苫西燦燦(さんさん)


 涼しければ温かく、暑ければさらに熱くなる。西高生一人一人の情熱が集結し、青葉町の学舎が若者文化の発信元となり、照り輝く時が今年も巡ってきた。
 生徒が、保護者・地域の方々が待ちに待った苫西高伝統行事の第56回西高祭が始まる。オープニングで吹奏楽部演奏の軽快な旋律に反応し、自然と身体が動き、早くもヒートアップする。何度も何度も繰り返し練習したクラス対抗歌合戦やパフォーマンス、出番を終えホッとする間もなく胸が詰まって、目から涙があふれる。やった、安堵感と普段味わうことの少ない爽快感や充実感の波が押し寄せる。頑張ってよかったとクラス仲間の誰もが心から思う。そのような西高生の純粋な姿・明るいエネルギーに保護者や地域の方々はいつも心奪われるという。
 西高祭の成功に向けて、誠実に努力することが、自分自身を磨き、周囲の人たちとの心の結びつきを深める。また、地域に元気・活力を与えることにもつながる。このことが伝統的行事といわれる所以である。
校長 鈴木 哲 (プログラムより)