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生徒会執行部より

生徒会執行部発行「Information」から

 平成23年3月11日におこった東日本大震災は、マグニチュード9.0、最大震度7という日本での観測史上最大の地震であり、同時に発生した大津波により広範囲にわたり建物が破壊され、多くの人命が奪われるという甚大な被害が発生しました。被災地の復興は多くの人々の努力によって進められていますが、原子力発電所の事故の影響やがれき処理などの問題も多く、被災者の中には、故郷に戻れず未だに避難生活を強いられている方々が大勢いらっしゃいます。
 震災後、募金やボランティア活動が積極的に行われ、支え合うことの大切さが再認識されましたが、時が経つにつれ私たちの意識は薄れつつあるのかもしれません。
 本校では保健委員が中心になった「We Wish プロジェクト」による被災地の高校との交流、「緑のバドン活動」による被災地に植樹する樹木の栽培、吹奏楽部の「チェリティコンサート」などが行われています。これらは一部の委員や部活動のみの活動ではありません。一人でも多くの人が関心を持って協力することで、活動が継続されていくのです。また、11月には福島から大貫先生を招いて講演を行っていただきました。ニュースなどではわからない被災地の現状について認識を深めることとなりました。
 震災は決して人ごとではなくいつ自分の身に降りかかるかわかりません。普段から防災意識をい高めることの重要性を教えられたのも、この震災だったのではないでしょうか。
 震災から丸3年が経過しようとしています。あらためて犠牲になられた多くの方々に対して哀悼の意を表し黙祷を捧げるとともに、被災地がよりがより早く復興することを願い、今後、私たち一人一人がどのように考え、どのように行動していくべきなのかを考える機会にしたいと思います。

保健常任委員長より

 今年の保健委員会の震災支援(We Wishプロジェクト)として緑のバトン運動を行いました。
 緑のバドン運動とは被災地から苗木を買って、大切に育てそして大きく育ったその苗木を津波で流されたキャンプ場や公園などに贈って植えてもらいます。被災地に緑を届けること!!これが緑のバドン運動です。西高校では昨年の春、生徒会で苗木を20本購入し、来年度は被災地に贈る予定です。この取り組みは今年で3年目になります。1年目は学校でお客様に呼びかけて1枚1枚、布の花びらを貼ってタペストリーを作って被災地のいくつかの学校に送りました。2年目は石巻商業高校へ同じように貼り絵を送りました。今年3年目は葉っぱにメッセージを書いてもらい、葉の茂った大木を作りました。

大木  この活動を始めるきっかけとなったのは3年前の私たちの先輩の保健委員の皆さんの被災した人たちを元気づけるために何かできないか?という一言からでした。そのたった一言から3年間をかけて被災された方のためにたくさんの人が協力してくれたことでこの活動を続けることができました。どんな些細なことでも元気づけたいという気持ちを忘れずにいることこそが、今の私たちにできる1番の支援になると思っています。
 私たち保健委員会はこれからもこの活動を続けていきたいと思っていますので、ご協力をお願いいたします。






吹奏楽部より

 私たちは来週の日曜日の16日にチャリティーコンサートを行います。そこでは募金箱を設置し、集まった募金は全日本吹奏楽連盟から被災三県の吹奏楽連盟を通じて各団体への直接支援のために届けたいと思っています。

photo  今日で東日本大震災が起きてから3年が経ち、その時間の経過と共に皆さんは震災が起きたことに対する気持ちが薄れてはいないでしょうか。現に私たち吹奏楽部員がそうでした。チャリティーコンサートをなぜ行うのか?という事を考えた時、この気持ちのままで本番を迎えてはいけない、そう思い部員全員で震災の映像を見ました。その映像では津波で家や家族を失ってしまった人、現在も原発事故が原因で家に帰れない人など多くの被害が映っていました。そこから改めて震災を知り、2011年3月11日に起きたことは絶対に忘れてはならない!このことを多くの人に伝えたいと思い、今年で3回目となるチャリティーコンサートをやりたいと思います。 もしよろしければ来週16日に行われるアイビープラザで行われるチャリティーコンサートを聞きにきてください。

大貫先生講演会の感想文より

 大貫先生の講演会を聞いて、初めて知った事実や改めて思ったことがたくさんありました。自分が家に帰れば家族がいて、学校に行けば友人がいて授業が受けられるという普通の環境にいることが、どれだけ幸せなことなのか、改めて気づかされました。
 3月11日の次の日に私たちは中学校の卒業式でした。不安な気持ちでいっぱいのまま、卒業式に出たことを今でも忘れることは絶対にありません。東北の人たちは自分よりずっとずっと辛い思いや体験をしたんだと思うと、胸が苦しくなります。
 私と同じ年の高校生が母校へ一度しか行ったことがないまま、卒業を迎えようとしていると言うことを聞き悲しくなりました。
 講演会で印象深かったものは、2011年3月12日の新聞がそのまま山積みにされて残っていた写真です。街に人はいなくなり、配る家もなくなったというのをあの写真が物語っているようでした。
 テレビなどで見てはいましたが、実際にどれくらいの人がどこへ避難しているのか、自分と同じ高校生がどのような生活を送っているのか細かくは知りませんでした。復興も進んでいると勝手に思っていましたが、実際には現地に入れなく、そのままの状態であることを初めて知りました。きっと私が想像もできないくらい、苦しくて悔しくて言葉では言い表せないほどの心情だと思います。
 あのときのことを忘れかけてきた頃に、このような話を聞けて本当によかった思いました。
 被災地の復興を願うとともに、これから自分にできることを小さなことでもいいから見つけていこうと思いました。

生徒会長より

 皆さんは東日本大震災の恐怖や悲しみ、被災者の方々の苦しみや怒りを今でもはっきり覚えていますか?
 ニュースでの報道も年々減り、時の経過とともに自分の中でも震災の記憶は薄れてきています。しかし、だれもがあの悲惨な事実を忘れてはいけないと思っています。
 私は東日本大震災での大津波をニュースで見たとき、こんなにも簡単に街は壊れるのかとショックを受けたのを覚えています。多くの人が亡くなり、建造物はぐちゃぐちゃになって流れていき、自然災害は本当に恐ろしいものなのだと感じました。
 復興支援活動やボランティアは今も必要とされています。この震災を過去のものにしてはいけません。これからも私たちは被災地の状況について向き合わなければなりません。
 昨年11月に講演会をしてくださった大貫先生が言っていました。これからの日本を作っていくのはあなたたちだと。あの講演を通して被災地の今の姿を知った私たちが、その悲惨さを絶対に忘れてはいけません。震災で生じた様々な問題に対する自分の意見を持ちましょう。そしてこれからの日本作りに反映させていきましょう。
 まもなく地震が発生した14時46分になります。私たちの気持ちを一つにして黙祷を捧げ、犠牲となった方々に心からお祈りしましょう。

14:46  皆さん、姿勢を正してください。

 黙祷

 ありがとうございました。

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