顧問ブログ

2024年9月の記事一覧

【女子バスケットボール】雌伏の時

肌寒い日が増え、ぼちぼち冬も始まるのかなという時期に来ています。年々秋が短くなり、夏が終わるとすぐ冬が来るような感じがするのは私だけでしょうか。これがおじさんになるという事かなとも思いながら日々を過ごしています。

選手権予選が終わってから改めてチームでミーティングを行い、これからの方向性を確認しました。前回のブログでも述べたように悔しい結果は我々が成長を止める理由にはなりません。チーム始動の時に全員で決めた目標に向かって改めて一生懸命頑張っていきたいと思います。

先週末には青翔中学校に来校いただき、練習試合を行いました。選手権予選で出た課題と向き合うという事を一番のテーマとして臨みましたが、結果としてはもう一つ…全てができていないというわけではないですがあらゆることが少しずつ(かつしっかりと)足りないという事が改めて浮き彫りとなる試合でした。頑張りがなかなか結果に表れずに苦しい状況ではありますが、それでもこの状況とどう向き合うのかという事、そしてこの中で何をするのかという事が我々にとっては重要です。自分たちに矢印を向けて、しっかりと一つ一つ取り組んでいきたいと思います。青翔中学校の皆様、ありがとうございました。

話は変わって、西高女子バスケットボール部では10月19日に中学3年生対象の練習体験会を開催します。高校でもバスケットを続けるか迷っている人、進学先として西高を少しでも考えている人、バスケットのうまい下手にかかわらずどんな人でも大歓迎です。詳細については各中学校の顧問の先生宛にお知らせを送らせていただいているので、その案内から申し込みをお願いします。多くの方の参加をお待ちしています。

【女子バスケットボール】選手権予選結果

9/21,22の日程で行われた選手権の苫小牧地区予選会に参加しました。

対戦相手は苫小牧総合経済高校、以前から様々な形でお世話になっているチームで、目指すべき目標として背中を追い続けている存在でもあります。新チームになってから初めての公式戦でもあり、すべてが完成しているわけではありませんが、その中でも夏を通じて取り組んできたディフェンスとトランジション、そしてオフェンスのチームムーブといった自分たちが目指してきたバスケットを表現すること、それを通してその日になれる一番よい自分、チームになって勝利を目指そうと約束して試合に入りました。

試合の入りはチームのエナジーを感じるプレーが多くみられましたが、1Qの半ばから徐々に相手の強度に対応できなくなり、最終的には20-102という大差での敗戦となってしまいました。特にディフェンスリバウンドを安定させることができず、セカンドチャンス、サードチャンスを与えてしまい失点を重ねることとなりました。やはり強いチームに対してプレー強度の部分で対抗することが難しく、ここを乗り越えない限りは目標に届くことはないという事実を痛感する試合でした。

悔しい結果ではありますが、下を向いている時間は我々にはありません。アメリカのテキサス大学でアメリカンフットボールのコーチをしていたダレル・ロイヤルという人が選手にあてて書いた文章の中にこんな一節があります。

「フィールドでプレーしたことのある者ならば、誰でも屈辱を味わったことがあるはずだ。負けたことのない選手など、いまだかつて存在したことはない。

だが、一流の選手は、自分のそれまでの努力に報いようと、全てを尽くしてすみやかに立ち上がろうと努める。並の選手は、立ち上がるのが少しばかり遅い。

そして、敗者はいつまでもフィールドに横たわったままである。」

今の状況を嘆くことは誰にでもできます。しかし、この苦しい状況の中で何をするのか、良い判断、正しい行動をとり続けられるかといったことがその人や組織の価値を決めるのではないでしょうか。この結果を受け止め、何をするのか、どうやって強いチームのプレー強度に耐えられるチームになるのか、日々の取り組みを一から見直し、また一生懸命に頑張っていきたいと思います。

末尾ではありますが、応援していただいた皆様、運営にあたり尽力いただいた会場校をはじめとする関係者の皆様に深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

【女子バスケットボール】選手権予選

朝晩はかなり肌寒く、いよいよ苫小牧にも秋が近づいてきているなと感じます。本校では今週末まで中間考査が行われており、金曜から本格的なチーム練習を再開しています。

14日には浦河高校に来校いただき練習試合を行いました。選手権予選に向けての最後の実戦機会として、今まで取り組んできたファンダメンタル、チームムーブがどこまでできるのかという部分に焦点を当てて試合を行いました。結果としてはもう少しかなというのが正直なところです。自分たちのやるべきこと、やれることを十分に遂行できず、選手たちも悔しい思いをしたのではないでしょうか。翌日の練習では、できなかったことを解決しようと目的意識をもって練習に取り組んだり、朝早く来て練習前にシュート練習をしたりする部員の姿が見られました。自分を変えるのに遅すぎるということはありません。そして何かに心を動かされ、自分を変えたいと思った時が変わるには一番いい時です。前回のブログでも書きましたが、成功の鍵は「やり続けること」です。周囲の状況ではなく自分に矢印を向けて、やるべきこと、正しいことをやり続けられるチームを目指してこれからも頑張ります。浦河高校の皆さん。遠いところをありがとうございました。

さて、タイトルにも書いたように選手権予選(個人的には「ウィンター予選」のほうが馴染みがありますが、苫小牧の方はこう呼ばれることが多いですね)が来週の土日に迫ってきました。以前お知らせしたとおり対戦相手は苫小牧総合経済高校、会場も苫小牧総合経済高校で21日の13:30試合開始です。新チームになって初めての公式戦。まだまだ完成には程遠いチームではありますが、今我々にできることに全力で取り組み、一生懸命に勝利を目指します。できる限り多くの方にその姿を見ていただければと思います。ぜひ会場に足を運んでいただき、ご声援のほどをよろしくお願いいたします。