑張ります。

この期間特にうれしかったことを一つ。試合や練習を通じて出た課題を解決する速度が、以前と比較にならないほど速くなっていると感じます。ひとつ前の試合でできなかったことが次の試合で形になり、その次の試合では別の課題を解決できるようになっている。このことは一人ひとりがチームの課題と向き合ってしっかりと考えながらプレーしていることの証左だと思いますし、キャプテンを中心としてコミュニケーションが取れていることの証でもあるかと感じています。そして、このできないことをできるように取り組むプロセスというのはバスケットに限らずよい人生を歩むうえで必要不可欠なことであり、以前のブログでも述べたようにそれこそが部活動の大きな価値であると私は考えています。もちろん課題のすべてを解決できるわけではありませんし、うまく取り組めないこともあります。それでも自分たちで解決を目指そうという姿勢を持ち、努力を始めた時点ですでに彼女たちは勝者であり、それが実を結ぶかどうかにかかわらずその過程には大きな意味があるのでないでしょうか。そして、その取り組みをうまく結実させるようにサポートするのが私の仕事であり、それができる自分でいなければならないと責任の大きさを改めて痛感しています。

さて、いよいよ高体連の支部予選まで一月を切りました。来週末に札幌への遠征、それが終わると仕上げの時期に入ってきます。個人としてもチームとしてもまだまだ向上できる余地はたくさん残っています。できる限りの成長をして、最後の日に笑って終われるよう一生懸命に頑張りたいと思います。