【顧問】卒業式

前回の更新から少し間が空いてしまいました。学年末考査、卒業式、学力検査と行事が続き、思うように練習ができない日が続きましたがその中でもやれることに集中して活動しています。

これだけ練習できない日が続くと久しぶりの練習がうまくいくか不安でしたが、休み明けの練習で大きく体力を落としている選手がいなかったのが印象的でした。各自で考えてコンディショニングしてきたのでしょうか。だとしたら素晴らしいですね。いずれにしろ練習の強度を落とさずに春休みに入れそうです。当たり前かつ小さいことかもしれませんがこういう部分でもチームの成長を感じることができて本当にうれしく思います。

さて、少し遅くなりましたが3月1日に本校でも卒業式が行われました。女子バスケット部からは卒業する生徒はいませんでしたが、卒業生たちの姿を見ると色々な思いが頭をめぐり、少し感傷的な気分になってしまいました。それと同時に今の2年生もあと1年で卒業すると考えると時の流れの速さを感じるとともに何とも言えない気分になります。

バスケットボール部での活動は彼女たちの学校生活における一部分です。しかし、高校の3年間という非常に濃い時間の中で時間の多くを費やし、時には自分の時間や他にやりたいことを犠牲にして取り組むものであり、ただの一部分だけではないことも事実です。3年間が終わるとき、さらにその先の人生の中で振り返ったときにバスケットボール部での活動やそれを通じた人間関係が彼女たちの財産になり、一生懸命取り組んでよかったと心から言ってもらえるような活動でありたいと強く思います。そしてそれをサポートするに足るようにもっと私自身も成長をしなければならないなと決意を新たにする一日でもありました。